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第3回審議会の様子

 

日時 平成27年3月23日(月曜日)10時00分から

場所 津山市役所 2階 大会議室

 

おなじみになりました、活波鶴丸くん(かっぱつるまる 左)と、さくら姫ちゃん(右)、そして事務局の3人が、第3回審議会の案内してくれます(^^)

どんな意見がでるか楽しみですね~ 

 



 

委員の交代 

さくら 議事に入る前に、今回より、団体の役員交代で、新たに審議会委員になられました方々をご紹介されていますよ。

 津山青年会議所 理事長 須江健治様の後任に、河原 淳 様
 津山警察署 署長 根岸健二様の後任に、中村 智彦 様
 津山商工会議所 会頭 牧野大作様の後任、松田 欣也 様

鶴丸 以上の方が、審議会委員として就任されました。よろしくお願いいたします。



 

会議資料

 01 第3回 審議会 レジュメ[32KB PDFファイル]
 02 配席表[7KB PDFファイル]
 03 地区別及び分野別懇談会の意見・提言等のまとめ[6KB PDFファイル]
 04 合併特例債・過疎対策債の発行状況.pdf[8KB PDFファイル]
 05 総合計画策定スケジュール.pdf[7KB PDFファイル]
 06 別冊1 地区別懇談会のまとめ.pdf[29KB PDFファイル]
 07 別冊2 分野別懇談会のまとめ.pdf[37KB PDFファイル]
 08 別冊3 地区別および分野別懇談会参加者に対するアンケート調査結果.pdf[57KB PDFファイル]

 

会長あいさつ

 

さくら 杉山会長のあいさつだね。

(杉山会長)

 今日はたくさんの報告事項がありますが、その中からポイントを見つけていただき、積極的なご発言をお願いしたいと思います。
 マイケル・ポーターは、「国の競争優位」には、4つの条件(ダイヤモンド・フレームワーク)がある、としています。まず、要素条件。津山が、どういう人、資産を持っているのか。2番目に、需要条件として、文化度の高さが評価される。3番目は、関連産業。取って付けたようなものを作るのは難しいので、どういうクラスターがあるのか、見つめ直さなければならない。最後に、競争が行われているかどうか。厳しい競争が行われているほど、国は強くなる。市として、勝手な思いつきではなく、きちんと調査をして、報告があるので、その結果を踏まえて、これら4つの要素がどう絡み合っていけば、津山が強いまちになれるのか、ということを、ぜひご審議いただきたいと思います。


鶴 丸 会長さんは、津山が強いまちになるために、ポイントをきちんと整理して、計画に反映できるようにと言われています。


 

報告事項(1)地区別懇談会での意見・提言等について

 

鶴 丸 平成27年1月から開催していた地区別懇談会での意見・提言等のまとめが事務局から提出がありました。

 資料 地区別及び分野別懇談会のまとめ[6KB PDFファイル]
    別冊1 地区別懇談会のまとめ[29KB PDFファイル]
   

 

事務局 地区別懇談会については、1月17日から実施日数10日間、19カ所、692名の方が参加していただき地区別懇談会を実施しました。別冊1にありますように、紹介8件・課題47件・意見62件・提言203件・要望252件の5つの分野に分けて整理をしております。詳細については別冊1をご覧いただくようになりますが、それぞれ地域での課題等を感じて意見や提言要望をいただいています。雇用の創出やまちの魅力づくり、人材育成などが多い意見等となっています。いただきました内容をベースに基本構想や基本計画等を策定していきたいと考えています。

(委 員) 参加者の年齢構成はどうだったのでしょうか?

