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第8回審議会の様子


 

日時 平成27年10月26日(月曜日)13時30分から

場所 津山市役所 全員協議会室 
 

本日の第8回審議会は、新展開です。基本計画の諮問が市長からなされ、3つの分科会に分かれての審議となります。


 

会議資料

 01 レジュメ[4KB PDFファイル]
 02 配席表[7KB PDFファイル]
 03 審議会・分科会のスケジュール[7KB PDFファイル]
 04 基本計画に対する意見・考え方提出表[4KB PDFファイル] 

資料1 進学や就職に関するアンケート調査結果報告書[919KB PDFファイル]

資料2 基本計画(諮問)
 01 基本計画諮問書[3KB PDFファイル]
 02 基本計画 表紙・体系図[17KB PDFファイル]
  開花プログラムⅠ 子育て環境の充実と人と文化を育むまちづくり[427KB PDFファイル]
  開花プログラムⅡ 健やかで安心できる支え合いのまちづくり[237KB PDFファイル]
  開花プログラムⅢ 雇用の創出とにぎわいのあるまちづくり[281KB PDFファイル]
  開花プログラムⅣ 豊かな自然環境の保全と快適に暮らせるまちづくり[219KB PDFファイル]
  開花プログラムⅤ 災害への備えと都市機能の充実したまちづくり[299KB PDFファイル]
  開花プログラムの推進方策[105KB PDFファイル] 


資料3 分科会別 審議会委員名簿[8KB PDFファイル]
 

基本計画の諮問・市長あいさつ

さくら 市長から、審議会に対して基本計画の諮問が行われてるみたいだよ。
鶴 丸 基本構想が9月市議会で議決されたことを受けて、さらに具体的な計画を審議会で審議してもらうんだね。

(市長あいさつ)

  昨年の10月より、ご審議いただいている第5次総合計画ですが、9月市議会において、基本構想の議決を受けることができました。第5次総合計画は、市民一人ひとりが、夢と希望を持って、それぞれの思いを実現できるまちを作っていきたいと考え、10年後には、彩り豊かな花が咲き誇るまちとなることをイメージし、津山開花宣言としたところです。
 本市の、めざすまちの姿と、そのための5つの開花プログラム及び推進方策を柱にしながら、本日より、基本計画の審議をお願いしたいと考えております。基本計画の策定に当たっては、今年1月から各種懇談会において地域の皆様方からいただいたご意見をもとに、本市の現状や課題を踏まえ、基本方針、施策の方向と主な取り組みを体系的に分かりやすく示しています。計画策定のために実施したまちづくり調査の結果を各施策の満足度指標として明記し、この指標をもとに、今後、10年間の総合計画の取組の中で、市民の満足度を向上させていきたいと考えています。
 それぞれに示している施策や事業の方向性については、ご審議いただいた基本構想をもとに、人口減少社会への挑戦、特色ある地域資源を生かし、活力と住みやすさを感じられるまちの創生、市民の声、考えをお聞きしながら、市民と一緒になって行う、共創・協働のまちづくりを念頭に、策定したところでございます。
 本日から、委員の皆さんには、各分野の分科会に分かれていただき、ご審議いただくこととなりますが、色々な立場から、活発なご意見を賜りたいと思います。
 よろしくお願いいたします。


さくら 基本計画がいいものになるようがんばらないとね。
鶴 丸 審議会での協議が楽しみだよ(^^)


 

報告事項 (1)進学や就職に関するアンケート調査結果報告について

さくら 基本計画の審議の前に、報告事項があるみたいだね。
鶴 丸 前回の審議会等で意見が出ていた、若者からの意見の集約等について事務局から報告があるみたいだよ。


  資料1 進学や就職に関するアンケート調査結果報告書[919KB PDFファイル]


