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第6回審議会の様子

 

日時 平成27年7月27日(月曜日)10時00分から

場所 津山市役所 東庁舎 3階 E302会議室

 

本日の第6回審議会は、会場が東庁舎となり気分を変えての会議です。

活波鶴丸くん(かっぱつるまる 左)と、さくら姫ちゃん(右)、そして事務局の3人が、第6回審議会の案内してくれます(^^)

 


 

会議資料

 01 第6回審議会 レジュメ[4KB PDFファイル]
 02 配席表[6KB PDFファイル]
 03 今後のスケジュール[6KB PDFファイル]

 資料1 パブリックコメントの実施結果について[8KB PDFファイル]
 資料2 主要指標(前回審議会資料4の差替え)[61KB PDFファイル]


【参考 第5回審議会に示した基本構想(案)】
 資料2 基本構想(案)[267KB PDFファイル]
 資料3~5 策定にあたって・主要指標・時代の潮流と課題[224KB PDFファイル]
 資料6 基本構想イメージ図[151KB PDFファイル]


 

報告事項(1)パブリックコメントの結果について

鶴 丸 前回の審議会で、基本構想(案)をパブリックコメント(意見募集)を実施した結果だね。

 
資料1 パブリックコメントの実施結果について[8KB PDFファイル]

 (事務局) 
 資料1をご覧ください。
 パブリックコメントは、7月24日で締め切らせていただき、1件のご意見をいただいています。
 内容についてきましては、基本構想(案)
P34 開花プログラム(1)ア 子どもが健やかに育つために、のところで、給食センターに魅力を感じない、自給率をあげて、他地域より抜きん出れば、子育て世代が移住地を選ぶ際、魅力が増し、「食育」だけでも特化出来たなら、移住希望者は勿論のこと、市内在住の子育て世代にも喜ばれるのではと思います、とのご意見でした。
 それに対して津山市の考え方は、子ども達に魅力あるおいしい学校給食を提供するため、安全安心な食材を、安定的かつ安価に調達するとともに、センター化のメリットを活かした計画的な取組みにより、地場産物の積極的な活用に努めております。今後、一層の推進を図っていくこととしていますが、今回の提案については、まちづくりについての具体的な提案であり、基本計画等を検討する中で、参考とさせていただくという考え方をもっています。


(委 員)
 パブリックコメントを受け取った後の、ご意見を下さった方への回答はどのような形でしていくのでしょうか?


(事務局)
 市のホームページに掲載し、公表することになります。


(委 員)
 ホームページでは分かりにくいのではないでしょうか。パブリックコメントに寄せていただいたということはありがたいことで、こういうご意見をいただき、市としてはこういう回答といったことを新聞に載せるとか、ホームページでは見にくい方もおられるので、市の広報に掲載するといった形も必要ではないでしょうか。


(事務局)事務局で検討していきます。

(委 員)
 自分も意見を出してみようと思うきっかけになるという意味で今の意見に賛成です。津山市の給食センターの自給率は相当高いと認識しています。市の認識では津山市はどの程度でしょうか?
私の認識からすると、パブリックコメントの内容に違和感を感じたので、質問させていただいています。


(市教委)
 ご意見では自給率と言われていますが、これを地場産食材の使用率と言い換えた場合、平成26年度の津山市学校給食での岡山県産の使用率は46.1%になっています。全国の数字は持ち合わせていませんが、各市町村の岡山県産使用率の平均は53.8%なので、県平均よりは若干低い数字となっています。


