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令和5年10月13日市長定例記者会見

令和5年10月13日市長定例記者会見

記者会見の様子
*手話通訳が付いた動画を市公式Youtubeチャンネルで見ることができます
市公式Youtubeチャンネル(概要欄に目次を付けています)

 

会見内容

冒頭あいさつ

季節性インフルエンザの感染が、例年より早く拡大しており、新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念されております。
本市では、新型コロナワクチンの秋開始接種に加えて、季節性インフルエンザの予防接種についても、高齢者子どもを対象に今月(10月1日)から費用助成を行い、接種しやすい体制としております。
住民の皆さまには、新型コロナウイルス感染症に対する医療体制を確保するためにも、接種をご検討いただきますようお願いいたします。
 
先月、9月15日から24日までの10日間、津山城におきまして、津山城ナイトイルミネーション「TSUYAMAGIC」を開催いたしました。
今回は、「10日間」という短期間ではありましたが、予想を遥かに超える「1万人」以上の方にご来場いただき、幻想的な光に包まれた「夜の津山城」を楽しんでいただきました。
ご来場いただきました皆さま、大変ありがとうございました。
 
また、今月、22日(日曜日)には、リオデジャネイロオリンピック金メダリストである体操の白井健三さんをお招きし、講演会と体操教室を、加茂町スポーツセンターB&G海洋センター体育館で開催いたします。
リニューアルした体育館アリーナにて、講演会を午前9時から行い、講演会終了後には、隣接する体操練習場におきまして、白井さん自らの演技披露と加茂体操スポーツ少年団員を対象とした体操教室を開催します。
なお、白井さんはジュニア時代、当練習場で合宿経験もあるとお伺いしています。どうか、参加者の皆さまには、白井健三さんとの有意義な時間をお過ごしいただくとともに、体操の迫力ある演技と魅力に触れていただく良い機会になればと期待しているところです。
 
そして、スポーツで、うれしい知らせが続いております。
先月、フランスで開催された、欧州・DPワールドツアー「カズー・フランス・オープン」において、本市出身の久常涼選手が、見事、初優勝を果たされました。
これは、日本勢として3人目となる快挙であり、津山市を代表し、心よりお祝いとお慶びを申し上げます。
続いて、今月8日まで、中国・杭州で開催されました、アジア最大のスポーツの祭典、第19回アジア競技大会、「テニス女子シングルス」において、本市出身の加治遥選手が、見事、銅メダルを獲得されました。心よりお祝いとお慶びを申し上げます。
そして、今月、鹿児島県で開催されています国民体育大会において、本市出身の岡田直也選手が、リオデジャネイロから2大会連続五輪代表の実力どおり、ライフル射撃 成年男子の「エアライフル立射」で大会新記録により優勝、また、「エアライフル伏射でも優勝され、2種目制覇を達成されました。心よりお祝いとお慶びを申し上げます。
今大会でのそれぞれの結果は、本市の住民の方々にとっても喜びであり誇りでもあります。輝かしい成績を残された久常選手、加治選手、そして岡田選手の今後の更なるご活躍を期待しております。

 

1 津山市スマートシティ推進協議会の設立について

10月24日(火曜日)午前10時30分から、津山鶴山ホテルにて、「津山市スマートシティ推進協議会」の設立総会を開催します。
本協議会は、昨年度「津山市スマートシティ構想」策定に関わった、本市を含む5団体による協議体を基礎とし、構想に基づき、産学官民が連携して「スマートシティ」を推進するために、市内企業、ITベンダーなどにご賛同いただき、設立するものです。
この度、本市を含む市内外の計17団体の皆様に、積極的なご参加をいだいております。
主な取組は、行政をはじめ各会員団体が保有するデータを共有・活用する「データ連携基盤」の運用、会員相互のデータ利活用やデジタル技術を効果的に活用した地域課題の解決等について、調査研究を行います。
今後は、現在、本市で構築を進めております「データ連携基盤(令和6年2月運用開始予定)」のデータ連携方法等について研究を進めるとともに、データの収集と分析により、新たなサービスの創出や産業の活性化など、地域課題の解決と持続可能な地域の実現を目指して、産学官民共創のもと、取り組んでまいります。
 

