曲水の宴俳句会は県内外から多くの方が訪れ盛会に終わることが出来ました。
スタッフのみなさん、ご協力をいただきましたみなさん、ご参加いただいたみなさん本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
今回で第19回目を迎える曲水の宴の選者は、評論家で俳人の宗田安正先生、そして現代俳句協会副会長の寺井谷子先生の2人でした。
当日は天候にも恵まれ、西東三鬼に思いをはせながら春の一日を穏やかな気持ちで楽しんでいただけました。
特選句、入選句は次のとおりです。
| 平成25年度 曲水の宴俳句会入選句 | |||||
| 宗田安正選 | |||||
| 特選 | ゆゑあつてこの空にゐるつばくらめ | 愛媛県 | 片山 一行 | ||
| 入選 | 初蝶来やさしき人に逢いたくて | 津山市 | 妹尾 礼矣子 | ||
| 曲水の一芸通す朱盆かな | 津山市 | 妹尾 武志 | |||
| 春の水時の流れを遡る | 勝央町 | 竹内 淳佑 | |||
| 曲るとき小走りになる春の水 | 津山市 | 永禮 宣子 | |||
| 眼球の表面温度凍返る | 津山市 | 倉見 英子 | |||
| 木の芽時言いたいことははつきりと | 津山市 | 豊田 加代枝 | |||
| どうどうと水落ちる音春愁い | 津山市 | 佐野 由魚 | |||
| はんなりと鶴山上る花衣 | 津山市 | 曽我部 正之 | |||
| 野遊びの一人は三鬼腕を組み | 津山市 | 右手 敦子 | |||
| 転生の時空逸脱してサクラ | 京都府 | 北川 柊斗 | |||
| 走れメロス後塵は黄塵と消ゆ | 津山市 | 小林 誠三郎 | |||
| 春泥や十五センチの靴の跡 | 津山市 | 米沢 操 | |||
| 久さに訪ふ三鬼の墓のうららけし | 奈義町 | 赤座 関山 | |||
| 生涯に苦肉の嘘も三鬼の忌 | 美咲町 | 丸山 威青 | |||
| 流觴の過不足のなき水の嵩 | 徳島県 | 松尾 初夏 | |||
| 俳人の輪に加わりぬ春の鳶 | 山口県 | 片山 淳子 | |||
| 嘘の中に真理の宿る三鬼の忌 | 津山市 | 福島 閑雀 | |||
| 鬼女で無し淑女でも無し盃流す | 奈義町 | 髙村 蔦青 | |||
| 石の橋木の橋ありて水曲る | 美咲町 | 有田 規至子 | |||
| 臍の穴鎮めて詠まむ花一句 | 津山市 | 髙橋 恵美子 | |||
| 寺井谷子選 | |||||
| 特選 | 曲水の流れあり白石先生なし | 奈義町 | 赤座 関山 | ||
| 入選 | 津山城の門のいくつや花の雨 | 東京都 | 竹内 美穂 | ||
| ええなあと老姿の坐る春の石 | 津山市 | 永禮 宣子 | |||
| ひとひらの花静かなりしずかなり | 津山市 | 福島 閑雀 | |||
| 蝶去りし後の光に吾の居て | 津山市 | 小林 誠三郎 | |||
| 曲水のぐるりと廻る時間かな | 津山市 | 治郎丸 順子 | |||
| ゆで卵こつん西東三鬼の忌 | 東京都 | 竹内 洋平 | |||
| 花冷や矢印低く三鬼墓所 | 津山市 | 岸 しのぶ | |||
| 野遊びの三々五々に三鬼居て | 津山市 | 右手 敦子 | |||
| 鯉の口大きく開き春を喰う | 津山市 | 小林 秀亘 | |||
| 春の水迅きところのうすみどり | 愛媛県 | 片山 一行 | |||
| 一心にひそかな風となる落花 | 山口県 | 片山 淳子 | |||
| 花に花地蔵男の匂せり | 勝央町 | 竹内 享佑 | |||
| 曲水の朱盆に満つる句の光 | 美咲町 | 中村 宇町 | |||
| さんざめく花の城址の裏表 | 美咲町 | 丸山 威青 | |||
| 花をみて水追いかけて詩の宴 | 美咲町 | 黒瀬 紘子 | |||
| 鶯かまさにうぐひす空の青 | 徳島県 | 松尾 初夏 | |||
| 花疲れ紙おしぼりを持ち帰る | 美作市 | 髙田 憬 | |||
| 一隅の盤石照らす初桜 | 美咲町 | 有田 規至子 | |||
詳しくは、西東三鬼賞委員会事務局 電話 0868-32-2121までお問い合わせください。