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磯野計記念奨学金

【お知らせ】 令和6年度の申込みについて

 令和6年度は募集ありません。(令和7年度に募集します。) ※郵送での書類送付や申込みは承っておりませんのでご了承ください。※磯野計記念奨学金の奨学生は原則隔年で採用しています。基金の運用状況により、令和5年度にも募集を行うこととなりました。次回以降の募集については、詳細が決まり次第、このページでお知らせします。

磯野計記念奨学金

 津山出身で、明治屋を創業した実業家である磯野 計(いその はかる)氏の功績を顕彰して、奨学基金を設置し、奨学金貸与事業を行っています。

◆磯野計とは
 1858年、津山に生まれる。幼い頃から四書五経を学び、1868年に10歳で神戸に出て、箕作麟祥の塾で英学を学んだ。その後、津山藩の留学生として上京し、箕作秋坪の三汊学舎に入塾して英語を学ぶ。1870年には藩の推薦で大学南校(のちの開成学校、東京大学)に入学。1879年に東京大学法学部を卒業。
 卒業後は、代言人(弁護士)として事業を行っていたが、1880年から4年間、三菱の給費留学生としてロンドンへ留学。帰国後は郵船汽船三菱会社に入社し、神戸港で荷受所の現場監督として働く。
 1885年に独立し、明治屋を創業。西洋酒類、食料品、たばこ、食器などの輸入業を行い、経営が軌道に乗ると卸小売業へと業態を拡大していく。
 その後、明治屋をジャパン・ブルワリー社(のちの麒麟麦酒)の販売総代理店とし、「キリンビール」の一手販売を行い、多様な広告活動により拡販に努めた。
 1897年12月、肺炎のため39歳の若さで急逝。

◆磯野計記念奨学金とは
 磯野 長蔵(いその ちょうぞう)氏から奨学資金の寄付を受け、
磯野計記念奨学基金を設置しました。
 この基金から生ずる利息収入で、磯野計記念奨学事業を実施しています。
 隔年で奨学生を募集しており、原則として西暦偶数年度に募集します。

※ 磯野 長蔵 氏 ・・・ 明治屋3代目社長。
麒麟麦酒設立発起人となり、のちに麒麟麦酒社長・会長を歴任。磯野計の娘婿にあたる。
 

制度の概要
1.奨学生について
   大学生 若干名
   
(大学・短期大学・大学院に在学している方)
 
2.貸与月額 
    40,000円
 
3.選考要件
 1)成績  各科目5段階評価の平均3.5程度以上であること
 2)収入限度額目安
 (参考)収入源一人で4人世帯、給与収入が705万円以内程度であること
      給与以外の所得者は収入が319万円以内程度であること
   ※上記の収入限度額は、あくまでも目安です。各家庭の状況を踏まえて基準額は増減するため、基準を上回る方もお申込みいただけます。
 
4.申込時の提出書類

 1)奨学金交付申請書兼奨学生調書(所定様式あり※)
 2)出身高等学校または在学する学校の成績証明書(直近1年間のもの)
 3)住民票の写し(世帯全員が載っているもの)
 4)在学証明書(申請年度4月以降の在学が確認できるもの)
 5)健康診断書(直近1年間で受診したもの)
 6)学資負担者の属する世帯全員の所得がわかるもの および同意書(所定様式あり※)
   (源泉徴収票の写しまたは確定申告書の写し)
 7)世帯全員の市税等の納税証明書(完納証明)(所定様式あり※)
※所定様式は、次世代育成課(津山市役所本庁舎)でお受け取りください。 

5.返還方法

 卒業の月の6カ月後から無利子で貸与月額の半額を毎月返還する
【例】大学生の場合:毎月40,000円を4年貸付・・・・1カ月20,000円を8年間で返還
 

【注意事項】
1.奨学金の貸与にあたっては、3カ月分をまとめて、それぞれ、5月、8月、11月、2月に指定口座に振込みます。なお、留年や退学等があった場合は、奨学金を停止します。また、奨学金が必要でなくなった場合は、奨学金を辞退することができます
2.津山市奨学金制度と磯野計記念奨学金制度との併願は可能ですが、併給はありません
3.その他の奨学金との併給は可能です
4.ご不明な点は、次世代育成課にお問い合わせください

この情報に関する問い合わせ先

教育委員会 次世代育成課
  • 直通電話0868-32-2009(健全育成係) 0868-32-2120(青少年育成センター)
  • ファックス0868-32-2157
  • 〒708-8501岡山県津山市山北520 市役所2階
  • Eメールjisedaiikusei@city.tsuyama.lg.jp