津山だより

津山の情報をいち早くお知らせします。

津山だより vol.152

9月に入り暑さのピークも過ぎたかに思いましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。
これからは台風シーズンにも入ってきますので、暑さに加え、台風情報にも十分にご注意ください。

さて、今回の津山だよりでは、津山市で活躍する方についてご紹介です。

先日、プロ棋士・藤井聡太さんが最年少二冠・最年少八段昇段を果たしたことは皆さんもご存じのことと思います。
大きな盛り上がりを見せる将棋の世界。津山市でもそんな世界で活躍を夢見る小学生がいます。

令和2年7月26日、少年棋士の最高位を決める第45回「さなる杯小学生将棋名人戦決勝大会」で、津山市立南小学校6年生の白石智也さんが、準優勝しました。
この大会は、過去に羽生善治九段や渡辺明三冠、岡山県出身の菅井竜也八段など、現在活躍する多くのプロ棋士が出場した権威ある大会です。
惜しくも優勝には手が届かなかったものの、県内では菅井八段以来、16年ぶり2人目の快挙です。

白石さんは、保育園年長の頃に「はさみ将棋」をしてからのめり込み、市内の将棋教室で本格的に学びました。
その後メキメキとその才能を伸ばし、これまで中国地方の大会などで数多くの優勝経験を積んできました。
全国の舞台は小学2年生の時に臨んで以降計5回で、ついに今回の成績につながりました。

8月26日には津山市長に報告するため市役所を訪れ、「決勝大会は緊張しました。決勝で負けて悔しかったです。これからも強くなっていきたいです。」と、大会での様子や今後の意気込みを話してくれました。
プロの棋士を夢見る白石さんの今後の活躍に期待ですね。

決勝大会の様子は、9月12日(土)15:00~NHK「Eテレ」で放送されます。
皆さん、ぜひご覧ください。

 

2020/09/04