(委 員)
 PTAを代表してコメントします。
 食育センターは、お米は津山産の「きぬむすめ」を100%使用しており、津山市の子ども達には津山産のお米を全員食べていただいている状態です。小麦も津山産「ふくほのか」を、給食に積極的に使用しています。津山産野菜も、それぞれの地域のものを使用し、津山産が難しい場合は、岡山県内産ということで、工夫されていると聞いています。
 ただ、毎日1万人分のいろいろな献立がある学校給食の食材を、すべて津山産・岡山県産だけでまかなうことは不可能な話になりますので、その場合は、しかたなく色々なところから供給を受けて作っていると思います。
 市の広報に載せては、というご意見がありましたが、ご意見をいただた方は、津山産や岡山県産の食材は、ほとんど使っていないような書き方をされています。広報等に載せてしまうと、読まれた方が、津山の子ども達は、手をかけられていないのではないかと誤解されると思いますので、回答については、しっかりしていただきたいと思います。
 戸島・草加部の食育センターに聞いていただければ、どのくらいの使用率かはっきりわかるので、津山市では、しっかりと地元の食材を子どもたちに食べていただいている、ということが分かるようにしていただきたいと思います。

 
【参考】津山市の学校給食食材に占める地場産の割合(平成26年度)
  岡山県産 46.1%(お米は全量津山産を使用)
  国内産   84.6%



(会 長)
 自給率はカロリーベースで計算されていて、それが日本は40%程度ということだと思うが、金額ベースだと60%を超えていきます。委員ご指摘の通り、お米など主食については100%自給しているなど、丁寧に説明していただきたいと思います。
 
(委 員)
 1件だけでも意見があってよかったと思いますが、これではパブリックコメントの用をなしていないのではないでしょうか。今後も意見募集をする予定がありますか?
 今後10年間の計画であり、どの程度(意見を)集めていくのでしょうか?また、高校生などにどのようにアプローチしていくか、といったことについて、考えがあれば教えていただけますか?


(事務局)
 パブリックコメントについては、24日で締め切りとしているので、追加募集はありません。総合計画については、こういった審議会や、色々なことをしているということは、随時皆様にお知らせしています。今日、審議会の中でご意見をいただいたり、ご議論いただいたことも、ホームページにアップしていきたいと思います。た、市民の皆様に一生懸命お伝えしていく中で、ご自由に市民の方の方から意見をいただく場も設けているので、そういったところでいただければと思っています。


(委 員)
 新聞で見ただけですが、高校生が学校単位で地方創生を議論された例もあります。若い方々への意見聴取の場なども、今後配慮していく必要があるのではないでしょうか。審議会は意見を言う場としてあるが、10年後、今18歳の方は28歳ということで、若い方の意見聴取の場をとっていく必要があるのではないでしょうか。


(会 長)
 プロセスを見ると、各地域など、様々な意見を丹念に拾っていると理解していますが、委員ご指摘のように、高校生などにターゲットを絞った意見の集約はできていないとしたら、考える必要があるかもしれないと思います。

(事務局)
 高校生、大学生を対象に、5月にアンケートを実施しています。主に進学や就職についてのもので、津山に対してどういう希望を持っているか、将来についてどういう希望を持っているか、といったことをお聞きする調査を行いました。これは、総合戦略も含めて共有するということで実施したものです。今後も、ご意見を伺う場は意識して設けていかなければならないと考えています。


(委 員)
 まとめができてきた段階で、ぜひしていただきたい、という意味でお話させていただいたきました。



さくら 将来の子ども達のために、市、企業、PTAが一体となって給食の向上や、地場産材の使用率の向上に取り組んでいるよ(^^)
鶴 丸 津山市産や岡山県産の食材を、たくさんの子ども達に提供できているね。市民のみなさんご意見をありがとうございました。
 

 
 

協議事項 (1)津山市第5次総合計画基本構想(案)について

鶴 丸 基本構想(案)は、3回目の協議になるから、最初から比べると大幅に修正がかかって、みんなの声がよく反映されたものになってきたね
さくら 基本構想(案)を諮問されているから、市長さんに答えを返す必要があるよね。答申はいつになるのかな・・・



  資料2 主要指標(前回審議会資料4の差替え)[61KB PDFファイル]


【参考 第5回審議会に示した基本構想(案)】
 資料2 基本構想(案)[267KB PDFファイル]
 資料3~5 策定にあたって・主要指標・時代の潮流と課題[224KB PDFファイル]
 資料6 基本構想イメージ図[151KB PDFファイル]




