津山だより

津山の情報をいち早くお知らせします。

津山だより vol.174

今回の津山だよりでは、風情ある町並みについて紹介します。

昨年12月、城西地区が平成25年の城東地区に続き国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)に選定され、津山市は岡山県内で初めて2つの重伝建地区を有する自治体となりました。

江戸時代、初代津山藩主・森忠政によって築かれた津山城と城下町は、市内を東西に貫流する岡山三大河川の一つ「吉井川」北側に整備されました。
大きな戦禍に見舞われなかったこともあり、津山市の中心部には、近世から近代にかけて築かれた建造物や工作物などの町並みが今も残っています。
出雲往来を軸とした江戸時代以降の地割り、軒先がそろった町家群、敵の襲来を防御する枡形、各宗派の寺院建築群など、市内中心部の東西2つの地区に伝統的建造物(約390件)が軒を連ねる歴史的町並みを見ることができます。

現在でも地区住民の皆さんの協力のもと、建物の修理や修景を行い、在りし日の町並みの再生に取り組んでいます。

町家を活かした宿泊施設やアートギャラリー、カフェ、伝統工芸品を扱う店舗なども多数ありますので、町並みと一緒に楽しめます。
ゆっくりと散策してみると、ちょっと面白い出会いやスポットがあるかもしれませんね。

秋の行楽シーズン、津山での散策を楽しんでみてはいかがでしょう。

歴史まちづくり 重伝建トップページ | 津山市公式サイト (tsuyama.lg.jp)


 

2021/10/22