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令和4年10月14日 市長定例記者会見


*手話通訳が付いた動画を市公式Youtubeチャンネルで見ることができます
市公式Youtubeチャンネル(概要欄に目次を付けています)
 
会見内容
新型コロナウイルス感染症及び原油価格等高騰に対する経済対策について
・ごんごバス循環線へのICOCA導入について
・つやま子育てアプリ、津山市総合案内AIチャットボットの運用開始について
・岡山デスティネーションキャンペーンについて
・日本初の機関士日下輝道氏関連資料の発見について
・津山工業高等専門学校の機能強化に関する国への要望について



(抜粋)
 新型コロナウイルスの感染状況は、全国的に新規感染者数が減少し落ち着きをみせているところですが、これまでどおり「ワクチン接種」、「換気を含む三密回避」など、基本的な感染対策を引き続きよろしくお願いいたします。
 また、季節性インフルエンザにおきましては、直近2年間流行が確認されておらず、抗体の保有者も少ないことから、今後、新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念されています。
そこで、季節性インフルエンザ予防接種の費用助成について対象者や助成額を拡大し接種しやすい体制としておりますので、住民の皆さまにはインフルエンザのまん延防止を行い、新型コロナウイルス感染症に対する医療体制を確保するためにも、接種いただきますようお願いいたします。

 

新型コロナウイルス感染症及び原油価格等高騰に対する経済対策について

 まず、津山市プレミアム付地域商品券についてです。
 本市では、新型コロナウイルス感染症や物価高騰などの影響を受ける地域内の経済循環を促すとともに、家計の負担軽減を図るために、プレミアム付地域商品券を発行しております。
10月から「eつやま」の追加販売、「シン・うまい券」の再販売に加え、スマートフォン等をお持ちでない方に対して購入機会を設けるため、業種を限定せず幅広い店舗で使用できるプレミアム率20%の紙商品券「シン・さくら」を、新たに2万冊販売いたします。
 「シン・さくら」の申込期間は11月10日から12月2日まで、使用期間は12月14日から来年の2月28日までとしております。申込方法は、電子メールまたは「はがき」とし、「はがき」は新聞や広報つやま12月号へ折り込みをいたします。
 電子商品券「eつやま」につきましては、プレミアム率20%で、5千口を追加販売し、申込は10月23日までの期間で、現在受付しております。使用期間は11月7日から来年の1月31日までとしております。申込方法は電子メールとし、購入方法は、クレジットカード決済に加え、新たにコンビニエンスストアにて購入が可能となっております。
 「シン・さくら」「eつやま」の購入対象者は、市内在住・在勤・在学の個人とし、購入限度数は3冊までとしており、購入申込数が発行数を超えた場合は抽選とさせていただきます。
 「シン・うまい券」につきましては、プレミアム率20%で、1万冊を再販売し、10月12日から16日までの5日間、先着順で、1日に2千冊限定で販売し、使用期間は来年の1月31日までとしております。「シン・うまい券」は、燃料費高騰が企業活動に大きな影響を与えていることから、飲食店、タクシー、運転代行に加えて、ガソリン・灯油などの燃料も購入対象としており、個人だけでなく市内に本店がある法人も購入可能としております。
 
 
 次に、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金についてです。
 国の物価・賃金・生活総合対策として、電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、特に、家計への影響が大きい住民税非課税世帯等に対して、1世帯当たり5万円を支給いたします。
 非課税世帯の方につきましては、こちらで対象の世帯を抽出し、11月中旬頃から世帯主の方へ送付いたします確認書を、返送していただくようになります。
 家計急変世帯の方につきましては、申請書を提出していただくようになります。 
 支給につきましては、12月中旬頃から、順次行うよう準備をすすめてまいります。
  

 ごんごバス循環線へのICOCA導入について

  中鉄北部バス株式会社が運行するコミュニティバスのごんごバスに、西日本旅客鉄道株式会社のICOCAシステムを導入いたします。
 サービス開始の予定時期は、令和5年4月1日(土曜日)で、サービスを開始する路線は、東循環線、西循環線、小循環線の循環線3線6台を予定しております。サービスの内容は、交通系ICカード全国相互利用によるICカード決済及びICOCA定期券サービスとなります。
 ICOCAの導入により、ICカードをタッチするだけで乗降することができ、高齢者や障害者をはじめとした公共交通利用のバリア軽減、新型コロナウイルスの感染症予防対策や日常利用の利便性向上を図ることができます。
 また、全国で利用可能なICカードを導入することで、本市を観光やビジネスで訪れる方や外国人旅行客等の利用により、地域経済への活性化も期待されます。更に、ICカードの導入によりダイヤ・停留所ごとの乗降データの取得が可能となり、今後のバス路線やルート再編にも役立てることが可能となります。


 

「つやま子育てアプリ」、「津山市総合案内AIチャットボット」の運用開始について

  今年度5月に策定いたしました「津山市デジタル社会の推進に向けた取組方針 個別実行計画」に基づき、10月1日から「つやま子育てアプリ」を、また、10月21日から「津山市総合案内AIチャットボット」の運用を開始します。
 