(事務局) 
 資料2をご覧ください。
 前回、お配りいたしました、資料4の差替えとなります。前回の資料では実績値のみを掲載していましたが、平成27年から平成37年までの推計値を追加したものを配付しています。

 人口については、平成7年から減少傾向に転じておりまして、今後、自然減・社会減が想定されますが、出生率の増加と、純移動率を改善させることで、人口減少社会の克服に取組みでいきます。前回お示しした平成37年の目標人口95,000人を目指すということで5年きざみで掲載をしています。
 階層別人口は、年少人口が減少し、老年人口が増え、一層の少子高齢化社会を迎えることが予想されています。
 昼間人口では、将来的に人口減少が続く場合、昼間増加人口及び昼間人口とも減少傾向を示すことが予測され、昼間人口においては、平成37年では97,502人となり、ピーク時の平成7年より約21,000人の減少が見込まれます。
 世帯数については、核家族化の傾向は今後も続くものと想定され、平成37年には2.31人と減少し、総人口が減少するものの、世帯数は増加するものと想定されます。
 産業別就業者数については、生産年齢人口の減少によって、就業者数も減少すると予測されますが、第3次産業の産業別割合は増加すると想定されます。


(委 員)
 昼間人口を算出されていますが、津山市は周辺自治体からの吸引力が高いということだと思うが、どういう方法で算出されたのかおしえてください。また、津山市は国の言う人口減少の第1段階だが、周辺郡部は第3段階になっているところが多いと思いますが、周辺の真庭市や美作市の人口減も含まれているのでしょうか。


(事務局)
 平成22年の人口と昼間人口の比率を平成27年以降の人口に乗じて求めています。今回の推計は、国勢調査の人口と昼間人口の比率であり、平成22年以降、色々な社会的な動きがあったので、大きな社会環境の変化を勘案していく必要があります。中でも、市内の産業流通センターにおいては、新たな企業誘致が進んでおり、今後、さらなる企業立地の取り組みと、産業支援センターを中心とする、地場企業の販路の拡大や新技術開発の補助等の支援により、雇用の創出を図ってまいりたいと考えております。また、創業支援などの施策の増加を図ることで、平成37年の昼間の人口は9万7500人と想定しています。


(委 員)
 一定の率をかけて算定したが、個々の要素も勘案して推測したということでしょうか?


(事務局)
 はい。そのとおりです。


(会 長)
 協議に入っていきたいのですが、その前に、前回の審議の整理をさせていただきたいと思います。
 委員からは、「10年後の出生率を1.7とした根拠と実現できる根拠は」、「開花宣言の言葉は硬い、柔らかいソフトな部分があってもよいのでは、開花プログラムの中に福祉という言葉がない、土地利用の考え方でのエリア設定は良い」、「この計画案で良い」、「一つの項目として『土地利用の考え方』が入っているが、独立させている理由は」、「まちの潜在力を高めることが必要」、「津山の有利な条件、魅力をつくり発信しては」、「人口減を阻止し、充実した社会をつくり若い人が残りたいと思う地域にしてほしい、挑戦してほしい」などの意見をいただきました。
 これらについては、事務局からの回答、説明があり、了承いただいたものと考えています。
 また、「人口減少への対応として人数のことが中心になっているが、質の充実についての視点が必要」との意見を委員からいただいています。これについては、現在、事務局で協議しているとのことです。ご発言はこういったところだったと思うが、漏れはないでしょうか。基本構想(案)の大枠はご了承いただいたと思うが、皆様からご意見をいただきたいと思います。