(事務局)
 資料1をご覧ください。
 このアンケートは、27年7月に総合戦略を策定するにあたり行った調査です。これからの社会を担う高校生、大学生から考えや思いを聞くことで、人口の社会減対策として有効な若者の市内就職施策の方向性を見出すために実施しております。回収率は、市内高校生1,395 通配付し回収率96.0%、高専生・大学生については995 通配付し回収率91.7%、となっております。
 将来希望する職種、「しごと」を考えるうえで最も重視するもの、進学を希望(予定)する地域とその理由、卒業後の津山での就職、津山に帰りたい・住みたいか、津山に不足しているあるいは不満に思うもの、などについてお聞きしております。
 概略として、高校生の就職希望者は、将来は津山に帰りたい意向を持っていることや、進学希望者は、大都市ほど津山に帰りたい・住みたいと思う学生が少なくなっていることが表れた結果となっています。また、大学や高専については、元々出身地が市外(県外)が多いことから、就職、進学ともに津山に帰りたい、住みたいという意向は低くなっています。
 詳細については、さらに資料をご覧ください。 


(委 員)
 これは、津山に在住している学生へのアンケートですか?

(事務局)
 市内の学校に在学している学生を対象としています。

(委 員)
 津山から出た大学生には、アンケートをとっていませんか?

(事務局)
 申し訳ありませんが、とっていません。

(委 員)
 現状で、津山の高校を卒業して大学に進学し、戻ってきて就職している人数は把握していますか?


(事務局)
 後ほどご報告します。

(委 員)
 アンケートの回答方法は、記入式か選択式ですか?

(事務局)
 選択式です。

(委 員)
 希望する職種について、高校生だと、まだどんな職種があるかよくわからないと思うので、選択式では分かりにくかったのではないかと思います。

(事務局)
 先ほどの松田委員の質問ですが、高校生も含めたもので、新規学卒者の地域内就職者数は、平成26年度実績で594人です。

(委 員)
 高校生が大勢を占めていますか?
(委 員)
 美作大学では、毎年70名から80名が津山周辺に就職しています。全体の概ね3分の1で、地元出身者はほとんど地元に就職しています。保育士や看護師、社会福祉士など、地元の生活を支える人材を育成しています。遠方から来ている学生も多いのですが、これは学校経営上必要なことと認識しています。そういった学生らは、出身地に戻って就職したいという希望を、本人も、親も、高校の先生も、持っています。どこの出身であれ、地元に帰って、地元の生活を支える人材を育成しているので、そういった結果となることを、ご理解いただきたいと思います。
(委 員)
 医療・福祉の人材確保は非常に厳しいものがあります。多くの学生がなぜ津山に残らないのか?医療と福祉では違うのか?など分析をしていますか?看護師不足が続いていますが、流出している人が多いのか、それとも、医療より福祉を希望者する人が多いのか、などそういったことが見極められる資料があればありがたい。

(事務局)
 総合戦略を策定する際にも、津山市の医療・福祉関係で、どういった職種が、希望は高いが就職は少ないというミスマッチが起きているか、といった分析はしたと聞いています。
一般的に津山市内では看護師、介護士が不足していると言われているが、学生はそういう仕事に就きたいという希望が多いことから、今後、マッチングに取り組んでいく必要があると認識しています。
(会 長)
 先ほどご指摘があったように、高校生などでは、仕事についてまだよく分かっていないので、市内にこんな仕事があるということを、伝えていく必要もあると思います。

(事務局)
 先ほどの委員の質問への回答の594人の内訳だが、圏域内の7高校から342人、大学・短大が252人です。(事務局) 

 



 



 

協議事項(1)津山市第5次総合計画基本計画(案)について

さくら さぁ、これからは、基本計画の本格的な審議となるよ。
鶴 丸 基本計画は、分野が広範囲にわたっているから、前回の審議会でも言っていたとおり、3つの分科会に分かれて協議するんだね。



(事務局)
 それでは、資料2をご覧いただきながら、説明を行います。
 基本計画については、
基本構想に掲げる各プログラムの方向性を具体化し、各分野の施策の方針や取り組みを体系的に示すものとなります。
今回の基本計画では、6つのプログラムに掲げられた方向性を具体化するため、各プログラムを51の施策の方針に体系化し、具体的な内容を示しております。

