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平成30年5月28日市長定例記者会見

        

   市長就任から約3か月が経過しましたが、津山市政は非常に厳しい局面にあると痛感しており、明るい津山の未来を切り拓くことが、私に求められている使命と強く認識しております。
 少子高齢化、人口減少という「国難」ともいうべき危機的状況は、本市においても大きな課題であり、また、厳しい財政状況は、市政運営を硬直化させていると受け止めております。
  6月定例会での所信表明におきましては、こうした認識を踏まえた、市政運営に対する私の考え方を申し述べさせていただく所存であり、「財政再建の断行と経済活性化」、「少子高齢化の抜本対策」、そして「将来を見据えた人材育成」の3つの重点課題を中心に、その解決に向けた方向性をお示ししたいと考えております。
 

6月定例市議会への提出議案について

 今議会に提出いたします議案等は、補正予算議案1件、条例議案7件、その他議案10件及び報告案件3件の計21件でございまして、本日、議案を送付いたしております。
   また、追加で送付する議案といたしまして、人事案件1件を予定いたしております。

 

「農林部の新設」について

 私が、市長選挙の公約として掲げた「津山八策」の中でも申し上げてまいりましたが、7月から農林部を新設し、本市の農林業を強くて儲かる産業へ変えていくための取り組みを進めてまいりたいと思います。
   組織機構としては、産業経済部に設置しております、「農業振興課」、「農村整備課」、「森林課」の3課に加えて、新たに「ビジネス農林業推進室」を設置することといたします。
   この「ビジネス農林業推進室」を農林部の主管課として位置づけ、内外の調整や農林業ビジネスモデルの構築に向けた検討、販路拡大、販売力強化などにあたらせたいと考えております。
   なお、農林部の新設につきましては、関係条例の改正が必要となりますので、6月議会に条例改正を提案してまいります。
   また、農林部の新設のほか、組織のスリム化と効率的な行政執行を図るため、四つの部が関係する機構改革を行うこととしました。
   主な内容ですが、まず、総合企画部において、政策調整室と地域創生戦略室を統合し、「みらいビジョン戦略室」とし、重要政策の企画立案や政策全般の調整について、より効率的で柔軟な実行体制といたします。
   次に、財政部において、財政課を二つに分割し、財政課に加え、FM推進係と管財係からなる財産活用課を新設します。これは、予算措置をする部署とファシリティマネジメントなどで施設関係予算を要求・執行する部署を分離することで、財政規律を適正に維持していくことを意図したものです。
   続いて、環境福祉部では、環境政策に関する業務を一元的に取り扱うため、低炭素都市推進室を廃止して、環境生活課に低炭素都市推進係として再配置します。また、環境生活課には、特定空家等の対策を強化するため、空家対策係も新設します。
   次に、都市建設部では、都市計画に関することや社会インフラの管理に関することを一元的に取り扱うため、建築住宅課と公園緑地課を廃止し、管理課と都市計画課にそれぞれ係として再配置します。
   その際、建築住宅課の建築営繕係は財産活用課のFM推進係に統合することとします。
   この機構改革により、現行の15部14室52課体制が、16部13室51課体制となります。

 

6月補正予算(案)の概要について

 6月議会に提案する一般会計第1次補正予算は、11億198万4千円を追加し、補正後の予算総額は487億198万4千円となっております。
 本年度当初予算は、市長選挙による骨格予算としていたため、今回の補正予算はその肉付けとして、当初予算で計上を見送っていた総合計画主要事業、総合戦略事業などの施策や補助金などの政策的経費について、私の選挙公約をはじめとする政策方針に従って計上しております。
   主な事業としましては、まず、子育て支援策として、幼稚園や保育園・保育所に通園・通所する、3歳児から5歳児までの第2子の保育料について、所得制限を設けた上で無償とするため、民間幼稚園等への運営費負担額として457万円を、公立保育所等の無償化に伴う市の負担額として1,814万円を計上しております。
   また、放課後児童クラブ支援員の処遇改善のための「キャリアアップ処遇改善事業」として1,376万円を計上しております。
   農商工関連では、津山産小麦の生産や販路拡大を目指す「津山のほほえみブランド化事業」として365万円を、つやま和牛の増産や販路拡大を目指す「つやま和牛ブランド化事業」として557万円を、また、津山商工会議所と岡山大学との包括連携協定による、未来の人材育成を目指す「産官学連携事業」として補助金275万円を計上しております。
   道路整備関連では、「総社川崎線:沼-林田工区整備事業」として1億1,880万円を、市内幹線道路の歩道整備や 交差点改良を行う「交通安全整備事業」として2億4,312万円を、教育費関連では、全小中学校へ市単独で配置するための「教師業務アシスト員配置事業」として 364万円を、市内全中学校の部活動指導体制の充実を推進するための「部活動指導員配置事業」として203万円を、さらに、教育環境の早期整備を図るため、市内全小中学校のICT環境を、計画より先行して整備する事業として1,531万円などを計上しております。
 
