津山市水道事業経営審議会答申書 ー令和6年2月9日答申ー
水需要の減少に伴い料金収入が減少する一方で、今後、施設の老朽化や大規模災害の備えとしての耐震化など施設更新事業は増加していき、津山市の水道事業は、令和8年度以降、単年度収支が赤字に転じる見込みです。
このような状況の中、水道ビジョン(中間見直し版)(令和5年3月策定)の基本理念である「津山の水道を未来まで」のもと、水道の基盤強化を図り、将来にわたって水道水を安定して供給するため、水道料金の適正水準について、津山市水道事業経営審議会に意見を求めました。
審議会において、慎重に議論を重ねて、令和6年2月9日に答申が出されました。
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答申の概要
1.水道料金の適正水準について算定期間:令和6年度から令和8年度までの3年間
水道料金:今後の人口減少に伴う給水収益の減少、水道施設の老朽化・耐震化などの更新事業の推進の必要性を考慮し、
平均改定率10.62%の増額改定とする。
2.付帯意見
(1)料金改定の時期について
市民生活や事業経営に与える影響を十分に見極めたうえで決定する。
(2)水道ビジョンの実現について
基本理念となる「津山の水道を未来まで」に向け、安全安心の水道、強靭な水道、健全で持続可能な水道の実現に努める。
(3)事業計画について
更新基準年数の精査、地域ごとの将来の給水人口予測を活用した効率的な更新計画を立てる。
(4)国庫補助金等の活用について
国の施策の動向等に中止し、補助金などの財政支援制度を最大限に活用し、水道事業の更新等を遅滞なく効率的に進める。
(5)経費削減の継続について
義務的経費の精査を継続的に図り、単年度収支の改善を図る。
(6)料金体系について
使用者からの意見を広く聞いて、改めて検討する。
(7)取組のモニタリングについて
今後も更新計画や新たな取組等の情報発信に努め、付帯意見への取組について、進捗や内容を審議会へ報告する。
問い合わせ先
津山市水道局
経営企画室(0868-32-2110)
〒708-8501 岡山県津山市山北520
ファックス 0868-22-9294
Eメール suidou@city.tsuyama.lg.jp
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- 津山市水道局 経営企画室
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- 直通電話0868-32-2110
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