「公共交通」に係る市民アンケートの結果について
津山市では、交通空白地の解消、コンパクトなまちづくり、まちのにぎわいの創出、広域的な観点・連携による人の交流などを目的とし、持続可能な公共交通網の形成するため、「津山市地域公共交通網形成計画」を策定をすすめているところです。
計画の策定にあたって、「日常の移動状況」や「公共交通に対するニーズ」を把握するため、平成28年9月28日から平成28年10月3日にかけてアンケートを実施しました。
そのアンケート結果を公表いたします。
結果には、皆さんの普段、公共交通をどう利用されているか、どのように思っていらっしゃるかが反映しております。
また、公共交通への厳しいご意見もいただいています。
結果をご覧いただき、津山市の「公共交通」についてお考えいただければと思います。
「津山市公共交通網形成計画に関わる市民アンケート調査結果」(その2)[712KB PDFファイル]
「津山市公共交通網形成計画に関わる市民アンケート調査結果」(その3)[627KB PDFファイル]
「市民アンケート調査票」[725KB PDFファイル]
「アンケートでの自由意見(70歳以上の方から)」[66KB PDFファイル]
「アンケートでの自由意見(69歳~60歳の方から)」[56KB PDFファイル]
「アンケートでの自由意見(59歳~30歳の方から)」[81KB PDFファイル]
「アンケートでの自由意見(29歳未満の方から)」[12KB PDFファイル]
高齢者になるほど、外出率は低くなっていますが、「旧津山中心」では他の年代とあまり違いが
ありません。目的地が近く、徒歩や自転車で外出していること推測されます。
利用する施設
買い物で利用する施設は、イオン津山店やマルナカ院庄店などの「バスの乗継拠点」を兼ねている
施設が上位の傾向にあります。
また、旧津山東、加茂、阿波では「マルイ高野店」、旧津山西、中心で「ノースランド」などが
上位となっています。
それ以外にも、加茂では「キシヤ」、勝北では「マルイ勝北店」など、地域内の店舗が上位になっ
ています。
通院で利用する施設は、「バスの乗継拠点」でもある「津山中央病院」が、全市的に多くなってい
ます。一方、久米では隣接する真庭市の医療機関の利用が多いという特徴があります。
移動手段・意識
自動車利用が非常に多く(85%)、自動車を利用する理由の第1位は「自分で運転できる」で、
公共交通の必要性を身近に感じていないと言えます。
鉄道では68%、バスでは58%の人が、「現状は維持すべき」と答えています。また、公共交通
の将来は80%の人が「不安を感じている」と答えています。
一方で、「公共交通を利用する」と答えた人は50%弱しかいません。
「利用」が「公共交通の維持・確保」につながるという意識は低いといえます。
バスのサービスレベル
不満を感じる第1位は「1日あたりの運行本数」38%で、「通勤・通学時間帯の運行本数」につい
ても30%の人が不満を覚えています。
また、バスを普段利用する人の不満の第1位は「運賃」58%、第2位は「時刻表通りの運行」56%、
第3位は「運転手の接客態度」55%と続きます。
おかやま愛カード(免許返納制度)
「おかやま愛カード」を知っていると答えた人は47%。持っていると答えた人は4%でした。
「おかやま愛カード」の特典利用は、「タクシー運賃の割引」が47%と多いのに対し、「バス料金
の割引」は8%でした。
中心部への来街度
津山市中心部へ出かける人の率は非常に低くなっています。(中心部に住んでいる人で10%、周辺部の
人で24%が「ほとんど行かない」と回答しています。)
出かけない理由の第1位は「行く用事がない」で、第2位は「中心部以外で用事が済む」となっています。
A.JR線は津山線、因美線、姫新線の3線が走っていて、駅は14駅あります。そのうち、津山市が管理して
いる駅舎は5駅です。
バス路線は、おおよそ31路線が運行しています。そのうち、市が直営で運行している路線は2路線、他の自治体と
共同運行している路線が3路線あります。
タクシー事業者は、平成29年1月現在で市内に13社あり、161台のタクシーが市内を走っています。
Q.ごんごバスってなに?