(委 員)
 先ほど会長にまとめていただいたように、もう少しチャレンジしてほしいということで、その延長で意見を述べさせていただきます。
 今の見通し、平成37年、10年後の9万5000人、これは現在のまま行けば、9万2~3000人になってしまうというご説明の上での数字だが、これで本当に津山の「開花していく」という宣言になるのでしょうか。10年後の津山の像を示すメッセージになっているか疑問があります。
 また、10年後に9万5000人になるということを前提に、諸企業も計画を策定していくだろうし、市がそういう方向性の中で、まちの将来を考えている、というメッセージを出しているため、基本的には、縮小的な津山に対するアクションが、外部からあるわけで、内部的にも同じだと思います。
 多くの意見、知恵を借りながら、津山市が危機感を持って、鼓舞しながら、市がリーダーとなって、10万都市を守る、いったん下がっても10年後には10万人に戻していく、ということがあってもいいんじゃないでせしょうか。市の決意の部分があるだろうと思いますが・・・。
 全体の人口の減少が7%くらいですが、年少人口は15%程度減るとなっています。年少者が減少することは、その次の10年に大きな影響を与えていくわけで、ここを改善していく方向に目標を設定しないといけないと思います。年少人口の減少をどこまで阻止するのかが、もう1つの指標になっていなければいけないのではないか。子どもが生まれる環境には、教育や福祉、産業など全ての分野が絡んでいくと思いますが、年少者問題が、10年後だけではなく、その後の成果を左右するのではないでしょうか。その点を加えていただきたいと考えています。


(事務局)
 
 出生率を上げるのは大変難しいことで、1.72を目標にするということだけでも、かなり高い目標だと思っています。コンマ1上げたとしても、年40人程度しか増えない中で、子育て支援策をたくさんしていくことで、人数を増やしていきたいと思っています。
 今後3000人程度増やすというのは、努力目標として低いのではないかというご指摘ですが、過去10年間で8000人程度減っている中で、次の10年間では、1万人程度が減少するであろうと推計されているところを、7000人程度の減少に食い止めたいというご提案をさせていただいて、9万5000という数字を示させていただいています。
 年少人口については、平成20年から平成25年の出生数の推移から、本年度お示しした独自推計では、817人をお示ししています。出生率の低下に歯止めをかけるのは本当に難しいことですが、妊娠から出産、子育ての切れ目のない支援策を展開し、若いファミリー層への移住政策の推進を図ることで、出生率を向上させ、年少人口の減少に歯止めをかけていき、平成37年の年少人口を1万1902人と推計しております。


(会 長)
 願望と政策と客観的なデータに基づいた推測を一致させるのは難しいことだと思います。10万人という目標はそうなればいいと思うが、実際には厳しい予測が出ている中で、現実的にどうか、ということもあり、中間ということで9万5000という数字に落ち着いているのだろうと思います。



(委 員)
 事務局側の思いとしては、あまり大きく違ってはいけないという思いがあると思いますが、これからそのための施策を審議していくということで集まっているのだから、今の説明は、非常に後ろ向きに聞こえてきます。働く人間をどうやって津山にとどめるか、これから外に向かって羽ばたく子どもたちをいかに津山にとどめて働いてもらうか、高校を卒業して出ていく大学生をどうやってとどめていくのか。美作大学にしても津山で唯一の4年制大学だが、大きな話をすれば、大学がもうひとつ増えれば、そこに来る人も増えるし、美作大学も、沖縄や高知などから来られて、地元に馴染んでいるように感じます。
 女性が来られると、地元の方と結婚されて、ということもあります。住宅の仕事をしていた時に、そういう例も見ました。働く世代を増やすことを、これからの施策として進めていく、それに伴って子どもの出生率が増える、ということで、もう少し前向きに考えていただき、もう一度考え直していただけたらと思います。


