津山市

令和５年６月８日（木曜日）、「企業のためのインターンシップセミナー」を開催しました。

インターンシップは、企業にとっては自社の魅力を知ってもらうとともに、意欲の高い人材の確保に繋がり、学生にとっても将来を考える上で貴重な経験となる取組であり、年々、その重要性が増してきています。

そのような状況の中、当セミナーでは、インターンシップマッチングサイト「アッテミー」運営の取組が『Japan Challenge Gate2020 全国ビジネスプランコンテスト』で1位の経済産業大臣賞を受賞されるなど、多くの功績を納められている株式会社アッテミーのコーディネーターである伊藤 麻衣子 氏を講師に迎え、地域企業１０社の採用担当者に対し、「Z世代（1996年から2015年に生まれた世代）・コロナ世代の若者を取り巻く状況」や「採用の課題」などについて講義いただき、効果的なインターンシッププログラムを作成するワークショップなどを実施しました。
 

講義では、「将来が見えない時代に生きているので、安定よりも“自らが成長できるところ”を選ぶ傾向がある」など最近の学生の考え方や動向、インターンシップの目的や効果的なプログラムについてお話しいただき、参加者は熱心に聞き入っていました。



株式会社 ワードシステム様、株式会社 アークコンサルタント様に、自社のインターンシッププログラムについてご紹介いただきました。



ワークショップでは、「なぜ若者を採用し、定着してもらう必要があるのか」、「若者の採用・定着での課題は何か」、「インターンシップを実施する目的は？」、「そのために工夫していること」などについて真剣に考え、その内容をグループで共有・情報交換しました。


ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
アンケート結果でも、セミナーの内容について、「Z世代の理解が足りていなかった」、「プログラムを新しい視点で考えられるようになった」など、新たな気づきを得られたという回答が多く、満足度が高かったことが分かりました。

～参加者アンケート（一部抜粋）～
・具体例を交えて説明していただき、わかりやすかった。
・ターゲットの学生を明確にすること、フィードバックの大切さを理解できました。
・ディスカッションもあり、他社のことを知れて良かった。
・初めてインターンシップを検討しており、ゼロからのスタートで不安を抱えていましたが、講義を受けたことで会社本位ではなく学生にとっても良いもの
　ができそうです。