宮古島市との姉妹都市縁組50周年記念事業(実施しました)
◎平成27年3月15日で宮古島市との交流50周年となりました
津山から南西に1400キロ。エメラルドグリーンに輝く沖縄の海に、東洋一きれいな砂浜と大きな空、そしてトライアスロンで有名な宮古島があります。台湾と目と鼻の先で日本の最西端にほど近い宮古島市は、津山市にとって特別なまちです。
50年前、当時の平良市と津山市は姉妹都市縁組を結び、その後、半世紀という長きにわたり交流を続けてきました。
平成27年3月15日、縁組を結んで50周年を迎えましたが、両市ではそれまでの一年間、互いの交流を讃える記念事業を行ってきました。
これからも、遠くてもつながってる宮古島のことを思っていきます。
◎宮古島市との姉妹都市縁組50周年記念事業(平成26年4月1日から平成27年3月31日)
☆宮古島市との姉妹都市縁組50周年記念事業オープニング
☆PR活動
☆「親子エコフェスタ」でエコアイランド宮古島のPR
☆NEXT100「なかよしスタンプラリー」
☆宮古島市キャラクター「みーや」くんがやってくる!
☆宮古島の観光と物産展(NEXT100)
☆「地ビールフェスタ」で宮古島
☆宮古島市との姉妹都市縁組50周年記念式典
☆学校給食で宮古島を味わう!
☆第9回津山国際総合音楽祭で宮古島ゆかりのアーティスト公演
☆宮古島市・津山市との姉妹都市縁組50周年記念植樹式
◎交流の起源 ~姉妹都市縁組と沖縄本土復帰~
本市では、国内外の8都市と友好都市交流を行っていますが、その中でも宮古島市との交流はもっとも古い歴史があります(縁組当時は平良市。平成17年に合併し改名)。その生い立ちからは当時の日本の状況をよくうかがい知ることができます。
高度経済成長期、いまだ沖縄はアメリカの占領下にあった時代、津山市議会では全国に先駆けて昭和39年「沖縄の本土復帰要望」を決議し、全国議長会を通して国に訴えました。これを機に平良市長が縁組を要望し、翌40年の縁組に至ります。その後、全国的にも機運が高まり、沖縄の本土復帰は8年後の昭和47年に実を結びました。
宮古島との交流のきっかけは、このように日本が戦後を脱却する時代のうねりの中で起こり、当時の人々のみなぎるパワーが生んだ縁組であったことを感じとれます。
昭和38年6月、平良市立平良第一小学校校長(砂川恵保)が津山市立南小学校に研修のため、琉球政府から派遣された。
昭和38年9月、南小学校と平良第一小学校が、同時刻を期して姉妹校の縁組式を挙行。
昭和39年3月、津山市議会が全国で初めて「沖縄の祖国復帰早期実現に関する要望」を決議。その後、政府・国会などに要請。
昭和39年8月、平良市長(真栄城徳松=津山市名誉市民)が来津し、津山市長(額田雄治郎)に決議に対する謝意を述べ、姉妹都市縁組による交流を要望。
昭和40年3月に両市の姉妹都市縁組が両市議会で議決された。縁組後は、市制施行の周年記念や両市の公式行事(記念式典、市庁舎落成式、車イス駅伝、トライアスロン、国際総合音楽祭など)の開催ごとに、市長をはじめとする交流が行われた。
動画はこちら『半世紀のきずな』(平成26年津山市制作)
◎宮古島市との姉妹都市縁組50周年記念事業(平成26年4月1日から平成27年3月31日)
姉妹都市縁組50周年を迎えるにあたり、両市では、互いのまちをPRする記念事業を展開します。津山市では、宮古島についてもっと身近に感じてもらうため、特産マンゴーを中心にした食文化、そのほか芸能やエコな取り組みについて紹介。
平成26年4月10日
津山市役所1階市民ロビー
☆PR活動
・市役所での解説パネル・懸垂幕・フラッグの掲示(平成27年3月まで)
・グリーンヒルズ津山の街路灯へのバナー掲示(平成27年3月まで)
・市内各所へのポスター・チラシなどによるPR活動
・広報つやま4月号での特集記事掲載
平成26年6月8日(日曜日)
アルネ・津山東広場ほか
エコアイランド宮古島を紹介するパネル展や、美作大学沖縄県人会とみゅーじかる劇団きんちゃい座の皆さんのご協力により、ミュージカルを通した宮古島のPRを行いました。
平成26年7月1日(火曜日)から8月31日(日曜日)まで
市内9店舗
宮古島の特産品購入でシールを集めると素敵なプレゼントが抽選で当たるイベントです。
宮古島市と津山市では、互いの農産物、加工品を購入できるようスタンプラリーを同時開催。津山市では宮古島の特産品を販売し、宮古島市では逆に津山市の特産品を販売します。その商品にスタンプシールが貼ってあり、それを規程の枚数集めて応募すると旅行クーポンをはじめとし、グルメセットなどが当たる企画。
最終日には、津山ではアルネ津山で開催される「宮古島の観光と物産展」の会場で、宮古島でも「津山の観光と物産展」会場で抽選会を行い、当選者を選びました。
平成26年7月31日(木曜日)
市役所1階市民ロビー
8月2日に開催する記念式典に先立ち、宮古島市から同市のキャラクター「みーや」(着ぐるみ)が津山にやってきました。津山の環境キャラクター「ごんちゃん」とともに50周年記念事業をPRしました。
【宮古島市キャラクター「みーや」プロフィール】
身長:110cm 体重:19kg
誕生日:平成17年10月1日(5歳)
性別:男の子 趣味:スポーツ
好きな食べ物:マンゴー 嫌いな食べ物 :特になし
好きなもの:青い空と海 苦手なもの:ごみで汚れた所