(事務局)
 10万都市と9万人というのは、都市のイメージも違うし、10万人を目指したいのはやまやまです。
 9万5000人というのは、右肩下がりで「少ない」と感じられるかもしれません。しかし、全国が人口減少に向かっている中で、いかに人口減少に歯止めをかけるか、その中で、個人個人の市民の方の生活や安全を確保するか、幸せの量を増やすか、ということが、今後10年の総合計画で求められていることだと思います。人数が減ったから幸福の量が減るというのは、あってはならないことだと思っています。県内15市の人口規模は、非常に大きなところから小さなところまでありますが、それぞれが、市民の幸福を追求しています。
 9万5000人であっても、活力を失わない、活力ある津山市であるべきだと我々は考えています。基本構想にあるように、
目標人口の9万5000人へむかって我々は挑戦するつもりです。何もせず、手をこまねいていたら、そのまま人口減少は加速していくので、そこを何とかしたい。そのためには、まず、努力すれば手の届く目標を見据えていきたいと考えています。
 従来の各市町村の総合計画の人口を全て足すと日本の人口は2億を超えるという指摘があります。各自治体は、出来ないことを、机上の空論で計画を立てすぎる、という指摘があり、石破大臣も、非常に大きな目標を立てている自治体に対しては、その自治体の責任でやれるものならやってみなさい、結果はしっかり確かめます、と言っておられます。
 これらのことを踏まえながら、努力すれば手の届く目標で挑戦していきたいと考えていますし、決して後ろ向きでないということをご理解いただきたいと思います。


(会 長)
 広島県の高校生が大学に行く時に、広島県内にある大学に行く比率は、岡山県の高校生が岡山県にある大学に行く比率より、はるかに高い数値がでています。広島県は努力をして、高校に働きかけ、広島にも優秀な大学がたくさんあるから広島の大学に来て下さい、ということになっています。岡山県はそういうことを一切していない。岡山県は人口比で見ると大学が非常に多く、17も大学があります。本来ならばそういう地道な努力をしなければならないと思います。
 9万5000人はチャレンジングな目標だと思います。開花宣言は、個人的には、きらびやかなものではなく、いぶし銀のような、非常に地味なまちだが、クオリティが高いということを目指すべきではないかと考えています。

(委 員)
 1人でも人口を減すまいという考え方は同感だが、東芝の不正経理ではないが、根拠のない数字でやるというのも、いささかどうかという気がします。事務局は、過去の統計や状況、また現状を踏まえて、数字的根拠をもった人口推計となっていると思います。目標人口が10万人がいいとか9万5000人にこだわる必要はなく、この目標人口としていくとした場合に、もう少しこういう方法をとろう、という考えや視点を持って議論されればどうかと思います。
その辺の対策や視点でもう少し議論を深めていけば、変わった方法も出るのではないでしょうか。

(事務局)
 今後、基本計画、実施計画を立てていく中で、しっかりとその辺を盛り込んで、実現に向けて施策を作っていければと思っています。


(委 員)
 前向きの政策を期待している立場から一言申し上げたい。
 地方創生が大きな課題だが、これは地方が疲弊してしまうという 危機感が背景にあります。政策的な重点課題として取り組まなければならない。実際には、国際的な経済の問題などに重心があるのかもしれないという疑いは持っているが、一方では、地方という大事なものがあり、全部都会に集めてしまってはだめだということ、地方に支えられながら都会があるという関係にあり、大事なことだと思います。
 美作大学のような立地条件では、普通はほとんど学生は集められないし、元々津山市は18歳人口がかなり少ないまちで、全国から集めるしかない。全国から集めるしかないので、それなりの魅力づくりをしています。そうやって、高知県からは、今、20%近く、伝統的に島根県・鳥取県は多いし、最近は愛媛県、沖縄県からも来ていただています。地方都市の代表、という押しで、地方で学び、地方に戻ってまた活躍してほしい、というのが私たちの夢です。そこに津山市にある大学である価値があると思っています。岡山(県南)にある大学とは少し違っていて、地方都市にあるからこそ価値があるのだ、ということを打ち出して、来てもらっています。
 津山市は地方都市の代表だという、それなりのプライドを持って、津山の創生を成し遂げられなければ、日本の地方都市は全部沈むんだという気負いがなければ成り立たない話だと思います。決意とそれを死に物狂いになってやるかどうかで、普通にやっていたら難しいが、ここに集まっている委員の方々、市民の方々もそれぞれが頑張るわけで、市にもっともっと頑張ってもらいたいというのが、市民の期待だと認識しています。事務局も苦労しているのはよくわかっていますが。その上でもう一歩頑張ってほしいと思います。


