令和6年7月12日市長定例記者会見
令和6年7月12日市長定例記者会見
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市公式Youtubeチャンネル(概要欄に目次を付けています)
会見内容
冒頭あいさつ
内閣府が創設した「第1回PPP/PFI事業優良事例表彰」において、先月28日に表彰式が行われ、本市の「旧苅田家付属町家群活用事業(城下小宿糀や)」が最優秀賞となる大臣賞をいただきました。
また、7月22日には、PFI法25年の節目を記念して、ふるさと財団が企画・主催する「公民連携フォーラム」のパネルディスカッションに、公民連携を進めている全国の自治体を代表して、登壇することとなりました。
本市がこれまで進めてきた活性型行革について、外部から高い評価をいただいていることを実感するとともに、公民連携の動きをさらに加速させ、活力ある地域を創造していきたいと考えております。
さて、いよいよ本格的な、夏の行楽シーズンを迎えます。
8月3日・4日の「津山納涼ごんごまつりIN吉井川」をはじめ、12日には5年ぶりの「勝北サマーフェスティバルIN塩手」、13日には「阿波ふるさとふれあい納涼星空祭り」、14日には「かもの夏まつり」と、今年も市内各所で夏まつりが賑やかに開催されます。
8月13日・14日には、津山文化センターにおいて、本市出身で市民栄誉賞受賞者の稲葉浩志さんのソロコンサートが行われます。
津山おもてなしプロジェクト実行委員会を中心に、様々な団体の方が一致団結して、津山を訪れるファンの皆さまをおもてなししようと、準備を進めてくださっています。
また、今月末から開催されるパリオリンピックでは、本市出身の岡田直也選手が、ライフル射撃 男子エアライフル、ライフル3姿勢、混合団体の3種目に出場することが決定しております。
リオデジャネイロ、東京大会に続く3大会連続の代表決定は快挙であり、その活躍を心から願っているところであります。
今年の夏の津山は、夏の暑さを吹き飛ばすような、熱いイベントが盛りだくさんです。
住民の皆さん一人ひとりが、これらのイベントを最大限に楽しむことで、まちの一体感を高めるとともに、皆さんにとって忘れられない夏となりますよう、一緒に津山を盛り上げていきましょう。
1 第46回津山納涼ごんごまつりIN吉井川について
今年は8月3日(土曜日)・4日(日曜日)の2日間で、「第46回津山納涼ごんごまつりIN吉井川」が開催されます。
「心が夢中になる方へ」をスローガンに、来場者が楽しく参加できるまつりとなるよう、様々な企画を用意しています。
3日(土曜日)は、1,000人を超える市民が、個性豊かな化粧や手作りの衣装を身にまとって、昨年と同じ、奴通りを踊りながら、練り歩きます。
4日(日曜日)は、岡山県内で花火大会の中止が相次ぐ中、昨年より1,000発増発し、岡山県下 最大発数の約6,000発の花火が津山の夜を彩ります。
ほかにも、アーティストによるステージイベントや毎年好評の縁日も出店し、老若男女楽しめるまつりとなっています。
また、これまで懸案事項であった市内中心部 渋滞問題についても、昨年に引き続き、近隣の駅近郊に臨時駐車場を設け、JRを利用し、お越しいただけるよう企画しています。
列車の増結、増便については、JR西日本に大変なご協力をいただき、市内中心部の渋滞の緩和、お越しになられる方々の利便性の向上に努めます。
皆様、ぜひお越しいただき、津山納涼ごんごまつりをお楽しみください。
2 ツキノワグマへの対応について
本市では、今年の5月末から現在に至るまで、クマの目撃情報やイノシシ・シカ用ワナへの捕獲など、クマの出没が相次いでおります。
また、6月8日には、クマによる人身被害が本市において初めて発生しており、被害に遭い、お怪我をされた方に対しまして、まずは、お見舞い申し上げます。
今回の人身被害を受け、6月21日には県、市町村、警察、猟友会による「ツキノワグマ人身被害対策会議」が開かれ、再発防止に向けた対応を協議したところであります。
本市におきましても、住民や登山などで訪れる方などに対し、防災無線やホームページ、SNS、エフエムつやま等、あらゆる媒体を通じて注意喚起を行うとともに、出没現場での花火による追い払い等を実施しております。
また、出没情報のある町内会を中心に「クマ鈴」の支給(貸出)を行い、児童・生徒の登下校時の安全対策に活用いただきたいと考えております。
山に入られる場合には、クマと遭遇しないよう、しっかりとした対策をとっていただくようお願いいたします。
3 民間提案制度に係る提案の募集について
