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ワーク・ライフ・バランスや女性活躍の推進について考えてみませんか?

 皆さんは、「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」や「女性活躍推進」という言葉を知っていますか。
 男女がともに、仕事と生活の両立が充実した自分らしい生き方や働き方について、みんなで考えてみましょう。

ワーク・ライフ・バランスって?女性活躍推進って?なに??

 ワーク・ライフ・バランスとは、働くすべての人が、子育てや介護、趣味や学習、休養、ボランティア活動などの仕事以外の「生活」と「仕事」との調和を図り、両方を充実させる生き方や働き方のことです。
 仕事と生活に割く時間を半分ずつにして、バランスを保とうというものではありません。また、残業をしていないので問題はない、休暇が取れているから充実している、といった単純なものでもありません。仕事がおもしろいと感じ、仕事に集中することで生活が充実する場合もあります。仕事と生活の中で、どこに重点を置きたいかは、子育て期や中高年期など、それぞれ個人の人生の段階によって変わってくるものです。
 女性の活躍を推進する社会とは、男女問わず平等な雇用機会と待遇確保により、いわゆるM字カーブ問題(※)解消に向けた女性の就業率の向上や男女がともに幅広い職種や業務で能力を発揮できることを目指すものであり、育児や介護などのために離職しなくてよい職場環境整備、また一度離職した女性の再就職の支援や積極的な女性管理職の登用など様々な取組が求められています。
 ワーク・ライフ・バランスや女性活躍を推進することは、その人がやりがいや充実感を感じながら働き、仕事での責任を果たしながら、人生のさまざまな段階に応じた生き方が選択・実現できる社会です。

 (※)日本の女性の労働力率を年齢階級別にグラフ化したとき、30歳代を谷とし、20歳代後半と40歳代後半が山になるアルファベットの「M」のような形になること。これは結婚や出産を機に退職する女性が多く、子育てが一段落すると再就職するという傾向のため。なお、国際的に見ると、アメリカやスウェーデン等の欧米先進国では、子育て期における就業率低下はみられない。
 

みんなが取り組めているの?

 市が平成28年度に実施したアンケートでは、ワーク・ライフ・バランスについて「言葉は知っているが、内容までは知らない」と答えた人が多くいました。
 また、生活の中で理想とする優先度を尋ねたところ、「仕事を優先したい」を選んだ人より「家庭生活を優先したい」や「仕事と家庭生活をともに優先したい」を選んだ人の割合が高くなりました。しかし、実際の生活の中での優先度では「仕事を優先している」人の割合が高いという結果になりました。
 アンケートの結果から、誰もが取り組めている状況であるとはいえませんが、働き方の多様性が進む中で、その人らしい生き方や働き方について、働く人と企業がみんなで考えていこうという輪が広がっています。

  平成28年度実施 津山市男女共同参画市民アンケート調査 結果報告 (関連ページへ)

  平成26年度実施 津山市ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)実態調査 結果報告書(関連ページへ)
 

どんな良いことがあるの?

 ワーク・ライフ・バランスを充実させることは、働く人やその家族だけでなく企業にもメリットがあり、社会全体の活性化につながります。
 


 

津山市の取組

 津山市ワーク・ライフ・バランス推進企業認定制度 (関連ページへ)
  たくさんの企業がワーク・ライフ・バランスの実現に取り組んでいます。
 
 津山市ワーク・ライフ・バランス及び女性活躍推進アドバイザー派遣事業 (関連ページへ)
  津山市では、企業などへのアドバイザーの派遣を行っています。ご利用ください。
 
 セミナーの実施 (関連ページへ)
  個人のワーク・ライフ・バランスや家庭内でのパートナーシップなどをテーマにセミナーを開催しています。
 
 企業取組事例集の発行
  津山市内でワーク・ライフ・バランスや女性活躍を積極的に推進している企業の取組をまとめた事例集を発行しました。
   〇 全編一括ダウンロード[8,093KB PDFファイル]

   各ページダウンロード
   〇 01 表紙[356KB PDFファイル]  〇 02 まえがき[1,083KB PDFファイル]
   〇 03 取組事例 1(IKOMAロボテック株式会社)[748KB PDFファイル]
   〇 04 取組事例 2(菅田株式会社)[552KB PDFファイル]
   〇 05 取組事例 3(共和機械株式会社)[521KB PDFファイル]
   〇 06 取組事例 4(株式会社ダンケ)[665KB PDFファイル]
   〇 07 取組事例 5(株式会社中電工津山営業所)[607KB PDFファイル]
   〇 08 取組事例 6(津山工業高等専門学校)[589KB PDFファイル]
   〇 09 取組事例 7(津山信用金庫)[482KB PDFファイル]
   〇 10 取組事例 8(株式会社日本政策金融公庫津山支店)[574KB PDFファイル]
   〇 11 取組事例 9(社会福祉法人日本原荘)[337KB PDFファイル]
   〇 12 取組事例10(株式会社和田デザイン事務所)[568KB PDFファイル]
   〇 13 津山市の施策について[839KB PDFファイル]  〇 14 裏表紙[301KB PDFファイル]
 
 共同参画だより「えすぽあ」の発行 (関連ページへ)
  働き方改革や女性活躍を推進している企業などへのインタビューを掲載しています。
 
 市職員の働き方改革
  津山市役所イクボス宣言(関連ページへ)
 
  〇 働き方改善推進本部の設置
   
社会情勢の変化及び行政需要の多様化に鑑み、本市における事務の効率化のための総合的かつ効果的な取組を推進し、もって職員の仕事と生活の調和等に資する環境整備を図る。
   【取組方針】
    1.効率化の推進
     現行の業務内容ややり方を整理、見直し、効率化を推進する。
    2.職場内の連携強化
     情報共有を図り、コミュニケーションを強化することで職場内の連携強化を推進する。
    3.定時退庁の促進と時間外勤務管理の適正化
     定時退庁を促進し、時間外勤務手続きのルール順守を徹底する。
    4.休暇取得の促進
     休暇取得しやすいフォロー体制の充実を図り、職場内での休暇予定の情報共有を図る。


 

国や県など関連ページ

 「仕事と生活の調和」推進サイト(内閣府 男女共同参画局)

 〇 次世代育成支援対策全般(厚生労働省)

 〇 両立支援のひろば(厚生労働省)

 〇 「くるみんマーク」・「プラチナくるみんマーク」について(厚生労働省)

 〇 女性活躍推進法特集ページ / 「えるぼし」の認定について(厚生労働省)

 〇 女性の活躍推進企業データベース(厚生労働省)

 〇 働き方改革について(厚生労働省岡山労働局)

 〇 働き方・休み方改善コンサルタントの活用について(厚生労働省岡山労働局)

 〇 「おかやま子育て応援宣言企業」募集ページ(岡山県)

 〇 おかやま☆輝く女性☆未来設計応援事業(岡山県)



 

「男女がともにさんさんと輝けるまち津山」の実現をめざして!

 ワーク・ライフ・バランスや女性活躍の推進に向けた取組に終わりはなく、働く人や企業のどちらかが頑張れば良くなるというものでもありません。
 一人ひとりが自分らしく生きるために、今、必要なことやできることを職場や家族など、みんなで考えていきましょう。

 

この情報に関する問い合わせ先

津山市 人権啓発課(津山男女共同参画センター「さん・さん」)
  • 直通電話0868-31-2533
  • ファックス0868-31-2534
  • 〒708-8520岡山県津山市新魚町17 アルネ・津山5階
  • Eメールsun-sun@city.tsuyama.lg.jp