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令和4年2月21日 市長定例記者会見


 
(抜粋)
 この度の津山市長選挙において、引き続き津山市政を担わせていただくこととなりました。責任の重大さを改めて痛感をしているところです。より良い津山の未来を築くため、将来を見据えてしっかりと進んでまいりたいと思います。
 さて、新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の期限が来月6日まで延長されました。住民の皆様には引き続き、感染拡大防止対策の徹底をお願いすることとなりました。
 対策の有効な手立ての一つであるワクチン接種につきましては、3回目接種の体制強化を図っております。接種券を今月からは、2回目の接種終了から概ね6か月の間隔で発送しています。
 また、学校や保育所等での感染が拡大している実態等を踏まえ、市内の小中学校や児童クラブ、保育所等に勤務する職員に対して、ワクチンの優先接種を行います。
 そのほか、来月には、アルネ・津山に特設会場を設置します。
 また、ごんごバスや託児の利用など、引き続き、接種しやすい環境づくりも行い、対象となる全ての方々が、速やかに接種できるよう、進めてまいります。
 感染拡大防止対策として、是非接種の検討をお願いいたします。
 

3月定例市議会への提出議案について

 3月定例市議会につきましては、本日10時から議会運営委員会が開催され、2月28日、月曜日に開会する日程などが決定されました。
 今議会に提出いたします議案は、当初予算議案18件、補正予算議案9件、条例議案6件、その他議案10件の計43件でございます。
 また、追加提出議案等といたしまして、人事案件3件を予定しております。
 

 令和4年度当初予算案及び令和3年度3月補正予算案の概要について

  まず、令和4年度一般会計の当初予算案の概要について申し上げます。
 令和4年度当初予算につきましては、2月の選挙のため骨格予算とし、経常的な事務経費や義務的経費、債務負担行為等に基づく継続的な経費を中心とした予算編成としております。このため、予算額は449億7千7百万円、令和3年度当初予算と比較しますと、7億2千6百万円、1.6%減の予算となっております。
 なお、今後、6月補正予算において、新規施策や補助金等の計上を行うなど肉付けを行い、年間予算として調整したいと考えておりますが、今後策定する第5次総合計画後期実施計画主要事業を着実に推進するため、重点的な予算配分を行うこととしております。
 新年度予算に計上した特徴的なものを、費目別に申し上げます。
 総務費では、地域高速通信施設光ファイバ化事業6,174万円、マイナンバーカード取得促進事業5,139万円などを計上しております。
 民生費では、成年後見制度利用促進事業1,400万円、放課後児童健全育成事業3億3,871万円、子ども医療費公費負担事業4億2,935万円などを計上しております。
 衛生費では、新型コロナウイルスワクチン接種事業8億2,824万円、ごみ減量緊急対策事業1,639万円などを計上しております。
 農林水産業費では、農業ビジネスモデル構築事業4,080万円、つやま和牛ブランド化事業7,652万円、森林経営管理事業1億2,576万円などを計上しております。
 商工費では、つやま産業支援センター企業サポート事業1億円、デスティネーションキャンペーンによる観光地づくり事業4千万円などを計上しております。
 土木費では、社会資本整備総合交付金事業で、総社川崎線・沼林田工区7,500万円、同じく山北工区1億1千万円、津山駅舎バリアフリー化整備事業1億5千万円などを計上しております。
 教育費では、確かな学力向上対策事業6,722万円、小学校施設整備事業3億8,461万円、津山城跡保存整備事業1億1千万円などを計上しております。

 続いて、令和3年度3月補正予算案の概要について申し上げます。
 3月定例市議会に提案する一般会計第8次補正予算は、1,738万円を追加し、補正後の予算総額は520億2,831万円となっております。今回の補正予算は、各事務事業費の確定見込みに伴う事業費の調整に加えまして、国
の補正予算(第1号)への対応として取り組む感染症対策事業、防災・減災、国土強靭化の推進を図る事業等を中心に編成しております。
 主なものといたしまして、放課後児童クラブ処遇改善臨時特例事業に356万円、保育士等処遇改善臨時特例事業に1,409万円で、令和4年2月から放課後児童支援員、保育士等の3%程度の処遇改善を図る国の施策に対応するものです。
 新型コロナウイルス対策認定農業者等米の計画的生産継続支援事業に2,951万円とし、感染症の影響を受けた認定農業者等に対し、米の計画的生産継続のための支援金の支給対象を拡充するもので、新たに営農計画書を提出し、令和3年産の水稲作付面積の目安を達成した転作組合組織に属している農業者にも、1俵あたり1,300円を支給します。
 社会資本整備総合交付金事業(総社川崎線・沼林田工区)に2,949万円、同じく社会資本整備総合交付金事業の交通安全対策に4,206万円、総社川崎線・山北工区に1億70万円とし、国の交付金を活用し、早期供用開始に向けて各事業を前倒し実施するものです。
 学校等における感染症対策等支援事業に2,568万円とし、感染症対策物品、保健衛生用品の購入のほか、小中学校の日常的な消毒作業の委託を国の補助金を活用し実施するものです。
 小学校施設整備事業に1億1,170万円とし、鶴山小学校、一宮小学校のトイレ洋式化改修工事を国の交付金を活用し前倒し実施するものです。
 以上、主なものについてご説明いたしましたが、これらの内容を取りまとめた令和4年度当初予算案及び令和3年度3月補正予算案を、今回の3月定例市議会に提出することとしております。
 

