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令和6年1月15日市長定例記者会見

令和6年1月15日市長定例記者会見

記者会見の様子
*手話通訳が付いた動画を市公式Youtubeチャンネルで見ることができます
市公式Youtubeチャンネル(概要欄に目次を付けています)
 

会見内容

冒頭あいさつ

本年1月1日に発生した、石川県能登地方を震源とする「令和6年能登半島地震」により、お亡くなりになられた方々に、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被災地では、関係機関による、支援活動が行われております。
津山市におきましても、本災害を受け、発災直後から、情報収集に努め、給水派遣や職員応援、義援金 受付窓口設置等の体制構築の準備を行い、さらに被災地への支援体制を強化するため、「津山市令和6年能登半島地震災害復旧支援本部」を1月4日に設置いたしました。
そして、先週、1月12日には、日本水道協会からの応援要請を受け、被災者の給水支援のため、石川県 穴水町 へ、給水車1台、支援車両1台、職員3名の派遣を行ったところです。
今後においても、関係機関からの要請に対し、物資や人的支援等、速やかに対応してまいります。
また、1月5日に義援金の受付窓口(本庁・支所出張所の5カ所)を設置しております。
受け付けました義援金は、日本赤十字社を通じて、全額を被災地へ送付させていただきます。
皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。
さて、今月7日には、「二十歳を祝う会」を開催いたしました。
20歳を迎えた若さあふれる皆様をはじめ、住民の皆様方が「ふるさと津山」に愛着を持ち、住み続けたいと感じる便利で快適なまちづくりに向け、「津山市スマートシティ構想」、「津山まちじゅう博物館構想」、「公民連携による活性型行革」など、本年も、さまざまな施策に取り組んでまいります。
 

1 住民税非課税世帯臨時特別給付金(追加)給付事業の進捗状況と今後の予定について

本事業は、物価高騰の負担感が大きい低所得世帯の負担を軽減するために、国の交付金を活用し、特別給付金を支給する事業であり、12月1日に本市に住民登録があって、令和5年度の住民税が非課税である世帯のうち、対象の約12,000世帯へ、1世帯当たり7万円を支給するものです。
このうち、過去に給付金の支給実績があって、本市で口座情報が確認できる10,354世帯について、12月27日付で指定口座への入金が完了したところでございます。
新たに転入された世帯など、口座情報が不明な世帯等につきましては、申請による手続きをしていただくこととなり、該当と思われる世帯には、1月22日付で案内文書を送付させていただく予定で準備を進めております。
 

2 子ども医療費公費負担制度について

これまで、「通院・入院」ともに、中学校卒業までの子どもの医療費自己負担分を無償としておりましたが、今月(令和6年1月受診分)から、無償化の対象を高校生までに拡大しました。
子育てに係る「経済的な負担」を軽減するとともに、子どもがいつでも、安心して医療機関を受診できる機会を保障し、子育て支援の一層の充実を図ってまいります。
記者会見の様子

 

3 「つやまポータル」の運用開始について

「つやまポータル」は、津山市スマートシティ構想の目指す姿のひとつとして、行政サービスの一環として取り組む、地域の情報を提供するWebサイトサービスです。
昨年6月より構築を進めてきたもので、スマートフォンなどでご利用いただけるようになります。
このサイトでは、アカウント登録をすることで、行政情報や市内のイベント情報・街の情報など、個人が知りたいことに応じた情報が優先的に表示されるほか、リアクションやコメント機能によって、住民の方と双方向でコミュニケーションがとることができ、より住民の皆さまのご意見を市政に反映していけるものと考えております。
また、同様に構築を進めてまいりました、来庁不要で手続きができる「電子申請」や、待ち時間が少なくて済む「書かない窓口」などのオンライン行政サービスも、つやまポータルからご利用いただけるようになります。
まずは、住民の皆さまに身近な住民票など、4課27種類の手続等からスタートさせます。
本サイトの特徴としましては、データ連携基盤を通じて、既にご利用いただいている母子健康手帳アプリの画面へも、つやまポータルの情報を配信できるなど、様々なアプリやサービスとの連携ができる点であり、県内の自治体では、サービスをつなげて提供できる、初の市民ポータルサイトになると考えています。
運用開始は来月2月1日から。まずは、簡単で便利なサービスを住民の皆さまに身近に実感していただきますとともに、今後も、様々なサービスを増やしてまいりたいと考えておりますので、ぜひ、スマートフォン等でご登録、ご利用いただきたいと思います。
ポータルサイトの詳細を説明
 

4 つやま和牛「輸出実証事業」について

津山地域で生まれ育った「つやま和牛」のブランド化を推進する中、この度、実証事業として、香港への輸出を開始します。
「つやま和牛」の海外への輸出は、今回が初となります。
本事業は、「つやま和牛」を通じ「津山の食肉文化」を世界へ発信することにより知名度(ブランド力)の向上を図ること、アフターコロナを見据えたインバウンド(台湾、香港等)の掘り起こしを行うこと、そして、つやま和牛の需要の拡大を図り、持続可能な生産体制を構築することを目的としております。
第一弾としては、「つやま和牛」の銘柄で、明後日17日に出荷が予定されており、同事業のコーディネートを行う事業者においては、多様な広報媒体を活用し、「つやま和牛」のブランド化の確立を行いたいとの意向を聞いております。
本市としては、海外市場にも販路を見出し、つやま和牛の更なるブランド力向上に繋げて行きたいと考えております。
 

5 新修津山市史 通史編『自然風土・原始・古代』刊行について

平成25年度から編さんに着手している新修津山市史については、通史編6巻と資料編4巻で構成しますが、平成30年発刊の別巻『つやまの民話』、令和2年発刊の資料編『考古』、令和4年刊行の資料編『古代・中世』に続きまして、このたび、通史編『自然風土・原始・古代』を刊行いたしました。
新修 津山市史は、平成の市町村合併後の津山市全域を対象とするもので、通史編としては初の刊行となります。
本日1月15日から、津山郷土博物館と市内書店などで販売を開始します。
本書は、私たちが暮らす美作地域の成り立ち、特色、歴史的環境や有史以前の人々の営み、そして和銅6年(713)の美作国の成立に始まるこんにちの津山の原点ともいえることがらをまとめた一冊です。
ぜひ、多くの方に手に取っていただき、郷土の歴史を知るよすがとして、幅広くご活用いただければと存じます。
 

6 大谷翔平選手のグローブ寄贈について(教育長)

全国的に報道もされておりますが、アメリカ・メジャーリーグロサンゼルスドジャースの大谷翔平選手から、野球を楽しんでもらおうと、全国の小学校へ野球用グローブが寄贈されます。
本市においても、このグローブが到着しましたので、1月16日に市内の小学校へ配付します。
また、今回の寄贈に合わせて、事業者から市内27小学校にキャッチボール専用球の寄贈もありましたので、東小学校で伝達式を行います。
伝達式では、グローブの披露や大谷選手の寄贈の主旨を児童に伝えるほか、届いたグローブとボールを使って、代表児童にキャッチボールをしてもらう予定としています。
子どもたちのために寄贈していただけることに感謝するとともに、今回の寄贈が、野球をはじめ、様々な運動を子どもたちが行うきっかけとなり、健やかな心身の育成につながっていくことを期待しています。
教育長が説明

寄贈を受けたグローブ

この情報に関する問い合わせ先

津山市 秘書広報室(広報)
  • 直通電話0868-32-2029
  • ファックス0868-32-2152
  • 〒708-8501岡山県津山市山北520
  • Eメールkouhou@city.tsuyama.lg.jp