城東地区が国から「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されました。

 本市の歴史的な町並みである城東伝統的建造物群保存地区は、我が国にとって価値が高いと判断され、平成25年8月7日、文部科学大臣から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

 岡山県では3地区目の重要伝統的建造物群保存地区となります。

 市は、平成25年2月18日に城東伝統的建造物群保存地区を決定し、地区内の保存事業を計画的に進めるため、保存条例に基づき保存計画を定めました。その後、国への申し出を行い、平成25年5月17日に開催された国の文化審議会文化財分科会の審議・議決を経て、同審議会が新たに城東伝統的建造物群保存地区を重要伝統的建造物群保存地区に選定することを文部科学大臣に答申し、その結果、選定されたものです。

城東伝統的建造物群保存地区の範囲

城東伝統的建造物群保存地区の評価

 津山市城東伝統的建造物群保存地区は、城下町の商家町として発展した町並みで、江戸時代に形成された町割を良く残し、江戸時代の町家を主体として昭和戦前期までに建築された、出格子窓、虫籠窓、なまこ壁、袖壁などを使用し、意匠的に優れた伝統的建造物が密度高く建ち並び、城下町に形成された商家町の歴史的風致を良く伝え、我が国にとって価値が高いと評価されたものです。

<参考> 伝統的建造物群保存地区とは?