(事務局) 全員ではないが、参加者を対象としたアンケートへの回答者の平均年齢は、63.7歳です。若い世代の意見聴取も必要だと考えているので、今後、取り組んでいきたいと考えています。

 

鶴 丸 たくさんの方が参加してもらって多くの意見や提言が出されたみたいだよ。本当にありがとうございました。
さくら 将来の津山市はみんなで作っていく必要があるものね。高校生や大学生にもアンケート等で意見が聴けるといいな~

 
 

報告事項(2)分野別懇談会での意見・提言等について

鶴 丸 地区別懇談会に続いて、分野別懇談会も行ったみたいだよ。それぞれの分野で専門的に行っている方々に集まってもらったみたいだよ。
さくら いろいろなご意見・ご提言ありがとうございました!


 資料 別冊2 分野別懇談会のまとめ[37KB PDFファイル]

事務局 別冊2をご覧ください。分野別懇談会につきましては、1月21日から5日間5分野にて78団体の方々が参加していきただき、たくさんの課題やご意見・ご提言をいただきました。詳細については別冊2に掲載をしていますが、①雇用の場の確保(地元企業の育成支援、企業誘致等)、 ②津山の魅力づくり(観光振興、特色づくり等)、 ③若者の定住推進(子育て、福祉施策等の充実)、 ④農業・林業施策の強化(地産地消、特産品開発、治山施策等)、 ⑤人材育成(子どもの教育、地域の担い手育成等)、 ⑥住みやすいまちづくり(高齢者・障害者施策、公共交通の充実等)の6項目が主なものとして、ご意見・ご提言をいただきました。
 また、地区別及び分野別懇談会のまとめで、取り組むべき課題や政策のポイント、策定に当たっての手法や考え方の視点としてまとめております。取組むべき課題や政策ポイントは、やはり「雇用の創出」、「魅力づくり」、「子育て施策の充実」、「既存施設の活用」となっています。また、
策定に当たっての手法や考え方の視点として、こういう視点をもって策定にあたってくださいとのご意見をいただきました。スピード感、思い切った発想の転換、従来とは違う手法、選択と集中、津山と言えばこれ!、市民にわかりやすく、圏域での取組みなどのご意見をいただいております。

(会 長) 最近、大学の間で最も話題に上がるのは近畿大学の取り組みが多くあります。「きんき」は英語ではあまり良い意味ではないので、「近大」に名称を変えています。また「マグロ(養殖)」に絞った広報で、急速に応募者が増えているらいしのですが、実は、50年かかって、3代の教授が引き継ぎながら、取り組んだ成果だと思います。それを現在、中核に据えて展開しています。まさに、選択と集中であり、そういうものを津山も作っていく、あるいは既にあるのであれば、磨いていかなければならないと思います。

(委 員)短いキーワードで意見を集めることは重要。中高大学生など、意見を聞きにくい層の声の反映の窓口として、市のホームページの、トップページの一番上のコーナーに、若い世代の意見を聴取するシステムは組み込めませんか?

(事務局)若い世代ならではの感覚は重要であり、必要な視点だと思います。今後、検討していきたいと思います。

(会 長)岡山県のPRのキャッチフレーズ「もんげー」は、「すごい」ということしか言っておらず、「何が」すごいのか、を言っていない。香川県の「うどん県」は、うどんに絞って、「何を」を言い続けています。近大であれば、マグロ。すごいことは、他にもたくさんあるが、敢えて絞っています。「すごい」とだけ言って、二段階で、後から「何が」を言うのでは、インパクトが薄れ、コミュニケーションのロスが生まれてしまう。コミュニケーションにはそういう難しさがあると思います。



鶴 丸 分野別懇談会も多くの市内団体の方が訪れていただき、多くの意見や提言が出されました。お忙しい中、本当にありがとうございました。

さくら 専門分野で活躍されている方々なので、具体的なものばかりだね。

 
 

報告事項(3)懇談会でのアンケート調査結果概要(中間報告)について

鶴 丸 それぞの懇談会でのアンケート調査結果の報告があるみたいだよ・・・
さくら たくさんのアンケートのご意見を計画策定に活かすんだね。


 資料 地区別及び分野別懇談会参加者に対するアンケート調査結果概要[57KB PDFファイル]