この制度は、本市が保有する、遊休化した公共施設の利活用を図るなど、民間事業者の独創的で実効性の高い提案を募集し、事業化する制度で、今年度も実施します。
これまで、この民間提案制度により、旧高田幼稚園、旧東幼稚園などにおいて、民間ビジネスモデルを導入した利活用事業がすでに始まっております。
昨年度には、本庁舎の外壁に大型LEDビジョンを設置したところですが、こちらもこの民間提案制度から生まれた事業で、市の費用負担ゼロで行政情報の発信ができる仕組みを提案いただいたものです。
また今年度は、公共施設の屋根に太陽光発電を設置することを主とした「公共施設脱炭素化パッケージ事業」を実施していますが、民間事業者のノウハウを活かした提案により、費用対効果の高い公民連携事業として進めているところです。
このように、住民にとっては提供を受ける公共サービスの向上、民間事業者にとってはビジネスチャンスの拡大、行政にとっては行政コストの縮減と、3方良しの関係となるような「活性型行革」をさらに推進すべく、今年度につきましても、地域の活性化や魅力づくりにつながる、独創的な提案を期待したいと考えております。
4 つやまエリアオープンファクトリーの開催について
つやま産業支援センターと岡山県美作県民局の主催により「つやまエリアオープンファクトリー」を7月26日、27日の両日に渡り、津山市定住自立圏のエリア内企業などを会場に、開催致します。
この「つやまエリアオープンファクトリー」は、小中学生や高校生・大学生など将来を担う子どもたちを中心に、津山圏域の会社・工場を楽しみながら知ってもらい、将来の就業及び定住化につなげる狙いで開催しているものです。
今回は、過去最高となる、津山圏域内64社の工場、企業を見学できるほか、津山地域の金属加工業12社で構成する「津山ステンレスネット」のバスツアーなども、用意しています。
また、オープンファクトリー参加者は、両日とも津山圏域を走るごんごバスや路線バスも無料で乗車できます。
圏域自治体の特産品が抽選で当たるスタンプラリーなどの楽しい企画もありますので、この機会に、ぜひ、たくさんの魅力ある企業をご覧頂きたいと思います。
5 森の芸術祭 晴れの国・岡山について
「森の芸術祭 晴れの国・岡山」開催まで、残り約3カ月となりました。
各会場とアーティストとのマッチング、鉄道の増結、増便、新型車両の導入、特別列車の運行の発表、パスポートの販売開始、各種ツアーの造成、販売などがはじまり、7月22日からは、森の芸術祭実行委員会事務局も、津山市での事務所を開設し、着々と準備が進むものと考えています。
津山市では、津山まなびの鉄道館において、7月27日・28日に森の芸術祭の期間中運行される、新型車両DEC700快速ハレのモリの見学会、また、9月1日には、作州民芸館で、写真家・映画監督で、写真を中心に、映画・映像・空間のインスタレーションも多く手掛ける、蜷川実花さんによるプレイベントが開催されることも発表され、期待しているところです。
本市としましても、効果的な情報発信等に努め、本番に向けて、機運の醸成を図っていきたいと考えています。
6 津山駅舎内外装リニューアルについて
JR西日本が整備しております、津山駅舎の内外装リニューアルが9月14日(土曜日)に完成し、同日、その完成式典が執り行われるとのお話をいただきました。
今回の津山駅内外装リニューアルの特長として、駅舎コンコースに設置される情報発信スペースには、城下町の町家に見られる壁板をモチーフにした美作ヒノキを使用した壁面にするとともに、正面のモニター設置部分には、端材を利用した木製パネルを配置し、素材の有効活用をしております。
デザインも「城下町津山」を印象づける、白壁とオタフク窓を基調とし、駅前広場との一体感を醸成するとともに、駅舎内には、市内の家具メーカーが製作した、美作ヒノキを利用したテーブルやベンチ、飾り棚を設置する予定です。
また、津山駅改札内のバリアフリー機能を備えたトイレが、7月22日(月曜日)から供用開始となるほか、津山線での交通系ICカード乗車券「ICOCA」の利用が、9月21日(土曜日)からサービス開始となり、同日イベントを開催する予定となっております。
この情報に関する問い合わせ先
- 津山市 秘書広報室(広報)
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- 直通電話0868-32-2029
- ファックス0868-32-2152
- 〒708-8501岡山県津山市山北520
- Eメールkouhou@city.tsuyama.lg.jp