 プログラムごとの詳細な内容につきましては、ここでは、基本的な考え方、主な取り組みの方針について説明をさせていただきます。



開花プログラムⅠ 子育て環境の充実と人と文化を育むまちづくり[427KB PDFファイル]

 開花
プログラムⅠは、4つの中分類、14の小分類を設け、子育て、教育、生涯学習分野で、「子育て環境の充実と人と文化を育むまちづくり」を進めます。
 
妊娠を望みながら子どもに恵まれない親に対しての支援、子どもの貧困対策、子育てと仕事の両立に向けた支援体制の充実等の課題への対応に努めていきます。妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援の提供や、子育ての相談体制や情報提供の充実、子育て広場や一時預かりの拠点をまちなかに整備するとともに、3人目以降の保育料を無料にするなど子育て支援体制の充実を図っていきます。
 教育では、不登校やいじめなどの問題への対応をはじめ、家庭や地域の教育力の充実に対する一層の取り組みが求められています。また、全国学力・学習状況調査において、本市の平均が全国平均を下回る結果となっており、確かな学力の向上の取り組みを進めていかなければなりません。
 落ち着いた学習環境の下で勉強できる環境をつくるため、学校、家庭、地域が一体となって支援する取り組みを進めながら、教育の充実を図っていきます。


開花プログラムⅡ 健やかで安心できる支え合いのまちづくり[237KB PDFファイル]

 プログラムⅡは、3つの中分類、9つの小分類を設け、福祉、医療、健康、人権、地域活動分野で「健やか安心できる支え合いのまちづくり」を進めます。
 きめ細かな医療サービスを受けられるよう、地域医療、救急医療体制の充実と、健康寿命の延伸をめざし、疾病予防とからだとこころの健康づくりに取り組みます。高齢者や障害者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう地域福祉活動を推進していきます。高齢化が進む中、高齢者が地域で安心して生活できるよう、地域全体で支え合う仕組みづくりや居場所づくりに取組むとともに、生きがいを持って暮らせる環境づくり、また、介護保険事業の充実を図ります。
 また、すべての市民の人権が尊重され、男女共同参画意識の醸成が図られる環境づくりを進めるとともに、地域の活動や課題解決に市民が主体的に参画できるように、町内会などのコミュニティ活動の推進や住民自治協議会の設立など、地域活動を支援し、地域力の強化を図ります。


開花プログラムⅢ 雇用の創出とにぎわいのあるまちづくり[281KB PDFファイル]

 プログラム3は、3つの中分類、8つの小分類により、産業経済、雇用、観光分野の「雇用の創出と賑わいのあるまちづくり」を進めます。
  農林業についてですが、地場産食材の地産地消を進めるとともに、農産物に付加価値をつけるなど6次産業化を進めます。林業においても「美作桧」をブランド化させ海外への販路拡大を促進するなどの取組みを柱に、稼ぐ力を視野に入れた農林業の再生を図っていきたいと考えております。
 ものづくりでは、本年4月に設立した「つやま産業支援センター」を中心に津山地域の特色を活かしたものづくりを進め、販路拡大、新製品開発などの企業支援の展開を考えています。
 中心市街地の活性化を図るため、空き店舗対策に取組むとともに、新しいビジネスモデルの構築を図るためシェアオフィス等を整備するなど商業振興とまちなかのにぎわい創出に取り組みます。
 企業誘致を進め、雇用確保を図り、IJUターンの促進に合わせた若者雇用の促進に取り組みます。
 また交流人口の増加を図るため、観光資源の魅力アップに取組み市内の回遊性の促進を図り、あわせて効果的な情報発信に取り組みます。


開花プログラムⅣ 豊かな自然環境の保全と快適に暮らせるまちづくり[219KB PDFファイル]

