• 本文へ
  • 文字サイズ
    • 拡大
    • 縮小
  • 背景を変える
    • 標準

平成30年11月19日市長定例記者会見


 
 日増しに肌寒くなり、木々も色づき、秋も深まって参りました。この美しく紅葉した景色や、津山のいいところを市内外へ情報発信するために、今年度のシティプロモーション事業として、市内の高校生グループ14組によるSNS合戦が先月から行われています。高校生の目から感じた郷土の風景や出来事をSNSを活用して全国に発信することで、本市のPRにつながればと考えています。
 
 

12月定例市議会への提出議案等について

  今議会に当初に提出いたします議案等は、補正予算議案7件、条例議案6件及びその他議案25件の計38件でございまして、本日、議案等を送付いたしております。
 また、追加議案といたしまして、補正予算議案6件、条例議案1件及びその他議案1件、並びに人事案件1件を提出する予定といたしております。
 
 

12月補正予算(案)の概要について

  12月議会に提案する一般会計第4次補正予算は、4億5,598万6千円を追加し、補正後の予算総額は536億3,777万8千円となっております。
第4次補正予算では、9月補正予算編成後の状況に応じて、国・県等の予算に対応した補助事業等に要する経費や、職員の新陳代謝や退職に伴う人件費の調整及び、旧東部衛生施設組合関連で、敦賀市との裁判の和解に要する経費などを計上しております。
 主な事業としましては、当初予算で計上した定年退職者以外の、勧奨や早期、期間満了等により退職する職員へ支給する「退職手当」に9,348万円、事業所数の増加に伴い利用者数が増加している「障害者訓練等給付事業」に3,201万円、敦賀市との和解のための経費4,225万円、7月豪雨災害により全壊した家屋を撤去する「被災家屋等撤去事業」に500万円、同じく、豪雨災害により被災した農機具や格納庫などの再取得や修理のための「経営体育成支援事業補助金」に2,103万円、林業施設や土木施設、公園施設の災害復旧費に6,575万円を計上しております。
 
 

サマーレビューの実施結果について

 サマーレビューは、多様化する市民ニーズや本市を取り巻く環境の変化に事務事業が対応できているのかを評価・検証し、見直しを行うことで、効率的な行財政運営に資することを目的に、全657事務事業を対象に今年度はじめて実施しました。
 結果、見直し対象事業数は287事業となり、第5次総合計画の前期期間で終了する事業も含めて、見直し対象となった事業費の総額は、3億6,164万2千円となりました。
 この結果を平成31年度予算へ反映していくとともに、事務改善等により、非常勤嘱託職員は、法令等で設置が義務づけられているものなどを除き、今後3年間で50%減を目標に、より事務事業の精査を行ってまいります。
 また、公共施設再編基本計画によるファシリティマネジメントをさらに加速、推進することにより公共施設の適正な維持管理を図ることとします。
 今後とも、職員の意識改革を図り、事務効率を高めていくことは重要であり、効率的な行財政運営に努めてまいります。 
 

津山市制施行90周年について

  津山市は、来年2月11日に市制施行90周年を迎えます。
 昭和4年に県下3番目の市として、人口3万3,361人で誕生し、その後、数度の合併を経て市域を広げ、平成17年2月には加茂町、阿波村、勝北町、久米町と合併し、今日まで県北の中心都市として、その役割を担ってまいりました。
 津山市制施行90周年という節目の年を、市民のみなさんとともにお祝いし、来たる100周年に繋げていきたいと考えています。
 なお、90周年記念事業の一つといたしまして、同日、ベルフォーレ津山において記念式典及びアトラクションや講演会を開催します。
 また、式典の中で、今年度の市政功労者表彰式も合わせて執り行う予定です。
 

津山線開業120周年記念セレモニーの開催について

  津山線は1898年(明治31年)12月に開業して以来、山陰山陽を結ぶ基幹路線として、沿線をはじめとする地域の近代化を支え、人々の暮らしに大きな役割を果たしてきました。
この津山線が、本年12月21日に開業120周年を迎えます。
 津山市では、これを記念し、来る12月22日に津山線開業120周年記念セレモニーを津山まなびの鉄道館で開催いたします。
 JR西日本、岡山県、沿線自治体、関係する団体の皆様にご参加いただき、これまでの津山線の地域貢献に感謝し、その重要な役割への思いを新たにしてまいりたいと思います。
 オープニングには、作陽高等学校の吹奏楽部に演奏していただき、記念ポスター等のお披露目を予定しています。
 また、同会場では、12月22日、23日の2日間、美作地域のグルメを集めたマルシェや、鉄道パネル展等の関連イベントも開催することとしています。
 私といたしましても、これを契機とし、関係各位との連携を一層深め、将来にわたり、欠くことができない公共交通の核として津山線が愛され続け、さらなる利用促進を図りながら、沿線地域の発展とまちづくりにつながりますよう、尽力してまいりたいと思います。
 

敦賀市民間最終処分場問題に係る和解について

  福井県敦賀市内の民間産業廃棄物 最終処分場において、汚染物質が地下水等に漏出したことに伴って行われた汚染防止対策工事等に掛かった費用の償還請求を、敦賀市から受けていた訴訟について、この度、名古屋高裁・金沢支部から和解案の提示がありました。
 和解案の内容は、被控訴人である本市と奈義町、勝央町が解決金として、2億647万1,000円を支払うというものでありますが、3市町の協議の結果、このたびの裁判所の和解案を受入れることとし、12月定例市議会において、関連議案を提出しているところであります。


 

この情報に関する問い合わせ先

津山市 秘書広報室(広報)
  • 直通電話0868-32-2029
  • ファックス0868-32-2152
  • 〒708-8501岡山県津山市山北520
  • Eメールkouhou@city.tsuyama.lg.jp