グラスハウス利活用事業に係るコンセッション契約と開業のスケジュールについて

  昨年11月に、株式会社Globeと施設改修及び維持管理契約を締結し、その後12月から改修工事に着手しております。
 現在、改修工事は順調に進んでおり、3月定例市議会において、事業者に運営権を設定するコンセッション契約の議案を提案しているところです。改修内容といたしましては、屋内プールを大部分埋め立て、バスケットコートや直線
トラック、人工芝を敷いたトレーニングコートの整備などとなります。また、エントランス部分には、カフェも併設される予定です。

 なお、今後のスケジュールですが、コンセッション契約の締結後、開業準備を経まして、5月にはリニューアルした施設がオープンするよう進めて参ります。
 

春はつやまについて

 3月から5月末までを『春はつやま』と称し、津山さくらまつりをはじめとする様々なイベントを展開する予定としています。
 そのPR用ポスターが完成しました。本日より配布また掲示予定としています。
 今年のポスターは、地元ゆかりの写真家『稲葉なおと』さんの写真を使い、大変目を引くポスターとなっており、市内主要観光施設、県内外の主要施設に掲示し、幅広く『春はつやま』をPRしていきます。

 続きまして、デジタルサイネージで放映する内容を、実際の映像をもって紹介します。
 この映像を、3月7日から13日までの一週間、全国の主要な約40駅、大阪環状線の車両内の6,000面を超えるデジタルサイネージで放映します。
 そのほか、PR用ポスターは、全国主要駅及びJR西日本管内の約200駅、あわせて鉄道関係の博物館等に約600枚の掲出をお願いし、『津山まなびの鉄道館』及び『春はつやま』を広く周知します。

 今週の金曜日2月25日からは、つやま夢灯り実行委員会が衆楽園で『つやま夢灯り庭園』を開催する予定としています。ライトアップされた幻想的な夜の衆楽園を楽しんでいただきたいと考えております。

 また、観光地としての利便性、快適性の更なる向上のため、津山観光センター、城東観光駐車場、作州民芸館に、観光案内用デジタルサイネージを設置します。これにより、多くの情報発信ができ、多言語表示でインバウンドにも対応できます。
 また、城東観光駐車場のトイレに、新たに多目的トイレを整備しリニューアルします。
 
 『春はつやま』では、たくさんの楽しいイベント等を準備して津山を訪れる観光客をお迎えいたしますので、感染症対策を十分におとりいただいて、ぜひ津山にお越しいただければと思います。




 

テレワーク施設等開設支援事業について

 本事業は、県内初の地方創生テレワーク交付金対象事業でありまして、アルネ・津山及び鶴山ホテルが、中心市街地に新たなテレワーク施設を開設するにあたり支援を行うものですが、整備の進捗状況についてお知らせいたします。

 まず、アルネ・津山3階のサテライトオフィスですが、未来の文化や様々なコトが宿る場所との趣旨から、名称は、『COTOYADO(コトヤド)』となっており、文化・商業・公共などが交流する拠点であるとともに、新しいものが生まれていく施設を目指していくものと聞いております。個人向けのコワーキングスペースのほか、法人向けのレンタルルーム7室を備えるなど様々な利用形態に対応しており、セキュリティ対策として、顔認証システムを採用しています。利用料金は、1時間あたり一般が330円から、また、学生が220円からと、使いやすい価格に設定されております。

 次に、鶴山ホテルですが、既存客室4部屋を改装し、テレワーク施設として整備しました。宿泊、各種会議利用との併用が特徴となります。入退室のセキュリティ対策として、ドア付近に記録カメラ、各部屋にリモートロックを採用しています。利用料金は、部屋のタイプに応じて、1日4,950円から8,250円を設定しています。

 アルネ・津山、鶴山ホテルともに、最新のセキュリティと通信規格に対応した高速インターネット環境と、安全な無線LAN設備を設けており、快適で安全な環境整備を行っています。
 いずれも完成は3月中頃であり、3月27日にプレオープンを予定しています。

 

岡山県指定重要文化財の指定について

 本日、午前に岡山県から報道発表がなされたところですが、このたび津山藩松平家に伝来する甲冑が、岡山県指定重要文化財に指定されることとなりました。
 この甲冑は、津山松平藩の藩祖である結城秀康が、父である徳川家康から拝領したという記録にある甲冑に極めて似ており、それを模してつくられたとみられるものです。
 このたびの指定は、津山ゆかりの資料の指定であり、津山市にとりましても大変喜ばしいことであると思っております。
 この資料は、現在、津山郷土博物館に寄託を受け、同館にて保管しておりますが、このたびの指定を受け、貴重な文化財を多くの歴史ファンや住民の皆様に広くご覧いただくため、『春はつやま』」のキャンペーンに合わせて、4月1日から5月8日に開催する郷土博物館の企画展示『江戸一目図屏風実物展示』にあわせて展示いたします。その際には改めてご案内をいたしますので、多くの皆様にご覧いただきますようお願いいたします。


 

この情報に関する問い合わせ先

津山市 秘書広報室(広報)
  • 直通電話0868-32-2029
  • ファックス0868-32-2152
  • 〒708-8501岡山県津山市山北520
  • Eメールkouhou@city.tsuyama.lg.jp