津山だより

津山の情報をいち早くお知らせします。

津山だより vol.149

先日、平成30年の西日本豪雨より2年が経ちました。
被害の大きかった倉敷市真備町では今だ仮設住宅に住んでいる方もおられますが、岡山県は復興に向けて着実に進んでいます。
今年もこういった集中豪雨が発生しやすい時期となり、熊本県をはじめとした九州地方には大きな被害が出ています。
被害を受けられた方々には謹んでお見舞い申し上げます。
皆様も避難用品の点検や避難先・避難経路の確認など、防災対策には十分にご注意ください。
また、マスクの持参など、新型コロナウイルス感染症対策も忘れないよう心がけましょう。

さて、今回の津山だよりでは、津山市に新たにオープンする施設についてご紹介します。

このたび、城東地区(重要伝統的建造物群保存地区)にある「旧苅田家付属町家群」が、7月17日より宿泊施設「城下小宿 糀や」として生まれ変わり、新たな歴史を歩み始めることとなりました。

旧苅田家付属町家群は、国の重要文化財である旧苅田家住宅と酒造場に隣接した江戸末期の町家4棟であり、すべて伝統的建造物(特定物件)に指定されているほか、城東地区の特徴である軒庇が約60m連続して残る唯一の場所です。
津山市では、2013年に寄付されて以降その活用を模索し、観光客の誘客、地域のにぎわいの創出と地域活性化、域内需要の拡大を図るため、まちづくりと観光の拠点施設として整備を行ってまいりました。

「糀や」は、宿泊棟3棟・ラウンジ棟1棟で構成され、1棟貸しの町家ホテルとして江戸時代の風情を感じながら自由気ままな町家ステイを楽しんでいただけます。
また、各宿泊棟にキッチンも完備されていますので、ご家族での利用や長期間のステイにも対応しています。

津山にお越しの際には、是非ご利用いただき津山の歴史・文化に触れていただきたいと思います。

詳細・予約は下記をご覧ください↓↓
https://www.tsuyama-kojiya.com/

 

2020/07/10