パブリックコメントの募集は終了しました。
田町武家屋敷(旧田淵邸)は、津山市田町93-1に存する1843年頃に建築された武家屋敷です。平成8年に、市において取得することが妥当であると判断し、土地開発公社が先行取得しました。購入時には武家屋敷資料館として整備し一般公開する予定でしたが、購入後に財政状況が悪化したため計画は一時凍結となりました。
購入から約16年が経過した平成23年8月には、老朽化が進行しており、早急に整備方針を決定する必要が生じたことから、整備方針の決定に参考とするため、施設を一般公開し、建物の価値や今後の整備等についてアンケート調査を実施し、その結果を受け以下のとおり基本方針および整備計画を立案しました。
【基本方針】
武家屋敷の歴史的価値を後世に継承するとともに、本施設を城西及び田町地区の観光・文化の要となる施設(駐車場、トイレ、休憩所、集会所等)として整備する。また本施設を、地域コミュニティーの再生と情報発信の場として活用し、アメニティー(快適性)と賑わいの創出を図り、歴史的遺産を活かしたまちづくりを進める。
【整備計画】
・長屋門について
① 町並保存のため修復して保存する。
② 歴史資料の展示、観光案内及び休憩所として活用する。
・母屋について
① 遺構調査を実施し、解体する。
② 解体後、観光駐車場として整備する。
この基本方針及び整備計画に対して、平成23年9月29日から平成23年10月28日まで第1回のパブリックコメントを実施しました。その結果、3軒の「母屋存続」意見をいただきましたが、基本方針に基づき田町武家屋敷(旧田淵邸)の整備を進めたい旨の回答をいたしました。
その後、28基の岡山県指定重要有形民俗文化財だんじりの管理責任者である津山だんじり保存会(会員63町内会)から、「津山だんじり」保存活用計画と田町武家屋敷(旧田淵邸)へのだんじり展示館建設要望書が提出されたことを受け、基本方針に沿って活用方法を再度検討した結果、展示施設を追加した新整備計画(案)を作成しました。
これについて市民の皆さんからのご意見をいただきたく、新整備計画に関するパブリックコメントを実施するものです。
①
津山市歴史まちづくり推進室のホームページ
にて掲載。
② 津山市役所5階 歴史まちづくり推進室にて閲覧。
平成24年8月27日(月曜日)から平成24年9月26日(水曜日)まで 当日必着
ご意見は、 指定の様式 [29KB docファイル] に氏名、住所、電話番号を明記して、以下のいずれかの方法により提出してください。
〇郵送の場合
〒708-8501 津山市山北520 津山市役所 歴史まちづくり推進室宛に郵送してください。
〇持参の場合
通常の開庁時間に市役所5階 歴史まちづくり推進室に持参してください
〇ファックスの場合
0868(32)2155 まで送信してください。
〇電子メールの場合
machizukuri@city.tsuyama.lg.jp
まで送信してください。
応募のあった意見等に対して個別の回答はいたしませんが、意見の概要とこれに対する考え方をホームページで公表します。(個人情報は保護します。)
電話、口頭での意見、氏名・住所の明記されていない意見は受付できません。