事務局 別冊3をご覧ください。地区別及び分野別懇談会でアンケート調査を実施しております。今回中間報告とさせていただているのは、問9.10の自由記述の箇所のまとめができておりません。次回、きちんと報告をさせていただきますが、速報として数値の報告をさせていただきたいと思います。
 最初に、アンケートの様式を掲載しておりますが、アンケートについては、回答数が651、男性79.1%、女性20.9%、平均年齢が63.7歳の方からいただいた意見となっております。

 問1は、「
あなたが、津山市に住んでおられる経緯」についておたずねしております。一番多いのはUターン、次に、生まれてからずっととなっています。意外ですが、一旦、津山を出て帰ってこられた方が多いとなっています。
 問2は、「今後も津山市に住み続けたいですか?」との定住意向の問いに、ずっと住み続けたい、が一番多い回答となっています。非常に定住の意向が強くなっています。
 問3の「お子さんやお孫さんにも津山市に住み続けてほしいですか?」の問いについても、85.7%と住み続けてもらいたいとの意向が髙くありました。
 問4の「津山が好きですか?」の問いに対して、好き、まあ好きが、93.1%で、津山市への愛着は強いと回答されています。その好きに対して、「生まれ育ったから」といった回答が多いが、その他、災害が少ない、自然が豊か、住みやすい、静かな環境、人情が厚い、歴史・文化がある、といったものが挙げられています。
 問5の「今後、人口が減少していく津山市において、世代別の政策優先の順位について」は、現役世代に力をいれるべきだとのご意見が56.5%ありました。
 問6の「人口減少を克服し、活力ある津山市にするために、思い切った政策を、重点的に行うこと」については、97.0%の方が賛成と、市民の方は思い切った政策を重点的に行うことを望まれているとなっています。


(会 長)若者等の意見が反映されていないことがありますが、私は結果を見て、大変うれしいなと感じています。一つは「まちの魅力をしっかり作ってください」、「そのために重点的に投資をして下さい」との声が多く、年齢の高い方が多いにも関わらず、「若い人のために、政策を作って下さい」という意見は非常に嬉しく思っています。こういった声を踏まえて、ご審議をいただきたい。一体、何をしたら、若い世代に喜ばれるのか、ということも、考えていただければありがたい。津山の市民は、市の将来を考えておられるのだな、と強く感じました。

(委 員) 転出の意向がある方や、津山市が好きではないと答えた方など、ダメな方の理由を把握していますか?

(事務局)現在、実施している転出入者に対するアンケート調査では、転出入の理由を尋ねており、それを通じて見えてくるのではないかと考えています。結果がまとまったら報告します。




鶴 丸 みんな津山が好きなんだ~少しうれしいです。みんな思い切った政策を重点的に行うことを望んでいるみたいだよ。
さくら わたしも津山が好き~(^^)住みやすいし、自然はいっぱいだしね!あと年齢が高い方が若い人のためにって言ってくれるのはうれしいね~。



 

報告事項(4)グループインタビュー・職員ワークショップの中間報告について

鶴 丸 グループインタビューや職員ワークショップの中間報告。いろいろな角度からの意見があるんだ~

事務局 市民ワークショップ等がありますので、現在までの中間報告をさせていただきます。
 グループインタビューについて、無作為抽出にて1000名以上の方にご案内をし実施しております。60歳以上の男女8名、50歳代の女性8名、20歳から40歳代の女性6名に集まっていただき、3月14.15日に開催しております。60歳以上には、支え合いのまちづくり、自分達のことは自分達で、というご意見をいただいています。50歳代の女性には、働く場の確保、大学の誘致、埋もれた資源の活用やプロモーションをしてほしいなどのご意見をいただきました。20歳から40歳代の女性には、津山は非常にいいところだが、子どもを預けるところが保育所以外ないのでその充実をしてほしい、遊ぶ場所の確保という意見をいただきました。3つの世代の方に共通したご意見としては、津山は非常にいいところで、自然があって、安心安全が高く、病院や薬局・スーパーやコンビニなど非常に住みやすいのだが、車がないと困るんだと言っておられました。
 
