ペットを飼うためのルール
ペットを飼うときに他人に迷惑をかけないことは、飼い主としての最低限のマナーです。
周りの方がみんなペットが好きとは限りません。
放し飼いにしたり、鳴き声やフンでご近所に迷惑をかけていませんか。「室内犬だから」「小さいから大丈夫」などと思わず飼い主の責任として、可愛いペットが近隣トラブルの原因となってご近所から嫌われないようにしてあげてください。
犬の放し飼いは禁止です
犬を飼う際は人に危害を加えないよう、必ず鎖や綱などで繋ぐか囲いの中で飼いましょう。
放し飼いにしていると、交通事故にあったり咬傷事故の原因になります。
また、放し飼いでの散歩は、ご近所の方や道路を通行する方にとっては、とても迷惑な行為です。散歩や運動をさせる際には、必ず引き綱・リードなどで制御できるようにしましょう。
フンの始末は飼い主の責任です
ペットのフンの始末は飼い主の責任です。
散歩の際、道路や公園などにフンをした時は必ず持ち帰りましょう。
「小さいフンだから」など、飼い主の勝手な解釈で放置しないようにしましょう。
猫は室内で飼いましょう
猫は、放し飼い禁止の法律・条令などはありませんが、車にひかれるなどの交通事故、予期せぬ妊娠、感染症の回避などのため、あるいは他人の家に侵入などの迷惑を防ぐためにも、猫はできるだけ室内で飼いましょう。
野良猫にエサを与えていませんか
飼い主のいない猫(野良猫)にエサを与えることは、エサの食べ残しやフンの始末など、地域住民の環境に配慮した対応が同時に求められます。
本当に猫の事を思うなら、猫のために生涯にわたり責任を持って世話をしてくれる飼い主を探すことが重要です。
エサを与えるのであれば、飼い猫として室内飼いで生涯にわたり飼ってあげてください。
また、野良猫問題を地域の生活環境問題としてとらえ、地域住民が主体となって適切に管理していく活動は「地域猫活動」と呼ばれ、岡山県動物愛護センターでは、「岡山県地域猫活動支援事業」が行われています。
地域猫活動の支援についてhttps://www.pref.okayama.jp/page/583790.html
繁殖を望まないなら
繁殖を望まない場合は、飼い主の責任で繁殖制限をしましょう。
不妊・去勢手術は犬や猫に害のあるものではなく、不幸な子犬や子猫をつくらないための最良の方法です。
去勢手術を受ける際には、岡山県動物愛護財団(086-724-3288)の助成事業も行われています。
岡山県動物愛護財団 http://ww9.tiki.ne.jp/~okadouaizai/html/zaidan_zyoseizigyou.html
一生飼いつづける責任を果たしましょう
一度飼い始めたペットには愛情を持って接し、家族の一員として寿命をまっとうするまで飼いつづけることが飼主としての責任です。
「清潔な環境」と「しつけと適度な運動」を心がけ、ペットも飼い主も快適に過ごせるようにしてあげましょう。
もしも飼うことができなくなったら
やむを得ない事情でペットを飼い続けることができなくなったら、新しい飼主をみつけるよう努力してください。
万が一にも山野に放したりしてはいけません。餓死したり野生化して人間に危害を及ぼしたりすることになります。また、輸入動物など種類によっては生態系に影響を及ぼすこともあります。
一時預かりボランティアについて
岡山県動物愛護センターでは毎年約300頭の犬と約200頭の猫が収容されています。そのうち、犬では授乳が必要な離乳前の子犬は10%未満と少ないのですが、猫では85%以上が子猫で、そのうちの半数を離乳前の子猫が占めています。この小さな命を可能な限り救い、さらなる譲渡推進と殺処分数の減少を目指すため、令和2年4月より、一時預かりボランティア登録制度を開始しています。詳しくは、以下のリンク先からアクセスをお願いします。
〇動物愛護センター一時預かりボランティア紹介ページ
ペット防災手帳を作成しました
災害時において、飼い主とペットが安心して対応できるように、事前の準備・心構えの一助となるよう、津山市版「ペット防災手帳」を作成しました。万が一のときに備え、大切なペットを災害から守れるよう、ペット情報などを記入した防災手帳をご活用ください。〇津山市版「ペット防災手帳」
【使用方法】
上記リンク先からPDFファイルをダウンロードしていただき、両面印刷の上、必要事項を記入しご活用ください。
通常は四つ折りの状態で保管いただき、活用の際は開いてA4用紙一枚ものとしてお使いください。
この情報に関する問い合わせ先
- 津山市 環境生活課(環境保全衛生係)
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- 直通電話0868-32-2055
- ファックス0868-32-2158
- 〒708-8501岡山県津山市山北520 市役所1階
- Eメールkankyou@city.tsuyama.lg.jp