• 本文へ
  • 文字サイズ
    • 拡大
    • 縮小
  • 背景を変える
    • 標準

令和4年7月15日 市長定例記者会見



*手話通訳が付いた動画を市公式Youtubeチャンネルで見ることができます
市公式Youtubeチャンネル(概要欄に目次を付けています)
 
(抜粋)
 新型コロナウイルスの感染者数が、全国的に増加傾向となっております。
 本市では、若い世代を含めた、更なるワクチン接種率の向上に向けて、企業訪問による接種勧奨や啓発のほか、3回目・4回目のワクチン追加接種を推進しているところです。
 また、明後日17日日曜日に予定しております、市の集団接種では、4回目接種と合わせ、本市『初』となります、『予約なし接種』を、3回目接種の方を対象に実施いたします。
 今後も、関係機関と連携し、対象となる方々が、接種しやすい環境づくり、そして情報提供に努めてまいりますので、ご事情やお気持ちの許す方におかれましては、ぜひ接種をご検討いただきたいと思います。
 これから行楽の機会の増える夏休みに入り、本格的な、夏の観光シーズンを迎えますが、特にイベント等、多くの人が集まる場所では、感染リスクが高まりますので、ご自身と大切な方を守るため、基本的な感染対策の徹底など、今一度、お願いしたいと思います。

みらい戦略ディレクターの新規委嘱について

 津山市みらい戦略ディレクターは、本市の重要課題である地域創生・経済戦略、行財政改革、教育等の分野に関し、専門的な知識、経験等を有する方から助言及び提言を得ることにより、円滑で効果的な市政運営に資するために、平成31年度から設置しております。
 現下のめまぐるしい社会情勢の変化や、人口減少などの社会課題に的確に対応していく体制を強化するため、このたび6名の有識者の方々に新たにみらい戦略ディレクターに就任していただくことといたしました。
 地域創生・経済戦略の分野において、経済産業省前事務次官の安藤久佳氏、一級建築士で紀行作家の稲葉なおと氏、NTT西日本相談役の小林充佳氏、早稲田大学社会科学部学部長の早田宰氏を、教育の分野において、元文部科学省初等中等教育局児童生徒課生徒指導室長の亀田徹氏、中国学園大学・中国短期大学副学長の住野好久氏を委嘱し、これまでご就任いただいている5名の方々と併せて11名のディレクターに、それぞれの専門分野から今後の市政運営に関する助言、提言をいただくこととしております。

  

新型コロナウイルス感染症及び原油価格等高騰に対する経済対策について

  まず、貨物運送事業継続支援事業については、感染症の拡大及び原油価格などの高騰により深刻な影響を受ける一般貨物自動車運送事業者や、貨物軽自動車運送事業者の事業継続を下支えするために、支援金を交付いたします。
対象者は、貨物自動車運送事業法の許可を受け、市内に本店・本社または本拠があり、市内に営業所を有している事業者とし、個人事業者においては、申請時に住民票の所在地が市内であること、などとしております。
 交付金額は、市内営業所に所属する貨物自動車の台数に応じて算出し、運行管理者を配置し、一般貨物自動車運送事業を営む事業者については、30万円から60万円、運行管理者を配置せず一般貨物自動車運送事業を営む事業者、または貨物軽自動車運送事業を営む事業者については、市内営業所に所属する貨物自動車1台あたり2万円、上限10万円としております。
 申請受付は、7月19日から開始し、11月30日までといたします。
 
 次に、津山市プレミアム付き地域商品券発行事業についてです。
 低迷する個人消費を喚起し、地域内の経済循環を促すために、20パーセントの付加価値を付けた地域商品券を、2種類発行いたします。
 一つ目は、業種を限定せず、幅広い店舗で使用できる電子商品券「eつやま」を、総額1億8千万円分発行いたします。
 二つ目は、昨年度と一昨年度に発行した、飲食店等で利用できる「うまい券」に、ガソリンスタンド等の燃料販売店を対象に加えた商品券「シン・うまい券」を、総額7億2千万円分発行いたします。
 「eつやま」の購入方法につきましては、昨年度はクレジットカード決済のみとしておりましたが、今回は、窓口での現金購入もできるようになります。また、あわせてコンビニでの購入ができるよう、現在調整を進めております。
 「シン・うまい券」につきましては、燃料費高騰が企業活動に大きな影響を与えていることから、個人の方だけでなく、市内に本店がある法人の方も購入できることといたします。
 購入申込及び取扱店舗の募集につきましては、広報津山や新聞折り込みなどでご案内させていただいたうえで、7月20日から、津山市都市整備公社にて受け付けいたします。なお、購入申込数が発行数を超える場合は、抽選とさせていただきます。
 各商品券の使用開始につきましては、「eつやま」は9月1日から、「シン・うまい券」は9月15日とし、使用期限は、令和5年1月31日までといたします。

 