 それから、職員のワークショップですが、
子どもを産み育てやすい環境づくり(子育て)」、「働く場をつくる取り組み(働く場)」、「次代の人づくり(人づくり)」の3分野に、各7名の職員をバランスよく配置して実施しました。子育て班については、結婚しない理由や子どもを産まない理由、子育てに必要なものなどを議論しております。働く場については、将来的な可能性を感じさせる企業誘致をしていく必要があるなどの意見が出ています。また、人づくりについては、子育てをするには経済的な基盤が必要なのですが、子どもをもう1人産みたいのだが、経済的な理由などにより産めないなどの意見が出ています。


(会 長) これは最終的なとりまとめを行って報告いただけると思えばよろしいか?
(事務局) そのようにさせていただきます。随時見直しを行い、その際、事業を精査し、追加や変更を行ってきました。


さくら  まだ中間報告みたいだから、最終とりまとめが楽しみだね。
 

 

報告事項(5)新市建設計画に係る事業の進捗状況について

資料 合併特例債・過疎対策事業債の発行状況[8KB PDFファイル]


さくら なんだか難しいタイトルだね・・・これは何?(??)

事務局 耳慣れない言葉だから少し説明します。新市建設計画とは、平成17年2月28日に1市3町1村で合併した時に計画を策定したものです。10年間の計画で新しい市になってどんな事業をやっていくのか掲載されています。また、その計画に掲載されている事業の財源について、「合併特例債」という地方債を起すことができるようになっています。一般的に地方債は借金なのですが、合併特例債の元利償還金については、国が地方交付税によって70%も地方に返してくれるので、非常に有利なものなんです。
 また、旧加茂町・阿波村・久米町では、過疎地域の指定がされていたので、過疎対策事業の財源について、過疎対策事業債を起すことができるんですよ。これも70%が地方に返ってくる有利なものなんですよ。


さくら なんとなくわかりました。合併してからどんな事業をやってきたか、どのくらいお金を使ったか、っていうことを説明してくれるんですよね。

鶴 丸 あと地方債を使った事業はどれかとね。事務局さん、説明をお願いします。


事務局 資料をご覧ください。これらの資料ですが、2月に開催されました加茂・阿波・勝北・久米地区の各地域審議会に報告し了承されました新市建設計画にかかる事業の状況についてとなります。全体の総括については現在取りまとめ中となっています。
 新市建設計画の事業については、合併特例債が活用できるのですが、加茂・阿波・久米地域については過疎地域の指定を受けておりますので、過疎対策事業債も活用することができます。また、勝北地域については、演習場対策事業の活用が出来ます。
そのため、今回の集計にあたっては、平成17年度から25年度までの地区別の合併特例債、過疎対策事業債などの事業実施状況をとりまとめております。一番下に掲載しておりますが、青字が合併特例事業債を活用した事業、黒字が過疎対策事業債を活用した事業、緑字が防衛事業として掲載しております。総額は267億3千3百万円で、全体に係るものとして上水道事出資債や給食センター建設について約27億9千万円、旧津山市が約124億2千万円で46.5%、加茂地区は約36億7千万円で13.7%、阿波地区は約8億7千万円で3.3%、勝北地区が約19億3千万円で7.2%、久米地区が約50億3千万円で18.8%となっています。
 各地区でバラつきがありますが、下水道整備事業が加茂地区約18億円、久米地区が約28億円あり、これを差し引けば、各地区とも約20億円となります。なお、積み残し事業については、第5次総合計画において必要性の精査を行い、どのような位置づけになるか決めていきたいと考えております。



(会 長)言葉の上だけで言うのは簡単だが270億ものお金がバラマキではなく、選択と集中して使われていたのかどうか。あるいは、第5次計画では、お金の使い方について、選択と集中をさせるべきなのか?が問われていると思います。当然社会インフラの整備も行政として必要なことであり、多額な費用がかかる事業であっても、予算を集中することで、実現し、成果を出すことが可能となりますが、どこへ配分するかはむずかしいことだと思います。