A.ごんごバスは、市民の重要な足として津山市からの要請で、事業者が走らせているコミュニティバスです。
通院・買い物などの足を想定して、市内中心部と東西を循環する路線、各支所を結ぶ路線を運行しています。
そのため、他のバス路線とは違い料金は、定額200円(倭文・宮部線を除く)となっています。
Q.津山市が、路線バス運行のために支出しているお金ってどのくらい?
A.バスは、交通弱者や運転免許証を持たない人のためには、重要な移動手段です。
平成27年度では、バス運行を維持するために補助金や委託料として、約1億2300万円を支出しました。
その他に、国や県からも運行補助金が支出されています。
市民一人あたりの負担額に直すと、約1,180円となります。これは、2ヵ月に1回、ごんごバスを利用し
たときの金額とほとんど同じです。
みなさんは多いと思いますか?少ないと思いますか?
Q.鉄道やバスに乗る人が減っていると聞くけど、どのぐらい減っているの?
A.鉄道の利用者数は、年によっての違いはありますが、減少傾向にあると言えます。
また、路線バスは平成22年度から比べて、平成27年度では利用者数が約5万1千人減少し、ついに年間
利用者数が50万人を割り込みました。(参考資料 路線バスの利用者数[44KB PDFファイル])
利用者が減っているのは、なぜでしょうか?
「人口が減っている」「車社会だからみんな自家用車を使うから」「時間が制約されるから」「本数があまり
走っていないから」などのいろいろな理由が思い浮かぶかもしれません。
だからといって、公共交通が本当になくなってしまってもいいのでしょうか?
今、必要ないからといって、いつ必要になるかわかりません。自家用車で移動できない人たちにとって、
公共交通は、移動のための最後の命綱(ライフライン)なのです。
計画の策定にあたって、「日常の移動状況」や「公共交通に対するニーズ」を把握するため、平成28年9月28日から平成28年10月3日にかけてアンケートを実施しました。
そのアンケート結果を公表いたします。
結果には、皆さんの普段、公共交通をどう利用されているか、どのように思っていらっしゃるかが反映しております。
また、公共交通への厳しいご意見もいただいています。
結果をご覧いただき、津山市の「公共交通」についてお考えいただければと思います。
アンケート結果
「津山市公共交通網形成計画に関わる市民アンケート調査結果」(その1)[757KB PDFファイル]「津山市公共交通網形成計画に関わる市民アンケート調査結果」(その2)[712KB PDFファイル]
「津山市公共交通網形成計画に関わる市民アンケート調査結果」(その3)[627KB PDFファイル]
「市民アンケート調査票」[725KB PDFファイル]
「アンケートでの自由意見(70歳以上の方から)」[66KB PDFファイル]
「アンケートでの自由意見(69歳~60歳の方から)」[56KB PDFファイル]
「アンケートでの自由意見(59歳~30歳の方から)」[81KB PDFファイル]
「アンケートでの自由意見(29歳未満の方から)」[12KB PDFファイル]
アンケートでの特徴的な傾向
外出率(用事のため1日あたり何回外出するか?)高齢者になるほど、外出率は低くなっていますが、「旧津山中心」では他の年代とあまり違いが
ありません。目的地が近く、徒歩や自転車で外出していること推測されます。
利用する施設
買い物で利用する施設は、イオン津山店やマルナカ院庄店などの「バスの乗継拠点」を兼ねている
施設が上位の傾向にあります。
また、旧津山東、加茂、阿波では「マルイ高野店」、旧津山西、中心で「ノースランド」などが
上位となっています。
それ以外にも、加茂では「キシヤ」、勝北では「マルイ勝北店」など、地域内の店舗が上位になっ
ています。
通院で利用する施設は、「バスの乗継拠点」でもある「津山中央病院」が、全市的に多くなってい
ます。一方、久米では隣接する真庭市の医療機関の利用が多いという特徴があります。
移動手段・意識
自動車利用が非常に多く(85%)、自動車を利用する理由の第1位は「自分で運転できる」で、
