今の東京駅にあった津山松平藩江戸藩邸
津山松平藩は、美作国10万石を拝領して間もない元禄11年(1698)9月、幕府から、江戸城鍛冶橋門内に7,000坪の敷地を与えられ、以後、ここを上屋敷として使用しました。
この鍛冶橋藩邸は、後に敷地が加えられ、最終的には12,000坪ほどになっています。
大名家の江戸屋敷には、上屋敷・中屋敷・下屋敷・抱え屋敷などがあり、江戸府内の各地に設定されていました。
明治になって藩邸としての役割を終えた屋敷地は、その後様々に利用されました。
津山藩鍛冶橋藩邸は、警視庁舎としての利用を経て、現在は東京駅の敷地の一部となっています。
▲有楽町駅前から見た津山松平藩江戸藩邸跡 写真手前の線路が走っている辺りからホームにかけてが津山藩江戸藩邸跡。広さは約1万2,000坪あった。 |
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