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令和5年1月13日 市長定例記者会見


*手話通訳が付いた動画を市公式Youtubeチャンネルで見ることができます
市公式Youtubeチャンネル(概要欄に目次を付けています)

 
会見内容
・今年度の活性型行革の取組について
・倭文診療所の開院について
・津山市ヤングケアラー支援検討会議の設置について
・津山産小麦のパンフェスタ開催について
・地域商社曲辰による商品開発について
・今後の津山市立小中学校の体制整備に関する基本方針(案)について
・江戸一目図屏風レプリカの庁舎展示について


(抜粋)
 県内では一日の感染者が過去最多を更新し、感染状況は第7波を超えているとの指摘もあります。美作保健所管内においても感染者は12月以降急激に増加し、予断を許さない状況が続いております。
 また、同時にインフルエンザの発生数も増加し流行シーズンに入ったことから、1月6日県下全域に「インフルエンザ注意報」が発令されたところです。
 住民の皆様には引き続きになりますが、「基本的な感染対策の徹底」など感染防止対策の徹底とインフルエンザとの同時流行への備えをお願いいたします。

 今月8日に「二十歳を祝う会」を開催いたしました。民法改正により成人年齢が変更となった昨年に彼らは成人となり、今年は20歳を迎え、ふるさと津山についても改めて様々な思いを抱いたことと思います。住民の皆さんのそういった思いを伺い、ともに考え、津山で豊かさを実感しながら、愛着をもって住み続けられるよう様々な施策を行ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

今年度の活性型行革の取組について 

 11月まで募集を行っていた今年度の民間提案制度について、加茂町農産物加工施設の利活用に対して1件の提案があり、採択をしたものです。
 こ
れは、農業法人アグリ堀坂からの提案で、現状の施設を活かしながら、餅や柿といった地域特産品の加工、さらには収穫した野菜などを使って付加価値のある商品を製造・販売していくものです。今後は必要な手続きを経ながら、来年度の稼働を目指してまいります。

 
次に、今年度のFM委員会において、グリーンヒルズ津山の魅力向上策について議論を行っていただきましたが、昨年の12月23日、委員会から提言書を受けたところです。グリーンヒルズにつきましては、昨年5月に「Globe Sports Dome」がオープンするなど、正に変革の時期を迎えているところです。今後はいただいた提言を参考としながら、公民連携や活性型行革の考え方に基づき、更なる魅力アップに取り組んでまいりたいと考えております。

 
また、嬉しいニュースを1件、報告させていただきます。日本ファシリティマネジメント協会が主催する、FMに関する優れた業績及び功績を表彰する「第17回 日本ファシリティマネジメント大賞」において、本市のFMや公民連携の取組が評価され「奨励賞」を受賞することとなりました。FMの取組は継続こそが重要ですが、このような賞をいただけたことによって、継続への自信が深まったと言えます。とはいえ、この表彰に満足することなく、引き続き公共施設のFMや公民連携、更なる活性型行革に取り組んでいく所存です。
 
なお、表彰式は2月中旬に東京で行われる予定です。

  

 倭文診療所の開院について

 休院中の倭文診療所について、診療業務を行う事業者をプロポーザル方式により選定した結果、医療法人社団 和風会 中島病院が候補者に決まりました。現在、中島病院とは、今年4月の開院に向け、診療時間や医師、看護師の配置など、診療体制について協議を進めております。

 
あわせて、老朽化した空調設備の更新、自動ドアの修繕などの施設整備や、AED、車イス等備品の更新を行っております。
 
開院後は、住民の皆様の健康保持の拠点施設となるよう、様々な取り組みを実施してまいりたいと考えております。

 

津山市ヤングケアラー支援検討会議の設置について

  ヤングケアラーは、年齢の成長度合に見合わない過度な負担により、学校生活や進路、社会生活に影響を及ぼすケースがあり、身体的、精神的、経済的に大きな負担がかかっており、孤立化や心身の不調を招く社会問題になっています。
 
厚生労働省が、令和3年度に中高生への生活実態の調査を行った際、自身がヤングケアラーだと中学2年生の1.8%、全日制高校2年生の2.3%が回答していますが、「ヤングケアラー」の認知度については、中学2年生の84.2%、全日制高校2年生の86.8%が「聞いた事はない」と回答しており、「ヤングケアラー」と自覚がないことや、社会的な認識が低いため、本市としても潜在的なヤングケアラーがいる可能性が高く、早急な対策を行い、支援に繋げてまいりたいと思います。

 その中で、ヤングケアラーに対する住民、関係機関の理解と関心を深めるため、必要な啓発を行うとともに、介護や看護などが必要な家族や身近な人に対して、無償で世話をしている18歳未満の方の実態の把握や今後の支援のあり方、対策の方向性を検討する「津山市ヤングケアラー支援検討会議」を、昨年12月1日に設置し、教育と福祉の支援体制整備について検討しているところです。