 

子育て支援の充実について

   私は、子育て支援の施策を少子高齢化時代における基幹施策と位置づけており、具体的には、子どもの成長段階に応じたきめ細かな取組みを進めてまいる所存であり、就学前における子育て支援策として、国の動きに先んじた、保育料の段階的な無償化の取組みの加速化を考えております。
   現在、第3子以降の保育料については、完全無償化しておりますが、先ほど補正予算の概要で申し上げましたとおり、所得制限を設けた上で、3歳児から5歳児までの第2子の保育料を、本年9月分から無償化するための予算を提案しております。
   また、入所児童数が年々増加している放課後児童クラブにおきましては、児童の安全・安心な居場所であるための環境の充実や、児童クラブ職員の安定的な確保のため、放課後児童支援員のキャリアアップと賃金改善に必要な処遇改善を目的とした事業を創設する予算も提案しております。
 今後も、妊娠から出産、子育てに至るまでの総合的、効果的な支援を行うことにより、安心して子どもを産み育てられる社会の構築を図ってまいります。

 

教育環境の充実について

   本市の将来を担う創造性豊かな人材を育成するため、その基礎となる確かな学力の向上への取り組みは、大きな課題のひとつであり、そのための学習環境の整備充実は極めて重要であると考えております。
   本市におきましては、ICT機器を利用し、子どもたちの興味関心を高め、分かり易い授業を行うための環境の整備を、29年度から31年度にわたる3か年の計画として進めておりますが、私としては、できるだけ早期に整備を図ることが極めて重要であるとの判断から、本年度中に大規模改修工事を行う学校を除き、すべての学校への導入を完了させる方針といたしました。
   また、学校現場では、教職員の長時間勤務が全国的な問題となっております。教職員の業務の明確化と負担の軽減も考慮しながら、先生方には、児童生徒としっかり向き合っていただく時間を確保し、教育活動に専念していただきたいと強く思っております。
   そのため、県が一部の小中学校に配置している、教師業務の補助を行う「教師業務アシスタント」について、今年度から全小中学校に配置となるよう、県が配置していない学校18校に市単独で配置を行います。そして、中学校の「部活動指導員」についても、全校に配置する方針といたしました。
 
 

企業の投資促進に係る新たな固定資産税の特例措置について

   今議会におきまして、本市における、企業の生産性向上や立地の促進を図ることを目的に「津山市税賦課徴収条例の一部を改正する条例」及び「津山市地域経済牽引事業の促進に係る固定資産税の課税免除に関する条例」の議案を提出したところであります。
   これらの条例は、成長性が見込まれる企業の立地や効果的な投資を促進し、持続可能な地域経済基盤の構築につなげていくことを目的として、工場等の建物や償却資産など、対象となる固定資産に対する税制上の特例措置を講じるものであります。
   国においては、5月16日に成立した「生産性向上特別措置法」と、昨年施行された「地域未来投資促進法」に基づき、いずれも3年間を上限に、固定資産税の特例措置を講じた自治体に対して減収分の75%を補填することとしております。
   本市としましても、こうした国による法施行の機会を的確にとらえ、対象となる固定資産の税額を3年間ゼロとし、自治体の裁量で設定できる最大限の特例措置を講じることで、企業の投資を促進するとともに対象企業が国の助成制度を受けやすくなる環境を整え、地域産業の振興と経済基盤の安定化につなげてまいりたいと考えております。

 

おかやま出会い・結婚サポートセンター県北支所の設置について

 本年8月、「おかやま出会い・結婚サポートセンター県北支所」が、アルネ津山4階の地域交流センター内に開設される運びとなりました。
 「おかやま出会い・結婚サポートセンター」は、岡山県が設置する結婚支援のための活動拠点ですが、これまでは県南に1か所しかなく、県北地域在住の方にとっては利用しにくいことから、県に対して要請する中で、初めての支所設置が実現したものです。
 県北支所は、結婚支援システム「おかやま縁むすびネット」への登録や閲覧ができる 常設の会場となるとともに、独身男女の出会いの場の支援や、イベント・セミナーの開催、「結(むす)びすと」と呼ばれるボランティアの方による 引き合わせや交際についてのサポートを行う予定となっております。
 本市といたしましても、少子高齢化、若者の地元定着の対策が求められている中で、岡山県の結婚支援における活動拠点が設置されることは、出会いの場が創出され、さらに、多くの方が利用されることにより、都市機能の充実や中心市街地のにぎわいの創出といった面からも、非常に有効であると考えております。
今後、新たな活動拠点の設置を契機に、これまで以上に岡山県と連携しながら結婚支援策を拡充し、人口減少・少子化対策、若者の地元定着を図ってまいりたいと考えております。