鶴 丸 どこへお金を配分するかは、そのまちの未来を決める大事なことだから慎重に検討したいね。


 

協 議 事 項 (1)基本構想策定のための意見交換

鶴 丸 これからは、基本構想について、みんなで意見を出し合うみたいだよ。熱くなりそうです。
さくら 委員のみなさん。よろしくお願いします。

(会 長)それではここで、基本構想策定のための意見交換を行っていきたいと思います。
これまでの報告の中で、市民が望んでいる方向は、かなり明確に示されているのではないかと思います。のちほど事務局からスケジュールが示されますが、基本構想の市議会議決時期が9月となって当初のスケジュールより3ヵ月前倒しになります。本日報告がありましたことを踏まえて、皆さまから基本構想にもりこむべき柱やご意見・ご提言を頂戴したいと思います。次回の審議会では本日の審議会を踏まえて、基本構想案が示されることとなっております。従いまして、今日の皆さま方のご意見ご提言が非常に重要になってくると考えております。ぜひ、忌憚のないご意見をいただきたいと思います。

 確認したいのですが、まず、雇用の創出など、経済基盤をどう安定させるか。次に、津山と言えば「これ」という魅力をどう作るか。また、高齢者よりも若い世代や子どもたちのために何ができるか、といったことを考えてほしいと思います。
 津山の方々は、津山をこの上なく愛しておられ、しっかりと将来を考えておられるということが、懇談会などを通じて表れています。そういったことを踏まえて、ご意見をいただきたいと思います。

(委 員)市民には市政に対する苛立ちがあるのではないでしょうか。例えば、スピード感、思い切った発想の転換、選択と集中、津山と言えば「これ」という魅力、外からの視点の導入、が求められているのは、それらが欠けている、という指摘だと考えています。一方、このまま進めていくと、第5次総合計画は、総花的で、従来と変わらないものになってしまうと危惧しています。第4次総合計画を見直し、その課題から検討していくか、あるいは、市が早急に柱をまとめて、細部までそれが貫かれた案の提示をするのでないと、選択と集中ができないと考えています。

(委 員)若い人が流出しないように、学童保育など、親が安心して働けるような環境整備が必要だと思います。転出したいと考える理由を掘り下げ、対策を考えることが重要ではないかと思います。


(会 長)アンケート調査の「好きではない」「転出したい」という回答の理由について、事務局は次回、報告をお願いします。

(委 員)第4次総合計画を読んでも、どうしたいのか、そのために何をするのか、が伝わってこない。第5次総合計画においては、人口を減らさないことが一番大事で、そのためには、今後10年間のまちの中心となる年齢層に向けて、重点的に施策を行うべきだと思います。第5次総合計画については、第4次総合計画を見直すのではなく、市民の意見に基づいて、新たに作るべきだと考えています。必要があれば、分科会の設置なども検討してはどうでしょうか。

(事務局)10年後のまちづくりの大きな方向性を示す基本構想については、全体でご審議いただき、基本計画については、分科会も検討したい。

(会 長)例えば、横浜市は「待機児童ゼロ」を打ち出し実現しました。メリハリをつけ、選択と集中を行えば、大きな事業でも、実現は可能ということです。「待機児童ゼロ」の裏には、女性の就業率と出生率の向上という目標があり、実際にこの両者が上がれば、多額の予算を投じたとしても、十分にペイすると言え、津山において、それに当たるのは何か、を考えていただきたいと思います。

(委 員)合併して10年が経過したが、旧町村の住民(自身も旧久米町)からは、合併してよかった、という声が少ない。ぬくもりのある行政が運営されているのか、何が幸せなのか、といったことを考えさせられています。美作地区の他市町村と比べ、高齢者へのやさしさが足りないのではないでしょうか。行政サービスの面で、支所の対応は課題だと思います。何でも本庁に聞かないといけない、ということでは困るのではないでしょうか。