夏の観光振興について

  まずは、『第44回津山納涼ごんごまつりin吉井川』ですが、先週の土曜日、日曜日の2日間、3年ぶりに開催されました。観客数は 12万8千人と、多くのお客様に参加いただき、大盛況のうちに終えることが出来ました。
 YouTube生配信を行うなど、新型コロナ感染症が心配な方、津山から離れている方々も参加できるハイブリット開催に初めて取り組み、多くの方に楽しんでいただけたものと思います。
 まつり実行委員会、関係者の皆様、感染症の影響による日程変更等、ご苦労もあったかと思いますが、ありがとうございました。

 次に、7月1日より、JR6社、岡山県、市町村、観光関連事業者が共同して開催する大型観光キャンペーン『岡山デスティネーションキャンペーン』についてです。
 キャンペーンに合わせ、新たに特別列車『SAKU美SAKU楽』号が製作され、7月1日から運行が開始されています。キャンペーン期間中の金曜日から月曜日の週4日、各2往復運行されます。
 また、7月31日、8月6日、13日の3日間は、普段は鳥取、出雲市間を運行している特別列車『あめつち』が初めて、因美線を運行し、津山駅に到着します。また、この日は、『SAKU美SAKU楽』も運行され、2両がホームに並びます。
 その他、『急行砂丘』も1日限りの運行がされる予定となっています。
 JR様には、多くのお客様をお運びいただきますので、津山市といたしましても、しっかりおもてなしを行いたいと思います。
 
 津山市では、このキャンペーンの期間中、市独自の事業も行います。

 津山駅では、7月1日から、ホームでの列車接近メロディーをB'zの『EasyCome,EasyGo!』に変更しています。
 また、明日16日には、呑み鉄で有名な俳優、六角精児さんと一緒に、臨時列車に岡山駅から乗車していただき、ザ・シロヤマテラス津山別邸でのトーク&ディナーショーを行う「六角精児と楽しむ津山」を開催いたします。
 
 8月13日、9月17日には、『津山まなびの鉄道館ナイトフェス2022』を開催いたします。
 特に、9月17日のナイトフェスでは『台湾デイ』と銘打ち、台湾彰化市にある彰化扇形庫から中継でクイズなどを行うコラボ企画や、台湾グルメが楽しめる屋台をご利用いただけます。
 本市では、岡山空港からの直行便があり、海外から岡山県に一番来られている台湾の誘客に力を入れています。以前より、台湾彰化市との連携も進めており、今回、JALさんに委託し、その第一弾の連携企画として行います。
 今後も引き続き、台湾との連携事業を計画しておりますので、またご報告をさせていただきます。
 
 津山城では、8月11日から9月25日に、『津山城ナイトファンタジア「夏(なつ)桜(ざくら)」』と称して、夏のイルミネーションを、初めて開催いたします。幻想的な夜の津山城をお楽しみいただきたいと思います。様々なアートの設置もいたしますので、昼間も十分にお楽しみいただけます。是非、いつもと違う津山城にお越し下さい。
 
 グリーンヒルズつやまでは、フラワーガーデンを制作しています。広々とした空間で、家族やお友達と、コロナで疲れた心と体を癒やし、ゆっくりお過ごしいただけます。8月20日の土曜日にはマルシェも開催いたします。
 
 また、クイズラリー『つやま宝さがし大冒険!』を今月から開催中です。毎月変わるクイズを解いて、市内の観光スポットを巡る宝探がしをお楽しみください。スマートフォンからもご参加いただけます。
 
 このように、『春はつやま』に続き、『夏旅つやま』と称し、7月から9月末まで行われる岡山デスティネーションキャンペーン期間中、盛りだくさんのイベント等をご用意して、皆様をお待ちしております。
是非、津山にお越しいただき、夏の良き思い出をお作りいただきたいと思います。

 

つやまエリアオープンファクトリー2022の開催について

 つやま産業支援センター主催、岡山県美作県民局共催により、7月22日、23日の両日、津山市定住自立圏のエリア内企業等を会場に開催するもので、2019年以来3年ぶり、3回目の開催となります。
 この『つやまエリアオープンファクトリー』は、小中学生や高校生・大学生など、将来を担う子どもたちを中心に、津山圏域の会社・工場を楽しみながら知ってもらい、将来の就業や定住化につなげようと開催するものです。当日は津山圏域内34社の工場、企業を見学できるほか、バスツアーや、参加企業が企画した合計19コースの「ものづくり体験メニュー」をご用意しています。
 また、参加される方は、両日とも、津山圏域を走るごんごバスや路線バスを無料で乗車できます。
 スタンプラリーなどの楽しい企画もございます。この機会に是非たくさんの魅力ある企業をご覧頂きたいと思います。




通学路に対する防犯灯設置費補助制度の新設について

 子どもたちが交通事故や犯罪に巻き込まれるのを防ぐため、小・中学生が登下校時に使用する通学路に、町内会が防犯灯を整備する際、これまでの防犯灯設置補助とは別に補助を行うもので、7月から受付を開始しております。
防犯灯の新設または取替に要する費用を補助対象とし、支柱を新たに新設する場合は10万円、支柱を含めない場合は2万円を上限に補助いたします。
 なお、実施期間は、令和5年度までの2年間といたします。