公共交通の必要性を身近に感じていないと言えます。
鉄道では68%、バスでは58%の人が、「現状は維持すべき」と答えています。また、公共交通
の将来は80%の人が「不安を感じている」と答えています。
一方で、「公共交通を利用する」と答えた人は50%弱しかいません。
「利用」が「公共交通の維持・確保」につながるという意識は低いといえます。
バスのサービスレベル
不満を感じる第1位は「1日あたりの運行本数」38%で、「通勤・通学時間帯の運行本数」につい
ても30%の人が不満を覚えています。
また、バスを普段利用する人の不満の第1位は「運賃」58%、第2位は「時刻表通りの運行」56%、
第3位は「運転手の接客態度」55%と続きます。
おかやま愛カード(免許返納制度)
「おかやま愛カード」を知っていると答えた人は47%。持っていると答えた人は4%でした。
「おかやま愛カード」の特典利用は、「タクシー運賃の割引」が47%と多いのに対し、「バス料金
の割引」は8%でした。
中心部への来街度
津山市中心部へ出かける人の率は非常に低くなっています。(中心部に住んでいる人で10%、周辺部の
人で24%が「ほとんど行かない」と回答しています。)
出かけない理由の第1位は「行く用事がない」で、第2位は「中心部以外で用事が済む」となっています。
参考 「津山市の公共交通を知ってますか?」
Q.津山市内を走っているJR線やバス路線、タクシーの数は?A.JR線は津山線、因美線、姫新線の3線が走っていて、駅は14駅あります。そのうち、津山市が管理して
いる駅舎は5駅です。
バス路線は、おおよそ31路線が運行しています。そのうち、市が直営で運行している路線は2路線、他の自治体と
共同運行している路線が3路線あります。
タクシー事業者は、平成29年1月現在で市内に13社あり、161台のタクシーが市内を走っています。
Q.ごんごバスってなに?
A.ごんごバスは、市民の重要な足として津山市からの要請で、事業者が走らせているコミュニティバスです。
通院・買い物などの足を想定して、市内中心部と東西を循環する路線、各支所を結ぶ路線を運行しています。
そのため、他のバス路線とは違い料金は、定額200円(倭文・宮部線を除く)となっています。
Q.津山市が、路線バス運行のために支出しているお金ってどのくらい?
A.バスは、交通弱者や運転免許証を持たない人のためには、重要な移動手段です。
平成27年度では、バス運行を維持するために補助金や委託料として、約1億2300万円を支出しました。
その他に、国や県からも運行補助金が支出されています。
市民一人あたりの負担額に直すと、約1,180円となります。これは、2ヵ月に1回、ごんごバスを利用し
たときの金額とほとんど同じです。
みなさんは多いと思いますか?少ないと思いますか?
Q.鉄道やバスに乗る人が減っていると聞くけど、どのぐらい減っているの?
A.鉄道の利用者数は、年によっての違いはありますが、減少傾向にあると言えます。
また、路線バスは平成22年度から比べて、平成27年度では利用者数が約5万1千人減少し、ついに年間
利用者数が50万人を割り込みました。(参考資料 路線バスの利用者数[44KB PDFファイル])
利用者が減っているのは、なぜでしょうか?
「人口が減っている」「車社会だからみんな自家用車を使うから」「時間が制約されるから」「本数があまり
走っていないから」などのいろいろな理由が思い浮かぶかもしれません。
だからといって、公共交通が本当になくなってしまってもいいのでしょうか?
今、必要ないからといって、いつ必要になるかわかりません。自家用車で移動できない人たちにとって、
公共交通は、移動のための最後の命綱(ライフライン)なのです。
この情報に関する問い合わせ先
- 津山市 商業・交通政策課
-
- 直通電話0868-32-2081(商業政策担当) , 0868-32-2075(交通政策担当)
- ファックス0868-32-2154
- 〒708-8501岡山県津山市山北520 東庁舎2階
- Eメールshoukoutsu@city.tsuyama.lg.jp