津山だより

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津山だより vol.131

彼岸も過ぎ、津山市も朝晩もヒンヤリと涼しくなり、秋の到来を感じています。

今回の津山だよりでは、「津山ゆかりの刀剣再現プロジェクト」についてご紹介します!

かつて津山市には、その名が天下にとどろく名刀がありました。
徳川家康の次男、結城秀康の末裔にあたり、かつての美作津山藩の藩主・松平家に、150年にわたり家宝として受け継がれてきた、「童子切安綱」と「石田正宗」。
「童子切安綱」は、天下五剣の筆頭に挙がる一振りで、足利将軍家・豊臣秀吉・徳川家康といった歴代の天下人の手を経た後に津山藩に継承され、現在は国宝に指定されています。
「石田正宗」は、鎌倉時代に活動し、現在最も名の知れた刀工一人、正宗が作った刀で、その名は戦国武将・石田三成が所持したことに由来します。結城秀康が生涯にわたって愛用したとされる正宗は美作津山藩松平家に受け継がれました。

津山市では知られざる郷土の歴史的資源にスポットをあて、新たな観光コンテンツとして活用を図るため、現在この二振りを現代の名工の手によって再現するプロジェクトに取り組んでいます。

このたびプロジェクトに関するプロモーション動画の第1弾が公開されました。
導入編である今回の動画(Vol.0)では、江戸時代に津山城と城下町が形成された歴史や、美作津山藩松平家に伝わった天下の名刀についてご紹介します。
今後も、刀の製作の進行とともに、それぞれの刀のゆかりや製作過程を順次公開していきます。(全4編を予定)

再現された刀剣は、来年4月にリニューアルオープンする津山郷土博物館の企画展で公開予定です!
プロジェクトの進行状況も、随時紹介していきます!皆様、楽しみにお待ちください!

【動画】天下の名刀『童子切安綱』と『石田正宗』を再現!(津山ゆかりの刀剣再現プロジェクト。Vol.0)↓
https://www.youtube.com/watch?v=Z5ixqQTR1kw

 

2019/09/27