Ⅰ.緑の基本計画

  Ⅱ.緑の現況

    Ⅲ.緑の基本方針

      Ⅳ.緑の将来像

        Ⅴ.緑化重点地区

          Ⅵ.計画推進にむけて


   
 





旧津山市域を対象として平成12年3月に作成したものです。








Ⅰ.緑の基本計画

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◆緑の基本計画

 「緑の基本計画」とは、中長期的な視点に立って、緑地の適正な保全及び緑化の推進に関する施策を総合的かつ計画的に実施するため、その目標と実現のための施策などを内容として策定する緑とオープンスペース ※1 の総合的な計画です。


◆計画期間

木‐苗 矢印右 木-林 矢印右 木-森

平成11年
現況年次

平成21年
中間年次

平成31年
目標年次


 本計画は21世紀初頭を見通しつつ20年後の平成31年を目標年次として策定し、10年後の平成21年を中間年次として、今後の社会動向や計画の進行状況により、必要に応じて計画の修正、見直しを行うものとします。


※1 オープンスペース:

公園、広場、河川、湖沼、山林、農地などの建物によって覆われてない土地の総称








Ⅱ.緑の現況

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◆緑の現状

 津山市は、古くからの歴史を有するまちであり、市内の緑にも歴史的な特色が感じられます。市街地のほぼ中央部には津山市のシンボルの鶴山公園や衆楽園等のまとまりある樹林地がみられます。
 また、津山市の都市計画公園は、街区公園28ヶ所、近隣公園5ヶ所、地区公園1ヶ所、特殊公園2ヶ所、運動公園1ヶ所、総合公園1ヶ所、緑地2ヶ所の合計40ヶ所(計画面積92.53ha)があり、うち平成11年4月1日現在で、72.74haが整備されています。都市計画区域内人口は、80,600人(平成11年現在)であり、1人当たりの公園面積は9.0㎡/人になります。


種  類

種 別

箇所数

面積(ha)

内      容

 







住区基
幹公園

街区公園

27

7.79

北園第一公園等28ヶ所

近隣公園

5

8.70

東部公園、下河原公園等5ヶ所

地区公園

1

2.10

西部公園(一部供用開始)

33

18.59


都市基
幹公園

総合公園

1

8.00

衆楽公園

運動公園

1

20.90

津山スポーツセンター

2

28.90


特 殊 公 園

 

2

17.00

神楽尾公園、鶴山公園

緑     地

3

8.25

津山河岸緑地、せせらぎ緑地

合     計

40

72.74

平成11年現在都市計画区域内人口
80,600人で、9.0㎡/人

(注)

面積は設置面積として計算した。上記面積中にはグリーンヒルズ津山(28.8ha)を含めていない。含めた場合は12.6㎡/人






Ⅲ.緑の基本方針

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計画の


津山市の歴史的風土や良好な自然環境等の地域の特色をいかした将来の緑のあり方を明確にし、行政、市民、事業者が互いに連携しつつ一体いとなって誇りを持てる緑のまちづくりを進めることにします。

基本理念


◆基本方針とその概念図

基本方針は理念を施策に結びつける橋渡しの役割を担うもので、基本理念を踏まえ基本方針を以下のように定めます。

基本方針Ⅰ

津山市の風土や自然を構成する緑を守る

良好な自然環境を保全し、自然と歴史に彩られた街をつくります。

矢印(両横)

基本企画Ⅱ

安全や健康を守るための緑の基盤をつくる

市民が安心して暮らせるよう緑を配し、ネットワークを形成します。

矢印(両縦) 矢印(クロス) 矢印(上)

基本計画Ⅲ

緑を整備し質の向上を図り住みよい街をつくる

緑が豊富であると実感できる街をつくります。

矢印(左)

基本方針Ⅳ

市民・事業者・市が連携できるしくみをつくる

市民・事業者・市が連携し、緑にみちた津山市をつくります。



◆計画の数値目標

実地目標の項目

現  況
平成11年
(1999年)

目標年次
平成31年
(2019年)

都市計画区域内における緑地面積率

22.1%

24.2%

一人あたりの都市公園面積 (注)

12.6㎡

20.1㎡

(注)

都市計画区域内人口を対象とし、グリーンヒルズ津山(28.8ha)を含む






Ⅳ.緑の将来像

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◆緑の将来像

 計画の基本方針を踏まえて、今後、津山市が実現すべき「緑の将来像」を次のように設定します。

  • 道路軸、河川軸により緑のネットワークを形成します。
  • 緑のネットワークにより市街地の拠点となる緑地を結ぶとともに、周辺山地の良好な自然を市街地部に導入する経路えとします。
  • 市街地に緑化重点地区を定め、拠点となる公園配置を行います。
  • 市街地に残された農地をオープンスペースとして、保全を図ります。
  • 市街地周辺の山地や市内を貫流する河川を自然とのふれあいの場とし、保全を図ります。


緑の将来像-地図






Ⅴ.緑化重点地区

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◆緑化重点地区

 緑地の整備、都市緑化等に重点的にに推進する地区として、次のように設定します。

①高尾地区周辺

 周辺の良好な自然環境を利用し、自然とふれあえる場を創出する。

②井口・大谷・
横山地区周辺

 新たな市街地の良好な緑環境を創出する。

③中心市街地

 充実した都市機能の形成を緑環境の側面から支援する。

緑地重点地区-地図

④河辺地区周辺

 周辺農地と一体となった緑化を推進する。

⑤高野山西
地区周辺

 身近な小動物の生息空間の確保に努める。

⑥綾部地区周辺

 緑と調和した工業地域の形成を図る。







Ⅵ.計画推進に向けて

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◆市民参加の推進

 緑豊かな魅力的まちづくりを進めていくためには、緑地の整備や保全のほかに、民有地の緑化や公共の場を利用した緑化活動など、様々な場面での市民の力が必要です。
 そこで、市民・市民団体との連携のとれた緑の取り組みを推進していくほか、活動拠点や機会を増やしたり、緑に対する理解・価値観を広めるなど、市民参加の推進を図ります。また、市民、事業者、市の3者によるワークショップ ※1 等による事業推進体制について検討してまいります。


◆市民参加のアクションプラン


Action 1.グリーンサポート

緑地保全のための緑の管理や緑化のための植栽活動のボランティア ※2 やNPO ※3 の活動などを通じてサポートしてまいります。



Action 2.緑のモニター

 市内の動植物の生息環境や緑の育成状況等について地域の住民や自然愛好家のかたとともに情報の収集に努めてまいります。

Action 3.緑のアドバイザー

 緑化や庭造り、園芸などに関する地域の専門家や愛好家の知識と経験の活用を図ります。

Action 4.環境教育・学習リーダー

 環境意識の形成を醸成するため、プレイリーダーを中心に自然の中で遊ぶプログラムの実施を検討します。


※1 ワークショップ

参加者に自主的に活動させる方式の講習会、研究会。

※2 ボランティア

福祉、教育、文化、保険衛生、環境保全、医療など様々な分野で自発的に個人の能力を活かして、無償で社会活動をすること又はその人。

※3 NPO

非営利団体やその活動をいう。Non Profit Organizationの略。