2 台湾 彰化市との観光協定締結について

この度、日本航空様、台北駐大阪経済文化辦事處様、台湾観光協会大阪事務所様のご協力のもと、11月17日、台湾の彰化市様と観光協定を結ぶことになりました。
台湾 彰化市には、「彰化扇形車庫」という、旧津山扇形機関車庫と同様の機関車庫があり、このつながりから、昨年はじめて彰化市と連携したイベントを津山まなびの鉄道館で開催しました。
このご縁をさらに発展させ、両市で観光協定を締結することで、鉄道のまちとして知られる、両市の観光資源を相互に、観光プロモーションなどの連携事業を通じ、観光振興を促進します。
今年度は、両市においてパネル展の開催を予定しており、今後についても、継続的に連携事業を進めて参りたいと思います。
会見の様子
 

3 津山まちじゅう博物館構想具現化策の取組状況報告について

4月に、本構想を具現化するためのエンジンとなりますコンソーシアムにおきまして、本年度実施する事業について決定をいただき、随時取り組みを進めているところであります。
今回、時間の都合もありますので、3つ報告させていただきます。
ひとつは、津山ならではのイベント開催として、宇田川榕菴が作り出した「珈琲」という字にちなんだフェアを開催します。
11月18日(土曜日)から19日(日曜日)まで、場所は、津山国際ホテル跡地を予定しています。
市内外から、珈琲、フード事業者などに出展いただくとともに、珈琲にあうお菓子づくりのための基礎データを収集するため、津山地域のお菓子業者5社によるアンケート調査を実施することとしております。
次に、津山出身の洋学者で、東京大学の前身であるといわれる蕃書調所で主席教授を務めた箕作阮甫に、あらためてスポットを当て、顕彰することで、津山人の気質、アイデンティティを探る「(仮称)デジタル絵本 箕作阮甫-日本最初の大学教授-」の制作に着手いたします。
最後に、にぎわい創出・啓発PR事業として、オリジナルピクトグラムを活用した情報デザイン事業、これも仮称になりますが「まちの体験路線図」の作成を進めることとしております。
この事業は、点在する津山の魅力を種類やジャンルごとに、ピクトグラムでわかりやすく示し、WEB上で、容易に検索できたり、現地の画像やルートを確認できるとともに、インスタグラムなどのSNSと連動させることで、他の媒体を通じた広範囲な情報発信につながるものとしたいと考えております。
 

4 津山まつりについて

10月15日に大隅神社、10月22日に高野神社、徳守神社でまつりが開催されます。
400年以上にわたり継承されていた本市の文化事業で、三神社の祭礼を中心に、関係町内会所有だんじり39台が市内中心部各所を練り歩き、津山の伝統文化を披露いたします。
さらに、今年度は、徳守神社の御神輿の御神幸が4年ぶりに行われ、地域全体が「共に輝く未来へ」をテーマにまつりを開催いたします。
また、大隅神社関係まつりではイーストランド、高野神社まつりではウエストランド、徳守神社まつりでは奴通りで催しも行われますので、ぜひ津山の伝統的なまつりをお楽しみください。
 

5 作州民芸館リニューアルオープンイベントについて

明治42年に建築された作州民芸館は、現在まちの駅として、観光客のみならず地域住民の集いの場としても広く活用されています。
この作州民芸館は、施設の老朽化や利用者数増に対応するため、これまで、トイレ、キッチンスペース、空調等の改修を行っておりましたが、屋根や外壁などの改修工事が10月中旬に完了することとなりました。
つきましては、改修工事終了を記念して、城西まちづくり協議会主催により、11月5日(日曜日)午前10時からリニューアルオープンイベントを開催することと致します。
イベント内容については、主なものとして、県内の公共施設や作州民芸館を手がけた建築家 江川三郎八先生に関する講演会や、市内で活躍されている方々による音楽イベント、「野菜と魚の市」や屋台などの出店も予定していますので、みなさまお誘いの上ご来場ください。
 

