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令和5年4月14日市長定例記者会見

令和5年4月14日市長定例記者会見

記者会見の様子の写真
*手話通訳が付いた動画を市公式Youtubeチャンネルで見ることができます

市公式Youtubeチャンネル(概要欄に目次を付けています)

 

会見内容

冒頭あいさつ

「春はつやま」と題した、一連の観光イベントの中で、メインイベントとなる「津山さくらまつり」において、まつり至上「最速」で、入場者数10万人を達成いたしました。
ご来場いただきました皆さま、大変ありがとうございました。
引き続き、ゴールデンウイークに向けて、随時イベントを開催し、「春はつやま」の成功に導いて参ります。
 
明後日、16日(日曜日)には、「津山加茂郷フルマラソン全国大会」が、30回の記念大会として、フルマラソンの部(1,201名)、ミニマラソンの部(219名)、合計1,420名のランナーに、全国各地より、エントリーをいただき開催いたします。
当日は、特別招待選手の「重友梨佐」さんの参加など記念行事も行います。
津山加茂郷の新緑を感じながら、大会を楽しんでいただけたらと思っております。

 

1 「津山さくらまつり」について

例年より11日早く、昨年より5日早い3月22日に開花となり、3月25日、5分咲きの中でのオープニングとなりました。
今年度は、昨年度まで行っていた検温、宴会の禁止等を廃止し、通常に近い形でのまつりの開催をすることができ、多くの外国人観光客の方も目にし、インバウンドの回復も感じたところです。
4月2日には、最速で入園者数10万人に達し、まつり期間中の入園者は、過去最高の12万2千人となりました。
また、令和4年度の津山城の入園者数は、記録の残る平成11年度以降初めて20万人を大きく超え、こちらも過去最高の24万人となりました。
多くのお客様にお越しいただき、津山の魅力を感じていただけたものと考えています。
お越しいただきましたお客様、まつり実行委員会の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。
 

2 「牛うまっ王選手権」について

5月3日・4日・5日の3日間、津山城において、第6回牛うまっ王選手権が開催されます。
津山の牛肉料理・牛肉文化は、最近では多くのメディアにも紹介され、農林水産省「SAVOR JAPAN」、文化庁「100年フード」にも認定されています。
そずり肉、つやま和牛、ホルモンうどんなど、市内外24店舗の自慢の牛肉料理を一度に食すことができますので、皆様、ぜひこの機会に津山城を訪れ、美味しい牛肉料理を堪能していただければと思います。
 

3 みらい戦略ディレクターの新規委嘱について

津山市みらい戦略ディレクターは、本市の重要課題である地域創生・経済戦略、行財政改革、教育等の分野に関し、専門的な知識、経験等を有する者から助言及び提言を得ることにより、円滑で効果的な市政運営に資するために、平成31年度から設置しております。
現下の激しい社会情勢の変化や、人口減少などの社会課題に的確に対応していく体制を強化するため、元国土交通省事務次官の徳山日出男氏を新たにみらい戦略ディレクターとして委嘱いたしました。
徳山氏は、現在、一般財団法人国土技術研究センターの理事長をお務めですが、これまで培われた道路行政等における優れた知見を生かし、地域創生・経済戦略の分野で、今後の市政運営における助言をいただく予定です。
なお、本年3月末で任期が満了となった、岡山大学大学院特任教授の中村良平氏、環太平洋大学経済経営学部長の平野正樹氏、オーフス大学客員教授の松野弘氏、元国土交通省事務次官の武藤浩氏の4名にも、新たに2年の任期で、ご就任いただきました。
今後は、在任中の前経済産業省事務次官の安藤久佳氏、一級建築士で、写真家、紀行作家の稲葉なおと氏、元文部科学省フリースクール等担当視学官の亀田徹氏、西日本電信電話株式会社前代表取締社長で、現相談役の小林充佳氏、中国学園大学・中国短期大学副学長の住野好久氏、早稲田大学社会科学学部長の早田宰氏、岡山県DX推進ディレクターの間瀬正康氏を含めた、合計で12名の有識者の方に「みらい戦略ディレクター」として、ご支援をいただきます。
 