 

自動車急発進等防止装置整備費補助制度の新設について

 高齢者のアクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによる交通事故を防止するため、後付けの急発進等防止装置の整備に対する本市独自の補助制度を、7月に創設いたしました。
市内在住の満65歳以上の高齢者が、自ら使用する自家用車に装置を整備する際に、装置及び取付に要する費用の3分の2、上限10万円を補助いたします。
 なお、実施期間は令和6年度までの3年間といたします。

 

津山市国民健康保険人間ドック受診費用助成制度の拡充について

 令和元年度から、津山市国民健康保険にご加入の40歳から74歳の方へ、人間ドックの受診費用の一部を助成する事業を実施しております。
 この度、本年7月1日以降に受診された方を対象に、健康意識の向上・健康寿命の延伸を推進するため、人間ドック受診費用 助成制度を拡充することといたしました。
 拡充の内容は、対象年齢を5歳引き下げ、35歳からとし、助成額では、上限を5千円引き上げ2万円としたことが、主な内容となります。
 その他にも、脳ドックや乳がん検査なども、オプション検査として助成対象に含め、また、5年に一度は受診いただけるよう、節目ごとに実施する健診の助成を拡大するなど、様々な観点で取組を進めます。住民の皆さまが、健康で生涯現役で暮らすために、是非とも人間ドックを受診いただき、ご自身の健康を維持していただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

公共施設の利活用に関する民間提案の募集について

 この提案募集制度は、本市が保有する遊休化した公共施設等の利活用を図るなど、民間事業者の独創的で実効性の高い提案を募集し、事業化する制度で、今年度も本日、募集要項を公表いたします。
 この制度により、旧高田幼稚園、旧東幼稚園などにおいて、民間ビジネスモデルを導入した利活用事業が、既に始まっております。
 また、街路灯一斉LED化事業、デジタルサイネージ設置などの、民間ノウハウを活かした公民連携を図っております。
 住民の皆様へは公共サービスの向上、民間事業者の方々へはビジネスチャンスの拡大、行政は行政コストの縮減と、『3方良し』の関係となるような活性型行革をさらに推進すべく、今年度につきましても、地域の活性化や魅力づくりにつながる、独創的な提案を期待したいと考えております。

 

景観賞の募集について 

 本市では、市内で魅力ある景観づくりにつながる活動や、景観の維持・向上に配慮した建物、広告物を、津山市景観賞として表彰し、広く周知することで、地域への波及効果や市民の景観に対する意識の向上につなげています。
 今年度も、『津山市景観賞』を、建築物部門、広告物部門、景観活動部門の、3つの部門で募集いたします。募集期間は、7月25日から8月31日の間で、自薦・他薦は問いません。
 市内で気になる建物や広告物、景観活動がありましたら、是非ご応募ください。

 

全国近代化遺産活用連絡協議会の開催について

 この大会は、令和3年度に開催を予定しておりましたが、感染症拡大の影響で延期を余儀なくされておりました。このたび、開催日程が決定いたしましたので、お知らせいたします。
 津山大会は、本年11月21日から11月23日までの、3日間の日程で開催いたします。
 今大会では、津山を代表する鉄道遺産である扇形機関車庫をはじめとする、数多くの鉄道遺産について、文化庁・鉄道遺産に深い造詣をお持ちの先生方をお招きして、その価値を全国に広めて頂けるよう取り組むとともに、市内の近代化遺産の耐震対策・活用の事例などを紹介する予定です。
 この大会を通じて、津山に残る貴重な近代化遺産に、改めて目を向けていただくきっかけとなることを期待いたしております。全国から100人を超える参加者が見込まれており、この大会をまたとない機会ととらえまして、津山の近代化遺産を全国に発信していきたいと思っております。

 

新修津山市史 資料編「古代・中世」の発刊について 

 平成25年度から編さんに着手しております『新修津山市史』は、通史編6巻と資料編4巻で構成いたしますが、平成30年発刊の別巻『つやまの民話』、令和2年発刊の資料編『考古』に続きまして、このたび、資料編『古代・中世』を刊行いたしました。本日7月15日から、津山郷土博物館、市内書店などで販売を開始いたします。
 本書は、文字による記録が始まった時代から、森忠政が津山へ入封するまでの、現在の津山市域を中心とした、美作地域に関する古文書や木簡などの、文字で書かれた資料を中心に紹介する資料集です。
 美作国から都へ送られた品物や、現在まで残る地名の由来、神社や飢饉、病気、災害などの記録、歌・儀式、政治の動きなど、美作国に関することが、どのように記録として残されてきたのかを知る手掛かりを、この1冊にまとめております。
 是非、多くの方に手に取っていただき、郷土の歴史を知る拠り所として、幅広くご活用ください。





この情報に関する問い合わせ先

津山市 秘書広報室(広報)
  • 直通電話0868-32-2029
  • ファックス0868-32-2152
  • 〒708-8501岡山県津山市山北520
  • Eメールkouhou@city.tsuyama.lg.jp