  

津山産小麦のパンフェスタ開催について

 現在、国産小麦の注目が高まっていますが、津山には津山産の小麦があります。
 
津山市では、約10年にわたり小麦の産地化に取り組んでまいりました。その結果、県内 唯一と言われているパン用小麦「せときらら」については、本市が県内最大の産地になっており、県北部のみならず県南部のベーカリーでも津山産小麦が広く使用されています。

 そこで、津山の誇る、津山産小麦を周知し、地産地消を推進するため、圏域のベーカリーが集合し、「せときらら」を使用した商品を宣伝、販売する「津山産小麦のパンフェスタ」を、2月5日の日曜日にアルネ・津山で初めて開催いたします。
 
これを機に、地元と県内で愛される農産物として津山産ブランドの確立を目指して参りたいと考えております。



地域商社曲辰による商品開発について 

 設立から3年目を迎えた曲辰におきましては、日本酒「つやま宵」やクラフトビール、ジンジャースパイス牛魔王、曲辰米、産地化を進める岡山甘栗の焼き栗など、新商品開発に取り組んできたところですが、昨年末までに新たな商品をラインナップに加えております。

 
1つ目は、氷温貯蔵したシャインマスカット「冬姫」の発売です。今年度は限定販売となりますが、収穫から一定期間、鮮度や風味が保たれる冬姫の強みを活かしながら、来年度に向けて取扱数量の増加を図る方針と聞いております。

 
2つ目は、地元産のゴボウや白ネギ、津山で作った豆腐や麺を使用した曲辰オリジナル商品、津山名物「牛そずり鍋」です。牛そずり鍋は、地元だけでなく、オンラインショップ等を通じて、市外の方からも注文をいただいており、年末から年始にかけては、贈答用にも利用されております。

 
3つ目は、吉本興業とコラボした「よしもとカレー つやま牛そずり肉編 スープカレー」の発売です。 好評により12月の発売開始から品薄の状況が続いておりましたが、今月下旬に再販売を行います。

 
曲辰におきましては、甘栗のペーストをはじめ、さらなる新商品の開発を進めており、これらの取組が同社の収益力の向上につながるとともに、持続可能で強い地域農業の確立に資することを期待しております。

  

今後の津山市立小中学校の体制整備に関する基本方針(案)について 

 【教育委員会教育長より】

 
今日、全国的な少子化の中、本市においても児童生徒の減少傾向が予測され、学校の過小規模化に伴う様々な課題が生じることが懸念されています。本市では、過小規模校への対応を目的として、令和3年7月に学識経験者、町内会・PTA・青年会議所・学校関係者で構成する「津山市小中学校の将来構想検討委員会」を設置し、7回の審議の後、令和4年9月に同委員会から「津山市小中学校の将来構想について(提言書)」の提出を受けました。

 
この提言書を基に、教育委員会において、小中学校の過小規模化に伴う諸課題を踏まえ、本市の目指す学校教育を実現する体制整備の方策を示す今後の津山市立小中学校の体制整備に関する基本方針(案)」を令和4年12月23日に作成いたしました。

 
本日より、2月22日(水)までの間、パブリックコメントを募集します。ぜひ、広く地域住民の方からご意見をお寄せいただければと思います。




 

江戸一目図屏風レプリカの庁舎展示について 

 江戸一目図屏風は、皆さまご承知のように東京スカイツリーの建設場所を選定するにあたっての資料の一つであり、2012年の東京スカイツリーオープンと同時に、「江戸一目図屛風レプリカ」が展望台に設置されました。その後、作者鍬形蕙斎の名前とともに、江戸一目図屏風を所有している津山市のプロモーションの一端を担ってまいりました。本年度、東京スカイツリー完成10周年を機に、スカイツリーの展望台の模様替えが実施されることとなり、引き続き、「江戸一目図を利用した説明版」の展示や、悪天候により展望台からの景色が見えない日には江戸一目図をベースとした動画が上映されますが、「江戸一目図屛風レプリカ」については展示終了となりました。

 
江戸一目図屏風の現物は津山郷土博物館が所蔵しておりますが、岡山県指定重要文化財であることから年間の公開日数が60日に限定されており、いつでも見られるものではありません。津山市といたしましては、年間を通して、住民をはじめとした皆さまに江戸一目図屏風に親しんでいただくために、当該レプリカを譲り受け、市役所本庁舎1階西側において展示することといたしました。

 今月30日には移設お披露目の式典を開催し、一般公開する予定です。

 



この情報に関する問い合わせ先

津山市 秘書広報室(広報)
  • 直通電話0868-32-2029
  • ファックス0868-32-2152
  • 〒708-8501岡山県津山市山北520
  • Eメールkouhou@city.tsuyama.lg.jp