 まず、「つやま子育てアプリ」につきましては、子育てに関連する情報をより身近に、わかりやすく提供するため導入したもので、子育て中の皆様が、より簡単で手軽に情報を取得できる環境を整備いたしました。利用者一人ひとりの状況に応じた子育て情報の発信や、妊娠届、予防接種の問診票作成を、スマートフォンから24時間行えるなど便利な機能を備えております。
 
 次に、「津山市総合案内 AIチャットボット」につきましては、インターネットを通じた住民の皆様からの問い合わせに、24時間365日、AIが自動で応答するもので、必要な情報を自由なタイミングで入手いただけるよう、市ホームページに搭載し
、住民の皆様の利便性の向上を図ります。また、翻訳機能を搭載し、日本語のほかに、英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語・ベトナム語の5言語に対応しています。
 

岡山デスティネーションキャンペーンについて

 本年7月1日から9月30日の間、岡山デスティネーションキャンペーンが開催されました。
 特別列車『SAKU美SAKU楽』が製作、運行され、また普段は、山陰を主に運行している観光列車『あめつち』が、因美線を初めて運行しました。多くのお客様が乗車され、津山に訪れていただきました。また、全国に広くPRされ、津山市のシティプロモーションにも繋がりました。
 津山市においても、岡山デスティネーションキャンペーンに合わせ、津山城ナイトファンタジア夏桜、津山まなびの鉄道館ナイトフェス、津山・台湾デー、グリーンヒルズ津山でのフラワーガーデンの製作やマルシェの開催、津山洋学資料館でのワークショップの開催、謎解き宝探し、鉄道館スタンプラリーなど、市内を周遊していただけるイベントなど、多くの事業を実施いたしました。
 コロナ禍ではありましたが、津山城ナイトファンタジア夏桜の入園者数は1万人を超え、津山城の入園者も昨年比563%、コロナ前の令和元年比では180%となり、コロナ前を超える結果となりました。 多くのお客様にお越しいただきましたことをお礼申し上げます。
 これから秋の観光シーズンが到来します。津山市においても、3年ぶりの「津山まつり」の開催、「津山城もみじまつり」などのイベントを実施します。全国旅行支援も始まっており、津山市独自の宿泊応援キャンペーンも実施しております。多くのお客様にお越しいただき、津山の魅力を感じていただきたいと思います。



日本初の機関士日下輝道氏関連資料の発見について

 今年は日本に鉄道が敷設されて以来150年の記念の年であり、本日10月14日は、まさに鉄道記念日です。奇しくもそのような記念の日に、津山市と鉄道を結びつける、新たな資料の発見の発表を行うことについては、何か因縁めいたものを感じざるを得ません。
 明治期における日本人最初の機関士は6人が知られていますが、残念ながらこれまでは名前のみが知られ、それぞれの詳細な人物像については不明のままでした。6人のうちの一人が津山市出身の「日下輝道氏」であることは以前から知られていましたが、彼に関連する資料がこの度奈良県の子孫に当たる方のお宅から初めて発見されました。具体的には履歴書・辞令・命令書・勲章・賞状・肖像写真など多岐にわたり、これらにより日下輝道氏の生涯を詳細に知ることが可能となりました。これまで不明であった黎明期の日本人機関士像を明らかにする貴重な資料群で、日本鉄道史の中でも大変重要な資料と位置づけられます。今後の研究により、産業遺産として価値づけられることが期待されるところです。

 

津山工業高等専門学校の機能強化に関する国への要望について

 政府は、新しい資本主義の重要な柱の一つとして、デジタル田園都市国家構想を掲げ、官民挙げて地方からデジタル実装を進めることとし、情報人材の育成、確保の方針を示しております。これに基づき、文部科学省は、デジタル等の成長分野をけん引する高度専門人材を育成するため、令和5年度概算要求予算で、「大学・高等専門学校の機能強化」に要する予算を要求しております。
 私は、10月19日、文部科学省に対して、高等専門学校における情報人材の育成については、定員増など効果的な取組を進めていただくよう要望いたします。
 本市においては、産学官連携による産業支援組織「つやま産業支援センター」、市内ICT企業によるネットワーク「つやまICTコネクト」や、津山工業高等専門学校の校内に5Gの利用環境を備え、企業や学生による情報通信技術の研究や開発を支援する施設「津山市IoTラボ」などが整備されており、同校や企業等との連携プラットフォームが整備されております。このため、津山工業高等専門学校において、情報システム系(1クラス40人)の定員増など情報人材の育成強化が実現される場合、現実的な課題や学習の場を提供することが可能であり、本市また我が国で不足する実践的な情報人材の育成に貢献できるものと考えております。

 


 

この情報に関する問い合わせ先

津山市 秘書広報室(広報)
  • 直通電話0868-32-2029
  • ファックス0868-32-2152
  • 〒708-8501岡山県津山市山北520
  • Eメールkouhou@city.tsuyama.lg.jp