寒さと健康について

寒さと健康について ・・・津山市役所 勝北支所 福祉健康課 保健師
このところ、例年より比較的暖かく、過ごしやすい日が続いていますが、一般的には12月から2月ごろまでは、1年で一番寒いときです。
寒さは、人間の体に様々な悪い影響を与えますが、とくに、皮膚や呼吸器に強い刺激となり、ストレスとして作用します。それによって、血圧上昇、心筋梗塞、脳卒中、とくに乳幼児や高齢者は風邪や肺炎を起こしやすくなります。また、脳梗塞の発症は年間を通じて夏と冬が多くなっています。
この季節を、健康で快適に過ごすには、どうすれば良いのでしょうか。
快適に過ごすためには…
○適度な室温と湿度を保つ
・若い人に比べ、高齢者はやや高めの室温にしましょう。
・女性の最適温度は男性より1から2℃高めといわれています。
・乳児が快適かどうかは、あごの下に手を入れてみましょう。汗ばんでいたら暖かすぎです。
・室内空気の乾燥に注意しましょう。最適湿度は60%前後です。
・部屋を閉め切らず、ときどき窓を開けて新鮮な空気を入れましょう。
○一般的な部屋別最適温度の目安

○こんなことにも気をつけましょう
・暖房のし過ぎは体の抵抗力を下げ、かえって風邪をひきやすくなります。
・寒いトイレや浴室は、脳卒中、心筋梗塞の原因になるので、室温との温度差をできるだけ小さくしましょ う。特に高齢者は注意しましょう。
(例:暖房器を置く。上着を1枚はおる。入浴前に風呂のふたを開け、浴室内に湯気をたたせておくなど)
・ウォーキングやストレッチなど、適度な運動を心がけましょう。

・首周りや袖のあかない服装を心がけ、また、下半身も冷やさないようにしましょう。
・省エネで快適暖房を心がけましょう。
○体の芯からあたたまる食事を
・冬野菜(大根、かぶ、ねぎ、れんこん、ほうれん草、ブロッコリーなど)は、体をあたためま す。たんぱく質やビタミン類もバランスよくとりましょう。鍋物、煮物などがおすすめです。生野菜は体を冷やします。
・温かくした飲み物を飲んで、水分摂取にも気をつけましょう。
寒いこの季節は、とくに乳幼児や高齢者、妊婦さんといった肉体的に弱い人ほど、1日のうち室内にいることが多くなります。室内の温度、湿度をこまめにチェックして、体に負担をかけない快適な室内環境を心がけましょう。
また、外出時は防寒対策を十分にし、できれば人混みを避け、出かけるときにはマスクをして、外出先から帰ったらうがい、手洗いを十分行い、この冬を元気に乗り切りましょう。



