広報調査特別委員会委員の編集雑感 

  

72 号雑感 編集を終えての感想など


                                                     

「市議会報告・リニューアルした紙面」 末永弘之

 暑中お見舞い申し上げますと言いましても、市議会だより72号が市民の皆さんに届くのは、8月のお盆前後ですから、「残暑お見舞い」ということにもなりますが、この編集後記も、8月のお盆前後にはアップされると思います。

 さて、前回の71号から紙面を大幅にリニューアルしました。市民の方からは「見やすくなった」という感想をいただいた一方で「2色刷りは特に必要ないのではないか」というご意見や、いくつかのご感想をいただきました。ありがとうございます。

 市民に親しまれる紙面をどのようにして作るかということと、一見して、いわゆる手にしてみて、「中身を読んでみようか」という気持ちになってもらうということ、この2つのことを念頭におきましてのリニューアルです。更なる市民の皆さんからのご感想をお願いします。

 今回は、議員の質問コーナーを、見てよりわかりやすいものにしたいとのねらいで、文字を少なくして、質疑の様子をシンプルに作成してみました。

 このホームページから、市議会だよりのコーナーでごらんください。

  議会だより のところで見られます。9ページから15ページまでが、議員の一般質問の模様です。よろしくお願いします。

 

 

「国の農政改革に賛否両論」 秋久憲司

 請願の取り扱いで意見が分かれました。「自給率の向上を最優先した農政改革を求める請願」で、産業委員会の審査結果は、「今回の農政改革の法案はすでに国会で可決され、請願は国の政策を元に戻すことになる」とのことで、不採択。請願の主旨は「農政改革は自給率の向上を最優先にし、現行の価格保証と所得補償を組み合わせた政策を求める」との内容。「今回の農政改革によって農業所得がどうなるのか心配」との声もあり本会議では、農業問題で意見が分かれる異例の表決で賛否がほぼ同数となりましたが、産業委員会の審査結果のとおり請願は不採択となりました。

 

 

「人口減少を見据えたまちづくりを」 黒見節子

 6月議会で市長2期目の所信表明が出されました。3月議会で提出された「津山市成長戦略」とともに、これからの少子高齢・人口減少時代に対応した政策づくりが必要です。

 

 

「美術館について」 吉田耕造

 「津山市成長戦略」の取り組みと「さらなる行財政改革」を行い市政運営を行っていくと宮地市政2期目の所信表明(指針)が述べられた6月議会でした。まず、私が注目したのは選挙戦で有権者の方に約束した政策がどれくらい所信に盛り込まれているかでは。

  1. 産業振興と雇用の創出を図るために、「(仮称)つやま産業支援センター」を設置する
  2. 城下と城東・城西地区を整備し、交流人口のアップを図る
  3. 「津山市美術館構想審議会」を設置し、美術館のあり方を検討する

 私は産業振興と雇用の創出は永遠の課題であり、津山市だけで答えが出る問題ではないと考えます。もちろん、津山市の歴史資産で多くの観光客を誘致していくことに異を唱えるものではありません。しっかりと対応してもらいたいと思います。

 所信表明の目玉は「津山市美術館構想審議会」ではないでしょうか。

 岡山県には大原美術館、県立美術館、成羽美術館などが現存しています。規模は、場所は、展示物は、なぜ今美術館なのかなど、多くの財源と夢が語られようとしています。

 

 

 

72号雑感 編集後記の解説など


 

「つやま市議会だよりのページへ ようこそ!」 安東伸昭

 インターネットの利用は、総務省発行の情報通信白書によりますと岡山県全域で6歳以上の利用率は80%となっております。津山市の6歳以上の人口におきかえると約8万人となります。多くの方に市議会のホームページを通じて議会だよりを読んでいただきたいと願っています。

  

 

「期待されすぎ!?第5次総合計画」 竹内靖人

 新たなまちづくり、成長戦略の策定がすすめられています。総合計画とともに、まちの将来を占うともいえるものです。夢や夢。様々な思いを総花的に百花繚乱を望むのはいかがなものかと考えるところです。