(会 長)
 一生懸命やらなければならないという熱烈なメッセージで、市役所だけではなく各方面でがんばらなくてはならないと思います。

(委 員)
 9万5000人という数字が出ているが、10万人という大きな区切りをどこかで維持していただきたいと思います。人口なのか昼間人口なのかはあると思うが、何らかの形で維持していただくのがいいと思います。
 たとえが悪いかもしれないが、財布の中に1万円札があったら、使わないようにしようとしてずっと残っていますが、少し使ってしまって、9500円になってしまうと、どんどんなくなって、最後には5000円しかないという形となります。知らない間に気分が変わっています。つまり、10万人というものをなんとかして維持しようとしてほしいと思います。
 昼間人口、働いている方、どんな形でもいいので、津山には10万人いるんだと、そういう目標もあってもいいのではないかと思います。


(委 員)
  市の力、いわゆる人口がバロメーター的な形の中で、論議されていますが、9万5000という人口は、行政側にとっては最低限の死守できる数字ではないかと思います。自分を見失うような計画になってもいけないと思います。そんなことを思いながら、基本計画や実施計画、現実との見極めをしていただければと思います。


(事務局)
 人口推計から言うと、今後、厳しい状況が何十年か続いていくことになっているが、どこかで歯止めがかかるようなものを努力して示していかなければならないという気持ちはあります。10年後の出生率1.72を目指すということが1つ。
 それから、外から津山に入ってきていただく昼間人口、労働力、雇用の面で、津山市に来ていただく人もどんどん増やすという努力をして、減るばかりでなく、これぐらいのところで止めていきたいというような努力はしていきたいと思います。
 また、人口は減少していくが、住んでいる市民の方々の住みやすさ、生活の質の充実にも目を向けて、質の良さを感じられるまちづくりは大切だと思っているので、そういう施策も進める、そういうことで、津山に住みたいという方が増え、子育てしやすいということで出生率が上がる、そういったよい循環を作っていけるように努力していかなければならないと考えています。


(会 長)
 冗談話ですが、経済学をなぜ学ぶのかというと、経済学者にだまされないようにするため、と言うくらい経済学者の推計はいい加減なものが多いのですが、一つだけ明確で正確なものが人口予測で、ほぼ的中します。なので9万2000人という予測が出ていれば9万2000人であり、これを1000人増加させるというのは非常に大変なことだと思います。
 今回の目標人口を推計値より3000人上げる9万5000人とすることは、チャレンジングな目標だと考えています。
 それと、質をどう担保していくのか、現実に住んでいらっしゃる人もいるので、あまり無謀な、大風呂敷を広げたような施策であっても難しく、9万5000人あたりが妥当なのではないでしょうか。

 他にご意見がないようであれば、今後、事務局で、いただいたご意見を踏まえて、修正するところは修正して、次回の審議会にご提示いただきたいと思います。
 次回は、基本構想の答申案のご審議をお願いするようになると思います。
 



鶴 丸 目標人口も決まって、いよいよ次回には答申案ができるみたいだよ。
さくら 今後はどんなスケジュールで進むのかな?






 

その他

(1)今後のスケジュールについて
 
 
 03 今後のスケジュール[6KB PDFファイル]

    
  
今後のスケジュールについて説明し了承。
  10月から11月にかけて基本計画を審議することとなり、分科会形式で審議することが全会一致で了承されました。

   委員のみなさんは、希望の分科会を7月中に事務局に連絡してください。
    
 

(2)次回開催日について
 
   次回 平成27年8月6日(木曜日)10時00分
   場所は津山市役所 大会議室になります。 
 
6.閉    会



鶴丸さくら  委員の皆さん、大変おつかれさまでした!次回はいよいよ答申案が完成するね。がんばりましょう!!!

 

 

 

 

 

 

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