6 つやまロボットコンテストとプレイベント「TEPIA先端技術館 プログラミング体験広場in津山」の開催について

平成8年度から毎年開催し、今回で28回を数える「つやまロボットコンテスト」を12月17日(日曜日)に、津山総合体育館で開催します。
これに先立ち、プレイベントとして、一般財団法人 高度技術社会推進協会(通称:TEPIA)によるイベントを、11月26日(日曜日)、アルネ・津山4階の津山市地域交流センターで開催します。
対象は津山市及び周辺の小中学生で、同協会が用意するドローンやロボットなどの教材にプログラムを入力して動作させることを実際に体験して、プログラミングに関心を持ってもらうとともに、ロボコンを広く周知することで若年層の「ものづくり」意識の高揚や理系人材の育成につなげる狙いです。
当イベントはTEPIAのアウトリーチ事業として、毎年全国各地で開催されており、今回岡山県内では初めての開催となります。
なお、イベントで参加者の体験をサポートする「チューター」を津山高専及び美作大学の学生が務める予定です。
会見の様子
 

7 ふるさと作州のつどい・ふるさと応援オンラインツアーについて

ふるさと作州のつどい」は、津山圏域と首都圏とのネットワークを深めることを目的に、首都圏在住の津山圏域出身者や、県北にゆかりのある方々との交流を図るため、3年に一度開催していたもので、前回は令和元年度に実施いたしました。
その後のコロナ禍で、開催を見送らざるを得ない状況が続いておりましたが、今年度、来月の11月に、少し形を変えて開催する運びとなりました。
今回は、津山圏域の「まち」と「人」、地域で活躍する人や出身者、ゆかりのある人、関心がある人などをつなぐ「関係人口創出イベント」として実施し、自宅に居ながら地域の魅力を知ることができるオンラインツアーと、首都圏在住の津山圏域出身者やゆかりのある方々との交流を楽しみながらネットワークを深めることができる懇親会を、東京都港区にある「とっとり・おかやま新橋館」で行います。
多くの皆様に、ご参加いただき、交流を図りながら、津山圏域の魅力を広く発信してまいりたいと考えております。
 

8 津山市役所本庁舎東側外壁LEDビジョン運用開始について

本事業は、市役所にご来庁の皆様に、行政情報を届けることを目的として大型LEDビジョンを設置し運用を開始したものであります。
民間提案制度による広告事業として、市役所の庁舎外壁に大型LEDビジョンを設置することは、全国自治体初の取り組みということでございます。
本市では、令和元年度から民間提案制度を本格実施しているところあり、その中で、リコージャパン株式会社様には、いち早くご賛同いただき、本事業について、ご提案をいただきました。
また、長田広告株式会社様におかれましても、提案者のリコージャパン株式会社様との連携により、事業実施者として当事業に参画いただいているところです。
去る9月28日には、運用開始式を開催したところであります。
なお、このLEDビジョンは、地域の団体や事業者の広告掲載料により設置にかかる費用をまかなうことで、市費の持ち出しは発生いたしません。
このような公民連携による取組を積み重ね「活性型行革日本一のまちづくり」として、住民サービスの向上・地域内ビジネスの創出・行政コスト削減の「三方良し」を目指して、更なる活性型行革に取り組んでいく所存です。

この情報に関する問い合わせ先

津山市 秘書広報室(広報)
  • 直通電話0868-32-2029
  • ファックス0868-32-2152
  • 〒708-8501岡山県津山市山北520
  • Eメールkouhou@city.tsuyama.lg.jp