(会 長)次回、久米地区での懇談会で出た意見のまとめの報告を。

(委 員)基本構想については、第4次総合計画の見直しではなく、市民目線で、事務局案を示していただければよいと思います。各地区の特色を活かした計画になるように、大枠のブロックごとくらいの考え方を示してほしいと思います。

(委 員)高齢化の状況を踏まえると、公共交通の整備は、喫緊の課題です。若い人が安心して働けるためには、高齢者が自分で病院や買い物に行ける環境の整備が必要だと考えています。

(委 員)津山市内の各地域にそれぞれの役割があるのではないでしょうか。周辺自治体の中での、津山市の役割も示されるべきです。市民と地域と企業が有機的につながる雰囲気が大切であり、子育て・教育を柱として、行政分野を超えて取り組む姿を打ち出し、思いが伝わる具体的な施策を示すことで、津山に住んで、子育てをしたい、と思われるまちになるのではないでしようか。

(委 員)定年後に働ける場所をつくるべきだと思います。津山の名を上げるために、スポーツを柱にして政策を考えてみてはいかがでしょうか。また、将来を見据えた農業施策、特に、企業も含めた新たな生産体制の構築が必要だと思います。

(委 員)肉体的にも、精神的にも、健康な人をつくることが重要です。特徴を持った津山にすることは必要ですが、与えられるのを待つのではなく、スポーツでも文化でも、自らを見出せる場所、コミュニケーションがとれる場所を市民自らがつくるべきだと思います。

(委 員)地域おこし協力隊員の面接の中で、中途半端な田舎よりも、阿波のような場所がいい、そういうところを掘り起こしたい、という声がありました。小さな地域が見直されていると感じています。小さな地域でも、総花的でなく、思い切った施策を打ち出してほしいと考えています。

(委 員)企業の進出には、立地・交通条件が重要。住みやすく、安全なまちであれば、社員にとっても魅力があります。津山出身のウェストランドというコンビの名前は、ウェストランドで遊んだ楽しい記憶が由来だそうです。そういう魅力づくりが重要だと思います。

(委 員)鶴山公園の桜やオーエヌ工業など、「日本一」の紹介や打ち出しは、魅力になるのではないでしようか。戦災にあっていない古いものが残っているのも、津山の魅力の1つだと思います。旧町村地域も、それぞれの特色や魅力があります。先日、ごんごバスに乗る企画をしてみましたが、意外と便利で、運転手さんも親切でした。時刻表が分かりにくいのは課題だと思います。

(委 員)住みやすいまち、行ってみたいまちにするために、どれだけ選択と集中ができるか、が最も重要。この審議会には、各分野・団体の代表者が参加されていますが、私たちが、選択と集中に合意できるか否かで、従来の計画と同じか、実効性のある新たな計画にできるか、が決まってくると思います。

(委 員)人口減少対策が最も重要です。そのための選択と集中を行う施策を、具体的に考えるべきだと思います。



(会 長)審議会委員として、出身地区や団体の利益ではなく、市全体のことを考えてほしいと思います。選択と集中により、何に資源を充てるのかを決めねばならない。次回以降、事務局案を審議していきたいと思います。事務局案の策定に当たっては、皆さんの意見を取り入れつつ、しかし、選択と集中を心がけ、総花にならないようお願いをいたします。




 
 

その他

(1)今後のスケジュールについて
 
   資料 今後のスケジュール[7KB PDFファイル]
   
   今後のスケジュールについて説明し了承。
   
 

(2)次回開催日について
 
   次回 平成27年6月4日(木)13時30分
 
6.閉    会






鶴丸さくら事務局    委員の皆さん、おつかれさまでした! 次回は、基本構想の素案の提出があるみたいなので、、みんなでがんばりましょう!!!

 

 

 

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