4 JR津山線沿線における水素利活用の検討開始について

本市では、JR西日本と連携し、市内駅への水素ステーションの設置とJR津山線への水素燃料電池列車の導入をはじめとした地域における水素エネルギーの利活用に向けた検討を行うこととしました。
先般4月12日に、JR西日本において、「鉄道アセット活用による水素利活用の検討開始について」ということで、駅などの鉄道資産を活用した水素ステーションの設置、燃料電池列車やバス、トラック、乗用車等に対する水素供給の推進などにより、地域の脱炭素化に貢献するという内容の発表がなされました。
脱炭素社会を目指す本市としましても、同社や沿線自治体等とも連携しながら、JR津山線への水素燃料電池列車の導入を目指すとともに、燃料電池列車やバス、トラック、乗用車に対する水素供給の拠点としての活用、地域でのサプライチェーンの構築など、本市独自の水素利活用に向けた取組を検討することとしました。
こうした取組により、国が目指す「2050年カーボンニュートラル」の実現に寄与するとともに、公共交通に対する住民意識を高め、JRの利用促進につなげてまいりたいと考えております。
 

5 津山市スマートシティ構想の完成・公表ついて

本市の将来を見据え、新しい時代(Society5.0)の実現を目指し、デジタル実装をより強力に進める包括的な将来ビジョンとして、このたび、「津山市スマートシティ構想」を策定いたしました。
この構想では、「産業・観光/文化」「交通」「行政」「教育」「健康寿命」「環境/エネルギー」「IT基盤」の7分野について、本市の課題を踏まえ、目指す姿とデジタル技術を用いた取組の方向性を示しています。
併せて、本市のみならず全国的な課題となっているデジタル人材育成の取組を具体的に示しています。
構想策定に当たりましては、津山市スマートシティ推進協議会やワークショップ、本市の目指す姿に関する意見募集、「幸福感と暮らしやすさ」アンケート、パブリックコメントなど、多くの皆様にご意見やご協力をいただきました。
本構想の実現に向けて、本年度は、国のデジタル田園都市国家構想交付金を活用し、データ連携基盤や市民ポータルサイトの整備、行政手続のデジタル化、買い物データを活用した健康寿命延伸の取組など、住民の暮らしへの満足度や幸福感・Well-Beingの向上を図り、「便利になった」「快適になった」と実感していただけるデジタル社会の推進に努めてまいります。
記者会見の様子の写真
 

6 津山まちじゅう博物館構想の完成・公表について

津山まちじゅう博物館構想の策定が完了し、3月31日公表いたしました。
タイトル・サブタイトルは、住民の皆さんの投票によりまして、「津山まちじゅう博物館構想」、「歴史を未来につなぎ、新たな魅力創造へ!」に決定しました。
パブリックコメントにつきましても、62件ありました。
住民の皆様からの関心も高く、多くの意見を伺うことができました。
回答につきましては、ホームページで公表しておりますので、ご確認いただきたいと思います。
本構想は、津山を屋根のない博物館ととらえ、点在するそれぞれの津山らしさを点から線、また、面から群へをつなぎあわせ津山らしさを創造し、地域活力の向上を図るための指針となるものです。
本年度より、具体化するための様々な施策や取組を進めてまいりますので、住民の皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。
 

7 職員採用資格試験(社会人枠)の実施について

本市では、初の試みとして社会人経験者のみを対象とした8月1日採用予定の職員採用資格試験を実施いたします。
全国的に人材の確保が困難となっている中、本市においても必要な人材が確保できていない状況にあります。
今回の採用は、多様な人材を年度途中の早期に確保することを目的として、例年行う採用試験の前に実施するものであります。
募集職種は、事務職3名程度、学芸員2名程度、土木技術職3名程度、保健師2名程度で、全ての職種において、就職氷河期世代を含む、45歳までの方を対象とします。
この社会人枠では、民間企業で広く実施されているSPI試験による選考を実施いたします。専門職については、専門試験を実施せず、勤務経験などの要件を満たせば受験が可能となっております。
また、試験日程は、受験しやすいよう、これまでの3次試験から2次試験とし、土日での実施を予定しております。特別な試験対策は不要としておりますので、本市で働いてみたいという方がおられましたら、ぜひとも受験していただきますようお願い申し上げます。
なお、募集は既に4月10日から開始しておりますので、詳しくは市ホームページや本庁舎・各支所・出張所に備付けしております募集案内でご確認ください。
 

