外来植物「オオキンケイギク」の駆除に協力してください
オオキンケイギクは「特定外来生物」です。
オオキンケイギクは、5月から7月頃にかけて道路脇などでコスモスに似た黄色い花を咲かせる植物です。
繁殖力が強く一度定着すると、在来種の野草などの生育場所を奪い、周りの環境を一変させてしまう性質を持っています。
きれいな花だからといって、自宅の庭や花壇などに植える事などは絶対にしないでください。
オオキンケイギクの見分け方
花びらの先端に5つほどの不規則なギザギザがあります。葉の幅は1cmほどで、細長いヘラ状をしていて、両面に荒い毛が生えています。
コスモスに似ていますが、コスモスは秋に咲き、葉は針のような細い形状をしています。
茎の先端に1つの黄色の花が付き、花びらの先端はギザギザ 幅1㎝程の細長いヘラ状の葉
花びらの付け根が赤茶色をしたものや八重咲きになっている種類もありますが、花びらの他の部分の色や、花の中央部分(管状花)の色、花びらの先のギザギザ、葉の形などの特徴は変わりません。
(花の中央部分の色が黄色ではないものは、オオキンケイギクではない可能性が高いです。)
処理するときの注意
自宅の庭などでオオキンケイギクを見つけた場合、根から引き抜き天日にさらして枯らす、または袋に入れて腐らせるなどの処置をした後、可燃ごみの袋に入れてごみの収集日に出してください。
繁茂させないようにするためには、種子を地面に落とさない、もしくは種子が付く前に駆除することが大切です。
特定外来生物とは
「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」(外来生物法)により、生態系などに被害を及ぼすものとして指定された生物です。
オオキンケイギクは環境省から、平成18年2月に「特定外来生物」に指定されました。
特定外来生物は、栽培、運搬、販売、野外に放つことなどが禁止されています。
外来生物法では、特定外来生物に指定された生物を飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外に放つことなどを原則禁止しており、違反すると罰則があります。
※ 参考ページ
環境省 特定外来生物の解説 https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/list/L-syo-01.html
環境省 九州地方環境事務所 http://kyushu.env.go.jp/wildlife/mat/m_2_3.html
この情報に関する問い合わせ先
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