 プログラム4は、2つの中分類、6つの小分類により生活環境、低炭素、公園、上下水道の「豊かな自然環境の保全と快適に暮らせるまちづくり」を進めます。
 
 豊かな自然環境を守る中で、持続可能な低炭素都市つやまをめざし、太陽光発電などの再生可能エネルギーの活用推進を図ります。12月に稼働予定の圏域クリーンセンターにより安定的なごみ処理を行うとともに、青空リサイルクル等によるごみの減量化と資源化を進めます。空き家の適正管理の推進を図り生活環境の保全や美しいまちづくりにむけた取組みを行います。また誰もが快適に利用できるように公園整備を進めます。
また上下水道の整備を図り、安全な水の供給と良質な生活環境の保全を進めます。


開花プログラムⅤ 災害への備えと都市機能の充実したまちづくり[299KB PDFファイル]


 プログラム5は、3つの中分類、10の小分類により都市基盤、交通施策、防犯防災分野の「災害への備えと都市機能の充実したまちづくり」を進めます。

 都市機能の集積と良好な居住環境の整備、交通ネットワークの整備によりコンパクトなまちづくりを進め、県北中心都市として拠点性を高めます。旧町村地域などに生活拠点や小さな拠点を形成し、地域の生活を支えるとともに、農林業の振興や自然景観の保全に努めます。
 津山駅周辺整備を図り、交通結節点としての機能強化とバリアフリー化を支援します。また広域道路網の整備、生活道路の整備を進めるとともに公共交通の利便性向上にむけた再編整備に取組みます。
歴史文化を感じるまちづくりを進める中で、景観にも配慮しながら、城跡周辺地区や城東・城西地区の町並みを整備していきます。また、建築物の耐震化の促進や自主防災組織の育成強化、治山治水対策の推進など災害予防にも取組み災害に強いまちづくりを進めます。
 防犯対策と交通安全対策、演習場対策にも取組み安全安心に暮らせるまちづくりを目指します。


開花プログラムの推進方策[105KB PDFファイル] 

 開花プログラムの推進方策は2つの中分類、4つの小分類により、全体的な施策の推進を進めていきます。
 

 以上、各分野における主な施策の方向を説明いたしました。分科会においては、それぞれの開花プログラムごとに審議をいただくことになりますのでよろしくお願いします。
また、他の分科会への意見については、
04 基本計画に対する意見・考え方提出表[4KB PDFファイル] にて、11月6日(金)までに政策調整室まで提出をお願いします。 


(会 長)
 それでは、さらに詳細な説明については、この後の分科会で行います。本日の分科会は説明のみで、次の分科会から質問と協議という流れにしたいと思います。
 それぞれ別室の分科会へ移動してください。



さくら みさなさん、分科会に分かれて基本計画の説明を受けるみたいです。
鶴 丸 各分科会は本日を入れて3回開催する予定となっているね。委員さんは短期間の審議だから大変だけど頑張って!


 

分科会について

 
 資料3 分科会別 審議会委員名簿[8KB PDFファイル]


 第1分科会 第1委員会室 審議対象分野 開花プログラムⅠ、Ⅱ
 第2分科会 第2委員会室 審議対象分野 開花プログラムⅢ、Ⅳ
 第3分科会 第3委員会室 審議対象分野 開花プログラムⅤ、推進方策


 
 各分科会にて、開花プログラムの詳細な説明を行いました。次回の分科会にて質問・協議がなされます。


 

その他

(1)今後のスケジュールについて
 
  03 審議会・分科会のスケジュール[7KB PDFファイル]

 

    
  
今後のスケジュールについて説明し了承。
  


(2)次回開催日について
   〇審議会
    次回 平成27年11月24日(火曜日)15時から17時
    場所は津山市役所 大会議室になります。 
    〇分科会
    上記のスケジュールを確認してください。   

6.閉    会



鶴丸さくら  委員の皆さん、基本計画の審議大変おつかれさまでした!今後もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

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この情報に関する問い合わせ先

津山市 みらいビジョン戦略室