8 マイナンバーカード取得促進について

デジタル社会の重要な基盤の一つであるマイナンバーカードの本市の交付率は、令和5年3月末時点で全国平均を上回る69.6%となっています。
令和5年度は、引き続き、休日申請サポートや企業・地域への出張申請サービスを実施するほか、よりきめ細やかなサポートを実施し、マイナンバーカードのさらなる普及を目指します。
今年度、新たに6月から、訪問申請サポートを行ってまいります。
この事業は、介護や障害といった理由で、外出が困難な方などを中心に、対象者がお1人であっても、市職員が自宅や施設などへ出向き、申請サポートを行います。
また、訪問に当たっては、マイナンバーカードの普及PRも兼ねまして、マイナンバーキャラクターをデザインした、ラッピング車両を導入します。
ラッピング車両が完成した際には、あらためて発表させていただきます。
これまで以上に、一人でも多くの住民の方が取得しやすい環境づくりに努めてまいりますので、是非、マイナンバーカードを取得していただきますようご案内申し上げます。
 

9 ごみ減量について

津山圏域クリーンセンターの可燃ごみについて処理がひっ迫したため、令和4年1月に同センターを運営する津山圏域資源循環施設組合と同組合を構成する1市4町が共同で「ごみ減量宣言」を発表し、ごみ減量に取り組んでいるところです。
住民の皆様のご協力により、可燃ごみ量は減少傾向にありますが、ポストコロナを見据える中で、今後は事業活動の活発化によるごみ量の高止まりも見込まれますので、引続きごみ減量化の推進が必要です。
昨年度から資源ごみの集団回収における報奨金の額を増額しております。
コロナ禍で自粛していた各団体の活動が活発になると同時に、古紙等の分別による資源化が推進されるよう支援していきたいと思います。
資源ごみの集団回収への参加をお願いします。
また、ごみについて学習する小学校3・4年生に向けて、楽しく学べるデジタル教材を作成いたしました。
学校における授業での活用のみならず、ご家庭において保護者と子どもがごみ処理について一緒に考えていただくための一助になればと考えております。
さらに、ごみの分別について理解を深めていただくための動画を、これまでに8本作成しており、現在、ケーブルテレビで放映するほか、津山市公式ユーチューブチャンネルで視聴していただけるようにしております。
そのほか、ごみの収集日程や分別方法が簡単に確認できる、スマートフォン用アプリ「さんあ-る」を導入しておりますので、ダウンロードしてご活用をお願いします。
引き続き、ごみの減量化に取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
 

10 令和5年度津山市一般会計補正予算(第1次)の専決処分について(「子育て世帯生活支援特別給付金」)

今般、食費等の物価高騰によって、特に影響を受ける、子育て世帯に対し、国において「子育て世帯生活支援特別給付金」の支給が決定されました。
本市では、本給付金の支給準備を進めておりましたが、要件に該当する子育て世帯に対して速やかに支給するため、地方自治法(第179条第1項)の規定により、本日付けで、専決処分を行いましたので、お知らせします。
支給対象者については、「ひとり親世帯」で、令和5年3月分の児童扶養手当を受給した方や、家計が急変し、児童扶養手当を受給している方と、同じ水準の収入の方。「その他の世帯」は、令和4年度子育て世帯生活支援特別給付金を受給した方や、家計が急変し、住民税非課税相当の収入となった方が対象となっております。
給付額は、児童1人当たり5万円で、支給日については、児童扶養手当等の支給を受けている方は、申請が不要となりますので、5月下旬を予定しています。
その他の方は、申請が必要となりますので、6月以降に申請を受け付け、随時支給を行います。
補正予算額は、1億5,650万円で、財源については全額、国庫支出金となります。
内訳は、対象児童3,000人分の給付金1億5千万円と、事務費650万円になります。
これより、「子育て世帯 生活支援 特別給付金」の支給を速やかに行うため、準備を進めてまいります。

記者会見の様子の写真

この情報に関する問い合わせ先

津山市 秘書広報室(広報)
  • 直通電話0868-32-2029
  • ファックス0868-32-2152
  • 〒708-8501岡山県津山市山北520
  • Eメールkouhou@city.tsuyama.lg.jp