生い立ち:南国、宮古島市は、スポーツアイランドとして島の活性化に取り組んでいます。また、一方で、美しい自然を守るため環境にやさしいエコアイランドづくりを推進し、環境モデル都市の認定を受けています。
このような宮古島市の活性化と観光振興を図ろうという目的で、宮古島市を総合的にイメージするキャラクターを全国から募集し、応募数377点の中から、「みーや」が選定されました。(平成21年12月22日選定)
☆宮古島の観光と物産展(NEXT100)
宮古島の物産販売を行いました。一方、宮古島市では、津山市の物産販売を行い、物産を通した交流を行いました。
平成26年8月2・3日 津山納涼ごんごまつり会場
平成26年8月29日から31日 アルネ・津山1階
宮古島でも津山の物産展を行いました。(宮古島市)
平成26年7月12日(土曜日)、19日(土曜日)、26日(土曜日)、8月2日(土曜日)、8月9日(土曜日)
ソシオ一番街+アルネ・津山東広場
毎年恒例になった地ビールフェスタ。今年は沖縄県宮古島市との姉妹都市縁組50周年を記念し、宮古島産の地ビールや宮古島産マンゴーを使った一品の販売も行いました。
問い合わせ:にぎわい商人隊(あきんどたい)事務局 電話0868-23-2250、ソシオ一番街事務局 電話0868-22-7654
平成26年8月2日(土曜日)
ベルフォーレ津山
宮古島から30人近い関係者を迎え、会場を埋めた600人の皆さんとともに50年の交流を振り返り、100年の交流に向けて新たなスタートを切りました。エイサーの演舞や和太鼓演奏、そして宮古島市の小学校と50年以上交流している市内小学校の児童による未来宣言を行いました。
美作大学沖縄県人会によるエイサー演舞
下地・宮古島市長
宮古島市・津山市、両市長による堅い握手。宮古織と作州絣のコラボ法被をまとって、さらなる交流の発展を約束しました。
津山市立南小学校児童による「未来宣言」。子どもたちが大きくなっても交流が続きますように。
鶴山桜太鼓による演奏
平成26年7月、9月
市内小中学校
津山市では7月と9月に,宮古島では9月に,お互いの郷土料理や特産品を給食で食べてもらう予定にしています。津山市では,チャンプルやいなむるちなどに代表される宮古島の郷土料理(ゴーヤチャンプルー、イナムルチ)や宮古島の特産品マンゴーを使ったマンゴーゼリーをみなさんに食べていただきました。
「砂川涼子(宮古島市出身)&村上敏明デュオリサイタル」(→津山国際総合音楽祭公式ページ)
平成26年9月22日(月曜日)
ベルフォーレ津山
宮古島市出身の砂川さんが村上さんとオペラの名作を披露。砂川さんは、交流50周年についても触れ、宮古島の子守唄を特別に披露されました。
<市民コンサート1 日本音楽コンサート>
宮古島民謡(砂川国夫)、舞踊(美作大学沖縄県人会)(→津山国際総合音楽祭公式ページ)
平成26年10月5日(日曜日)
津山文化センター
と き 平成27年3月14日(土曜日)植樹式:午前9時30分から
ところ グリーンヒルズ津山花時計横(リージョンセンター北東側、津山市大田)
内 容 半世紀にわたって行われてきた様々な交流を讃えようと、この一年、記念事業を行ってきましたが、その締めくくりとして記念植樹を行いました。
美作大学沖縄県人会による沖縄舞踏エイサー演舞のあと、市長挨拶、来賓紹介、感謝状贈呈を行い、その後、植樹式を実施しました。
また当日、地産地消センター「サンヒルズ」で買い物された方、先着50名に引換券を配布して、式典に参加された方に記念品「作州絣・宮古織コラボコースター」をプレゼントしました。
◎ロゴマーク
→さらにきれいな画像 logo1200.jpg [411KB jpgファイル]
50周年を機に両市がさらに絆を強くする思いを込めたロゴマークです。
宮古島の大きな空と市花「ブーゲンビレア」、津山の城跡と市花「サクラ」を表現しています。
宮古島市と津山市との交流の啓発にご活用ください。
→市が主体となって行う事業以外の用途で利用する場合には、申請が必要です。
まずはお問い合わせください。
津山市総合企画部秘書広報室 電話0868-32-2026 ファックス0868-24-2944
◎「広報つやま」で見る宮古島との交流情報
・広報つやま『交流通信』平成26年4月号から平成27年3月号(PDFファイル)
4月号 交流通信 宮古島の素顔 ~南国の島~
5月号 交流通信 宮古島ナウ ~宮古島はエコに取り組むまち~
6月号 交流通信 宮古島の味が、津山にやってくる
7月号 交流通信 特産品を買って宮古島へ行こう
8月号 交流通信 なかよしスタンプラリー
9月号 交流通信 姉妹都市縁組50周年記念式典
10月号 交流通信 宮古島の観光と物産展in津山
11月号 交流通信 食と音楽、スポーツで宮古島と交流
12月号 交流通信-宮古島の年末年始について宮古島から学びに来ている美作大学生に聞きました!
1月号 交流通信 宮古島方言クイズ 宮古島の風習
2月号 交流通信 宮古島の交通安全は、「宮古島まもる君」が守る!!
この情報に関する問い合わせ先
- 津山市 秘書広報室(秘書)
-
- 直通電話0868-32-2026
- ファックス0868-32-2152
- 〒708-8501岡山県津山市山北520
- Eメールhisho@city.tsuyama.lg.jp