 

新しい公立幼稚園について

   高野本郷地内及び二宮地内に建設中の新しい公立幼稚園の園名が決定いたしましたので、ご報告いたします。
   新しい幼稚園の園名は、東エリアは「津山市立つやま東幼稚園」、西エリアは「津山市立つやま西幼稚園」です。
   この新しい公立幼稚園の園名につきましては、今年2月に公募を行い、その後、「園名選考委員会」において選考、ご提案いただいたものを市において、選定したものです。
   これら2つの幼稚園は、「津山市教育・保育施設再構築計画」に基づきまして、園児数の大幅な減少、施設の老朽化などの課題への対応を図り、望ましい集団教育を確保するとともに、津山市の子どもたちにとって、適切な幼児教育環境整備のために、12園を2園に再構築するもので、平成31年4月に開園してまいります。
   ただし、「つやま西幼稚園」につきましては、1学期間は、現在の鶴山幼稚園の園舎で運営することといたします。
   これは、造成工事における岩盤掘削への対応などに、想定を超える日数を要したことから、当初工期での建設工事完了が困難となったためです。新園舎の完成は、来年8月となる見込みで、夏休み期間中に受け入れ態勢を整え、2学期からは二宮の新園舎で 幼稚園運営を行ってまいります。
   園児・保護者・地域の皆様にはご不便とご迷惑をおかけいたしますが、何よりも子どもたちの健やかな成長に支障をきたすことがないよう、また、安全な通園環境の確保にも全力で取り組んでまいります。
 「つやま西幼稚園」は「二宮公民館」との複合施設として建設中ですが、公民館につきましても、供用開始までの間、引き続き現在の建物を使用して活動をお願いすることになります。地域の皆様にはご不便とご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。

 

 米軍単独訓練の受け入れについて

   私は、就任直後の3月議会において、国防という極めて重要な国策に協力していく必要があることから、日本原演習場における米軍単独訓練の受入を容認していくことを決定いたしました。
今後は市民の安全、地元の要望が守られるよう、中国四国防衛局と覚書を交わし、覚書の締結をもって米軍単独訓練の受入れを正式に容認することとします。
   また、米軍に直接求める遵守項目については米海兵隊岩国基地司令官宛に申し入れを行ってまいります。

   覚書[17KB Wordファイル]
 申入れ[12KB Wordファイル]

 

加茂支所の建て替えについて

    平成27年度に耐震診断を実施したところ、現在の加茂支所は震度6強程度の地震が発生した場合、倒壊のおそれがあることが判明し、また、庁舎の多くが空きスペースになっていることや、施設全体が老朽化していることから、建て替える運びとなりました。
新しく建設する加茂支所は、現在の場所に、加茂町公民館に接する形でバリアフリーやユニバーサルデザインを重視し、県産材を使用した木造平家建てとして建築し、市民活動の拠点施設である公民館と行政窓口が一体化した複合施設として整備します。
公民館との複合化により、市民の利便性の向上、公民館と支所の相互連携などが期待でき、地域の核となる拠点づくりや賑わいの創出など、公共施設再編における今後のモデルケースになればと考えております。
    なお、現支所の取り壊しと新支所の建設工事期間中となります、平成30年10月から平成31年11月までの間は、加茂町文化センターを仮庁舎として業務を行います。
工事期間中は大変ご不便をおかけしますが、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

 

 平成30年度健康診査とがん検診について

   本年度も、6月から、特定健診、高齢者健診、各種がん検診を実施します。
   今年度から新たに、集団健診の予約専用電話とインターネット予約システムを導入し、より手軽で受診しやすい環境を整えました。
   健診は、市民の皆さんが健康で暮らすために、大変重要なものです。生活習慣病予防のためにも、是非健診を受けていただきますよう、よろしくお願いします。

 

『つやまの民話』の刊行について

   市史編さん事業として平成25年度から着手している新修(しんしゅう)津山市(つやまし)()は、通史編6巻と資料編4巻、そして今回刊行した別巻とで構成し、順次発刊を予定しております。
   今回、多くの市民の皆さんのご協力をいただき、津山市内に伝わっている民話を集めた新修津山市史別巻『つやまの民話』を皮切りに、いよいよ新修津山市史の刊行がスタートします。
 是非、お手に取り、お読みいただきたいと思っております。                        

 

この情報に関する問い合わせ先

津山市 秘書広報室(広報)
  • 直通電話0868-32-2029
  • ファックス0868-32-2152
  • 〒708-8501岡山県津山市山北520
  • Eメールkouhou@city.tsuyama.lg.jp